どうも、今回は小池知事について。
私は小池知事を支持しません。
その最大の理由が歴史認識です。
「<小池知事 会見ファイル>30日発言 朝鮮人虐殺の史実に「さまざまな研究があるということ」」(https://www.tokyo-np.co.jp/article/351181)
関東大震災直後、差別感情に基づくデマが原因で虐殺された朝鮮人犠牲者を追悼する9月1日の式典。
実行委員会は小池知事に対して、あらためて追悼文の送付を求めました。
歴代の知事が送っていた追悼文を、小池は取り止めています。
さまざまな研究があると小池は述べていますが、歴史的事実は確定しています。
以下は昨年の記事。
「関東大震災の朝鮮人虐殺にどう向き合うか 東大・外村教授に聞く「事実として語り継ぐ」 小池知事の追悼文不送付は…」(https://www.tokyo-np.co.jp/article/271013)
「虐殺については、証言も資料もあって、歴史の教科書にももちろん書かれている。都が出している「東京100年史」、政府の防災対策会議の報告書にも(記述が)ある。「本当に全然知りませんでした」という人には資料を見せればいい」
「朝鮮人虐殺についても、「これが事実です」「人数についてはよく分からないところもあります」と、聞かれたらそう答えればいい。その上で、行政のトップには歴史否定的なデマは違うんだということを、メッセージや行動で示して欲しい。事実を事実として、国民は語り継がなければならない」
さまざまな研究というのは、犠牲者数について諸説あるとか、軍隊や警察の関与がどの程度だったかという点であって、虐殺を否定するものはありません。
小池知事がやっていることは歴史否定・歴史修正で、ホロコースト否定するネオナチと同じですよ。
自国の負の歴史と向き合う強さを、小池さんには持ってもらいたいですねえ。
プロ野球の始球式よりも重要なことですよ。