ファイプロとプロレスと私

私のプロレス観

どうも、今回の記事では私のプロレス観について述べたいと思います。

プロレスへの考えや好みは、人それぞれでしょう。真剣勝負のスポーツか、それともエンターテインメントか、それも解釈は人それぞれ。私はそういった多様性をあるところがプロレスの魅力だと考えています。

正直いうと、上記は建前です。私は、プロレスファンになった当初、プロレスは最強の格闘技でありレスラーは常に強くあるべきと信じていました。そして今も、プロレスは真剣勝負であると考えようとしています。

私がプロレスに興味を持ったきっかけは、現実のプロレスではなくファイプロなどの作品でした。当時は、インターネットはまだそれほど普及しておらず、またゴールデンタイムでのプロレス放送もなかったので、現在のように手軽にプロレスを観ることはできない時代でした。

そんなこともあり、動いているレスラーを見られるのは主にプロレスゲームの中でした。ゲームなので、当然、アングルやブックといったものはありません。試合は全てガチンコです。まあ、今、冷静に考えてみると、とんでもない試合ばかりしてましたね。連続して繰り返される大技、場外への飛び技での自爆…死者が後を絶たないでしょう。

時が流れ、試合の映像を観たり、実際に観戦に行ったりする中で、ゲームの中でのプロレスは現実のプロレスとは乖離があることにようやく気がつきました。総合格闘技の台頭もあり、プロレスのあり方が業界として問われている時代でもありました。

 

プロレスファンとして、私に残された選択肢は以下の通りでした。

⑴プロレスはエンターテインメントであり、ブックの存在を認めた上でプロレスファンを続ける

⑵あくまで真剣勝負と解釈する

⑶観客との真剣勝負と解釈する

⑷エンターテインメントの中に真剣勝負があるとする

 

一見、⑷が良さそうに思えますね。柔軟な考え方です。私も⑷の考えに、傾倒した時期がありました。どこまでが筋書きか、どこからが真剣勝負か、その境界がわからないようなプロレスが良いと考えていました。⑴はWWEなんかがブックの存在を認めてますから、そういう意見もありでしょう。⑶は、たまに見かける考えですね。観客を満足させるかどうかの勝負、という考えです。

⑵を現在、支持する人は少数派でしょう。真剣勝負なら総合格闘技があるじゃないかと言われてしまうとどうしても弱いですから。

試合を1つずつみていくと、どうしても⑵には無理がでてきます。プロレスのファンでない知人が言っていたのですが、避けられる技を避けないのが不自然だとか、50歳を過ぎたレスラーが若いレスラーと互角に闘えるのはおかしいだとか、そういう感じの意見をくれました。

そこで、ほとんど屁理屈ですが、プロレスを真剣勝負だとする根拠を次回の記事で述べたいと思います。

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