どうも、今日はキックボクシングの試合がありますね。那須川選手と武尊選手、どちらが勝つでしょうか。
さて、今日は父の日でもありますね。ということで、親ガチャについての話を。
最近、親ガチャという言葉を見かけることが多くなりました。昨日の記事で、こんなのがありましたよ。
毎日新聞「昼は大学、夜はキャバクラ「期待するだけ無駄」格差に苦しむ女性」(https://mainichi.jp/articles/20220616/k00/00m/010/134000c)
貧困家庭出身の若い女性が生活に困窮し、心身ともにボロボロ。
本人の努力だけでは、どうあがいても打開できない。
そこで、生まれを選べないことをゲームのガチャに例えた「親ガチャ」という言葉が広がったとのことです。
個人的に、「親ガチャ」という言葉は、間違いとは言えないと思いますが。
ただ、より正確に表現するなら「国ガチャ」か「政府ガチャ」とすべきでは?と思いますね。
学費が高いのも、母子家庭の貧困も、政策の失敗が原因として大きいですから。
欧州の先進諸国では、仮に「親ガチャ」で恵まれなかったとしても、教育を受けられ貧困に陥るリスクも少ない。学費がタダで労働条件も良いからですよ。
「教育への公的支出、日本は38か国中37位…OECD調査」(https://resemom.jp/article/2020/09/09/58029.html)
経済開発協力機構に加盟している国の中で、日本は教育への公的支出は38カ国中37位だそうです。
公的補助が少ない分は、各家庭の負担として重くのしかかってきます。
「日本の最低賃金「メキシコ並み」OECD25位の衝撃」(https://toyokeizai.net/articles/-/363475)
経済開発協力機構に加盟国で、日本の最低賃金は25位。
先進諸国の中ではダントツの低さ。
ガチャならハズレの中のハズレですな。
出生数減少は、当然の帰結というか。
まあ、こんな国に生まれてくる子どもが不憫というか。
こんな国にしたヤツ、出てこいや!と思いますよ。
冒頭で紹介した貧困家庭の女性が「政治に期待できない」と記事で述べてましたが。
期待はしなくても良いが、なんとか関心は持ってくれと言いたいですね。
無関心になると状況は悪化するばかりですから。