自己免疫性溶血性貧血と橋本病

☆自己免疫性溶血性貧血とは☆

　　　身体の免疫系によって、赤血球の形成が妨害されたり、

　　　赤血球の凝集が引き起こされたりする病態の事をいいます。

　　　自己免疫性溶血性貧血は慢性リンパ性白血病の患者さんに発生することがあります。







☆橋本病☆

　　　　１９１２年　外科医　橋本策（１８８１～１９３４）より報告された病気です。

　　　　甲状腺腫（腫とは腫れて肥大しているという意）を主な症状とする自己免疫性疾患です。

　　　　甲状腺の組織は炎症を起こしています。

　　　　食事からのヨウ素摂取不足や他の病態が原因で生じ、

　　　　男女比は１対４で女性に多く、３０～５０歳代に多く発症します。

　　　　

◇◇◇　大阪の西中島で、腰痛・肩こり・骨盤矯正　治療歴20年　◇◇◇


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大阪市淀川区西中島4－4－25　フルーレ新大阪606
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Ⅱ型アレルギーとは

　　　普通は体の外から入ってきた抗原に対して抗体ができてしまうのですが、

　　　このアレルギーは抗原抗体反応が自分自身の体の細胞に反応し、

　　　IgGというタイプの免疫グロブリンがつくられ、

　　　自分の体内にある赤血球などの細胞を破壊する反応です。


　　　このため「細胞障害型アレルギー」とも呼ばれています。


　　　
代表的な疾患として……

　　　　　B型肝炎やC肝炎などのウイルス性肝炎

　　　　　他には、自己免疫性溶血性貧血（AIHA）・不適合輸血・突発性血小板減少性紫斑病・（ITP）

　　　　　　　　　悪性貧血・リウマチ熱・グッドパスチャー症候群・重症筋無力症

　　　　　　　　　橋本病・円形脱毛症などがあります。

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PIE症候群って?

PIE症候群


　　　　　白血球の中の顆粒を持つ好酸球が増殖して肺浸潤や


　　　　　　　　　　　　ぜんそく発作などの症状を表す病気の事をいいます。






肺浸潤


　　　　　胸部エックス線写真で境界不鮮明な陰影が見られます。


　　　　　　　　　　　これらは、肺結核や肺炎などによって起こります。

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IgE（イムノグロブリンE）って？

　　　アレルゲンに対して働く免疫グロブリンです。


　　　これは哺乳類のみに存在する糖たんぱくの一種です。


　　　IgEといってもアレルゲンと結合する部分はたくさんあり、色々なアレルゲンに対応するように出来ています。


　　　その種類は数えきれないほどあるので、まとめてIU/mlという単位ではかっているのです。



　　　また、IgEには正常値というものはなく標準値というものがあります。

　　　小児の標準値は作成されていませんが、成人では170IU/ml以下という風になっています。



　　　この値が高いとアレルギーがひどい、低いと軽いという事になります。


　　　また、この値はアレルギー症状が治まると下がって来ます。



　　　しかしこの値には正常値というものがないので、

　　　一回きりの検査だけですますのではなく、その経過が大切になってきます。

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アレルギー発生機序での分類

　　　発生機序という方法でアレルギーの種類を分けると、Ⅰ～Ⅴ型に分類されます。

　　　これをクームス分類といいます。




☆Ⅰ型アレルギー☆

　　　これは普通皆さんがアレルギーと呼ぶ代表的なもので、アトピー体質と呼ばれているものです。

　　　まず初めに、身体に抗原（異物）が侵入してくるとIgE（イムノグロブリンE）という抗体がつくられます。

　　　このIgE抗体は皮膚や粘膜にある肥満細胞（マスト細胞）と結びつく性質があり、

　　　次に抗原が侵入してくるとIgE抗体と結びつきヒスタミン・セロトニンを放出し、

　　　血管拡張や血管透過性亢進などが起こり、浮腫・かゆみなどの症状があらわれます。

　　　この反応は抗原が体内に入るとすぐに起こるので「即時型過敏」と呼ばれています。





代表的な疾患としては……

　　　　　じんましん・PIE症候群・食物アレルギー・花粉症・アレルギー性鼻炎

　　　　　気管支ぜんそく・アトピー性皮膚炎・アナフィラシキ―ショックなどがあります。

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