北海道石狩郡に、新篠津村という場所があります。
人口4000名を切る小さな村ですが、
ここがじつに元気!
村の主な産業は農業。
人口の3分の1が農業に従事している純農村地帯。
水田の面積比率の大きい。
水稲作付率は全国2位。
農産物の半分をお米が占めています。
そして、
なんといっても有機農業に力を入れています。
お米も有機のお米。
野菜も有機の野菜。
おいしい作物作りに欠かせないのが土作り。
まちぐるみで土作りをしています。
もうひとつ、
この村のすごいのは、農村福祉を掲げていること。
1975年には特別養護老人ホーム・新篠津福祉園を、
1977年には障がい者の生活施設・新しのつ幸生園を誘致、
住民の福祉を充実させています。
また、
幸生園に通っている生徒さんに農業体験をしてもらい、
社会復帰への足がかりにしています。
地域のみなさんも、あたたかい支援をし、
ファミリーとして家庭に受け入れることもしています。
私たちユメこえは、芸術福祉をめざしています。
そこに、農業もコラボさせていきたいと考えています。
これを、一歩先に実行していたのがこの新篠津村でした。
素晴らしいです。
素晴らしい取り組みです。
地域とともに、
土とともに、
誰もが手をとりあって歩く。
ユメこえの未来を、
この村は見せてくれます。