信州湯めぐり紀行

 信州の日帰り温泉めぐりのお噺あれこれ...

早太郎温泉 こまゆき荘

2013-08-11 | 南信

駒ヶ根高原にある小さな温泉郷早太郎温泉にある宿泊もできる施設。
早太郎温泉というと、こまくさの湯が有名ですが、大田切川を挟んだ向かい側にあります。



パッと見、温泉施設には見えません。
こまくさはいつも混み混みなので、こちらは空いてるか?と思っての立ち寄り。


湯屋


施設の下には大田切川が流れているので、その激しい音が聞こえてきます。



脱衣場も浴室もこじんまりとした作りです。
脱衣場にはロッカーあり。



浴室は、壁で仕切られた洗い場があり、
7~8人入れる内湯があるだけです。



湯温は42度あるかないか…熱くないです。
無色透明で癖のない温泉。
勿論、循環湯です。
湯のあたりは柔らかく、多少ツルスベ感もありますが、
想像するに、新湯の投入量が少ないのでは?と感じました。


窓の向こうに、大田切川にかかる吊り橋が見えます。




が、
500円の入浴料金を考えると、向かいにあるこまくさに入湯するのがよろしいと思います。


住 所:上伊那郡宮田村4751番地75
TEL:0265-81-7117
源泉名:早太郎温泉1・2・3号の混合泉
泉 質:アルカリ性単純温泉
泉 温:27.2度
湧出量:L/分
加 水:加水無し
加 温:あり
還 流:循環
浴 室:内湯
館 内:売店、休憩所
営 業:8時~21時
休館日:第2・4木曜
料 金:500円


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高遠温泉 さくらの湯

2013-07-25 | 南信

桜で有名な高遠にある日帰り入浴施設《さくらの湯》 

高遠は全国的にも知られた桜の名所で、
長野県の方に限らず、全国から多くの方が訪れている歴史のある町です。

小さな城下町の雰囲気を残す町並みを抜けた高台にあります。
高遠町民(現在伊那市)の憩いの場として造られた比較的新しい施設。





下駄箱はオープンです。




玄関あがって右手に行くとロビーや売店があり、その奥に大広間があって食事もできます。



脱衣場

脱衣場は、町の共同浴場の割に広め。
ロッカーあり。


浴室に入ると、正面に、横いっぱいに広がった大きな内湯があり、右手に洗い場があります。
内湯には、ローリングバスと呼んでる寝湯が備えられ、打たせ湯もあります。






洗い場


ローリングバス


右に見えるのが打たせ湯


湯口


さくらの湯の存在は以前から知っていましたが、
実は、それほどの温泉ではないだろう…くらいな気持ちでいました。
が、ここは結構おススメです♪

特に女性には勧めたいですね。
なんせ、お湯がツルツルと言うよりヌルヌルなんです。
湯の中で体を撫でると、泡立って来そうな感じがするくらいヌルヌルです。
循環湯ではありますが、新湯の投入量もかなりあると想像できます。


湯温は42度ほど。
湯色は無色透明です。
消毒ありですが、臭いは特に感じません。
湯の柔らかさは大変心地良いものなので、ゆっくり入ってられます。




左に見える階段を渡って露天に行きます。
ドアを開けると左手にクールダウンが出来るデッキスペースあり。


露天風呂

露天風呂は5人くらいでいっぱいになりそうかな…

湯は内湯と同じですが、少しぬるく感じます。
また、景観を楽しむような造りとはなっていません。
所謂、庭園式というスタイルの露天風呂になっています。

熱い湯ではないのですが、よく温まります。
湯のヌルヌル感もあって、少々長湯ができます。






デッキスペース


住 所:伊那市高遠町西高遠928-2
TEL:0265-94-3118
源泉名:高遠温泉
泉 質:アルカリ性単純温泉
泉 温:27.8度
湧出量:不明
P H:9.6
残留物:279mg/kg
加 水:なし
加 温:あり
還 流:循環
浴 室:内湯、露天風呂
館 内:ラウンジ、売店、大広間、食事処
営 業:10:00~21:00
休館日:第2・4火曜日
料 金:600円


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※注意※
・データーは訪問時のものです。
・温泉及び施設関する話は、あくまでも私個人の感想や思いです。
・画像は、何度か訪問している中でのものですから、季節や日時、カメラの違い等で画質及び画像内容に差異が生じることがあります。
 
 

天竜峡温泉 天竜峡温泉交流館

2013-07-15 | 南信

天竜峡温泉交流館(若返りの湯)

天然ラドン含有量は信州一。
入ってよし、飲んでよし、
また若がえりや美肌効果があるといわれております。
(飲んでよしと謳ってますが、この施設での飲泉は不可)
現在は飯田市による管理となっています。

R151を信号天竜峡を左折して道なりに走り、
JR飯田線天竜峡駅の踏切を過ぎたら、右斜め前に上がっていく細い道があります。

 
そば屋の左の道を入ります
パッと見、「えっ?ここ入れるの?」と感じる道ですが入ります。

道なりに上がっていくと、左手に洒落っけのない建物が見えます。



玄関を入ると左に下足棚があるので靴を置きスリッパに履き替え、右手にある受けに代金を支払います(現金支払い)

国民宿舎として運営されている施設の様です。

脱衣場にロッカーなし。
必要な方は、ロビーにあるロッカーを使いましょう。




脱衣場は階段を数段上った所にあります。
小さな脱衣場で、家庭用ですが一応洗面台があります。






浴室に入ると、右に時代を彷彿させる昔ながらの小さな内湯がひとつ。
3人も入るといっぱいです。
窓側に沿って半円形状に洗い場が並んでいます。
ちなみにシャワーは、所々にしかついてません。



静かな時間が流れる中で、力強く注がれる湯の音だけが響いています。
それにしても可愛くさえ思える湯船に思えませんか?





汗を洗い流し内湯へ。
注がれる湯は源泉掛け流しかと思いましたが、併用されてるようです。
それでもオーバーフローが多く、新鮮な湯がドンドン注がれていて気持ちがいいです。
湯の色は無色透明。
弱放射能泉ですがアルカリ度も高いので、昼神ほどではありませんがツルツル感があります。
湯温は40度。



湯口


オーバーフロー

ここは湯気抜きが微妙で、浴室内は微妙にサウナ状態になるので、長湯をする際は水分補給を忘れずに。






湯をあがった後は汗が止まらず、着替えたシャツがビショビショになるほどでした。
放射能泉は、体の中からじんわり温まると言いますから、そういう影響もあるかもしれません。

少々寂れた感のある施設ではありますが、個人的にはこんな空気感が好きです。


天竜峡温泉


住 所:飯田市川路4992-1
TEL:0265-27-2104
源泉名:天竜峡温泉
泉 質:単純弱放射能温泉
    (アルカリ性低張性低温泉)
泉 温:28.8度
湧出量:-
P H:9.81
残留物:241mg/kg
加 水:なし
加 温:あり
還 流:循環
浴 室:内湯
館 内:休憩所
営 業:13:00~20:00
休館日:水曜日
料 金:400円

 
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※注意※
・データーは訪問時のものです。
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・画像は、何度か訪問している中でのものですから、季節や日時、カメラの違い等で画質及び画像内容に差異が生じることがあります。
 

二本木温泉 二本木の湯

2013-07-10 | 南信

木曽は開田高原入口に位置する温泉。
名峰御嶽山の麓には温泉がたくさんあります。
二本木温泉は、シュワシュワを感じられる事で有名な温泉(笑)

ルート19から361に折れて、観光客に大人気のせせらぎの四季を通り過ぎて、しばらくすると看板が出てくるので、そこで左折。







山間の鄙びた温泉らしい玄関が迎えてくれます。


ここは村おこし事業で掘り当てた様です。



湯屋は左手にあります。
正面に食事の受付と、季節の地物を販売しております。
その左手に、入湯券の販売機と受付があります。
人の良さ気なおばさんが優しくお出迎えしてくれました。



のれんをくぐって脱衣場に入ると、壁に脱衣棚が備え付けられていて、そこにプラスチックの脱衣籠が入ってます。



ロッカーはないので、廊下にある貴重品ボックスを利用しましょう。




私が入った時は、地元のおじいさんが一人でした。
浴室は6人くらいで一杯になりそうな内湯が一つあるだけです。
洗い場は6あります。

今日は天気も良くなかったので、木曽駒も見ることができなかった(泣)


体を洗っている間におじいさんが出て行ったので、浴槽には殿様気分で浸かりました。
湯色は薄い茶色。
湯温は41度でした。
私には少しぬるく感じましたが、よく温まる感じがします。
5分ほど浸かってたら、汗が止まらなくなりました。
湯のあたりはpH通りのキシキシ感がありますが、泡の効果でしょうか柔らかくも感じます。
炭酸泉は美肌効果もあると聞きますから女性にお勧め。 

下のせせらぎの四季よりは透明度が高かったです。



湯口から少し掬って口に含んだら、軽く弾ける感じと鉄の味がしました。


腰を降ろして数秒…
私の体は、細かい泡に包まれていました。
見てるだけで気持ちよくなってきます。

視覚的に、白湯と違うというものを確認できると、
なぜか胸が躍る感じになります(笑)


左腕についた炭酸泡


左手の甲についた炭酸泡

子供の様に、何度も何度も、泡がいっぱいになるとそれを弾いてました。
画像で見ると、あまり綺麗には見えない(笑)


一度着替えて、休憩室で休んだあと再度入泉。
湯冷めした感じはありませんでしたが、この際だから、もう少し味わって…。

地元のおじさんが一人浸かっていて、「どこから来た?」と声をかけてきました。
常連さんなんでしょうか…すぐに余所者だとわかったようです(笑)



泡と戯れながら5分ほど浸かってあがりました。


ここは結構有名ですから、多くの方が訪問されると思いますが、季節的には紅葉の映える秋が宜しいと思います。
私も、次は紅葉の時に!と決めました。



帰りは、せっかくなので、少し上に行くとある、[唐沢の滝]を見学?
数分走ると左手にみえます。
車も数台停められます。


駐車場から

ただ、結構遠くに見えるので、
遊歩道をあがって、少し滝に近づいた方が滝のダイナミックさが伝わって来ます。



綺麗な水が流れ落ちていて…
おじさんは、たっぷりマイナスイオンを浴びてきました。

良いお湯に入って、マイナスイオン浴びて…
今朝よりはいいおっさんになってるはず(笑)
信じる者は救われる。



帰り、奈良井宿に立ち寄りました。
観光客がたくさんでした。







奈良井宿内で見つけたお店「こころ音」で少し遅いお昼。



こころ音で食べた[とうじそば]
ざるのようなものにそばを入れて、温めてある汁で少しゆがいて食べます。
そば自体の味はよくわかりませんでしたが、美味しかったですよ~。
値段は1300円だったかなぁ…。
ちなみに「とうじそば」の「とうじ」は、そばを汁に投じるところから来ているそうです。

中に入ったのは初めてでしたが、タイムスリップしたような空気が流れていました。
近くに行かれた方は、ちょっと立ち寄ってみるのも宜しいと思います。



奈良井宿、民家の軒先に咲いてた鉄線(クレマティス)

花言葉
「高潔」
「たくらみ」
「美しい心」
「旅人の喜び」
「精神的な美しさ」


住 所:木曽郡木曽町新開6013-1
TEL:0264-22-4000
源泉名:二本木温泉2号泉
泉 質:含二酸化炭素 - カルシウム - 炭酸水素塩冷鉱泉
泉 温:12.9度
湧出量:214L/分
P H:5.9
残留物:844mg/kg
加 水:なし
加 温:あり
還 流:循環
浴 室:内湯
館 内:大広間・食事可
営 業:10:00~19:00
休館日:木曜日
料 金:600円

 
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鹿塩温泉 湯元山塩館

2013-07-07 | 南信

大鹿村にある鹿塩温泉、旅館山塩館 




~高遠ー分杭峠(ゼロ地場で有名)ー大鹿村
もっと楽なコースがあったと思うのですが、
この際だからと、ゼロ地場で有名になった分杭峠を抜けて向かいました。

パワースポット流行りの昨今、ゼロ磁場も大変な人気のご様子。
判る人には判るようですが、
私の様な鈍感なおっさんには「パワースポット」のパワーを測り知るのは無理な様です(笑)


当初、小渋温泉《赤石荘》に行く予定でした。
途中がけ崩れがあって、赤石荘への道は通行止めとなっていたので、急遽同じ大鹿村にある鹿塩温泉に予定を変更。



山塩館は旅館業が本業で、
宿泊者の状況によっては日帰り入浴が出来ない事もあるので、事前に確認の連絡を入れてから行くのが宜しいと思います。
(あるブログでそれを批判しているコメントを見かけましたが、
旅館やホテルの場合、よくある事ですから…。
気持ち良く参りましょう)

とは言え、
自分は山塩館を予定していなく直接フロントで確認。

対応してくれた若女将さんは、大変快く迎えてくれました。


ロビーの左手にある廊下を行くと脱衣場の入口。
廊下には、地元で撮影された写真などがたくさん飾られています。





廊下に掲げられていた成分表


湯屋は檜風呂と石風呂があり、日替わりで男女の入替え。
本日の男性は石風呂。




脱衣場

脱衣場はシンプルでロッカーなどはないので、心配な方は貴重品などは持ち込まないようにしましょう。


浴室に入ると、左の壁沿いに洗い場が並び、右手に檜の源泉掛け流しの浴槽と大きな石風呂があります。






山間の旅館らしい、落ち着いた造りをした浴室。
センスの良さを感じます。



大浴場となってる内湯



源泉浴槽


分析表を見ると、蒸発残留物が25,000弱。
この温泉の成分の強さと言うか濃さは飛びぬけています。

この温泉が有名なのはその塩分濃度。
海水とほぼ同じ4%ということですから、かなり塩辛いと思います。


体を洗い、先ずは小さな湯船の源泉掛け流しの浴槽に浸かります。
大浴場の綺麗な湯とは違って、結構いい感じで濁っています。
湯温は30度を切っていたと思います。
他に一人お客さんがいたので、長くは浸かりませんでしたが、30分は楽に浸かってられると思います。




源泉槽に注がれるその源泉を口に掬ってみました。
ある程度の覚悟をして含みましたが、海水を飲み込んだ感じでした。
とにかくしょっぱい!
特に臭いは感じませんでしたが、この湯の成分の濃さはただものではありません。


肌に感じる湯の感じは、
成分が強いので、ガツンとした感じがあるのか?とも思いましたが、そういう事はなく、思いのほか柔らかさがあって体が包まれる感じがあります。
湯の花も大量に舞っていて、泉度の良さがよくわかります。





ちなみに、山奥にあるここ鹿塩の温泉が何故、こんなに塩辛いのか不思議だそうです。
温泉の多くは海水や化石海水と呼ばれるものがほとんどなのですが、どうもここの温泉はそれとは異質のもののようです。

また山塩館では、その塩分濃度の濃さから製塩もされています。
製塩された塩「山塩」は、べたつきが少なくさっぱりした塩らしいです。
機会がありましたら、試してみてはいかかでしょうか。



源泉槽の脇に、鹿塩温泉の由来が記されています。






源泉をたっぷり味わって大きな石風呂に浸かります。
湯は循環ろ過されているので、澄んだ湯になっています。
それでも、湯口から注がれる湯を手にとって口にすると、源泉となんら変わらない塩辛さを感じました。

循環されても、それほど大きく温泉の鮮度が損なわれるわけでもありませんから、加温された大浴場でも十分、鹿塩の温泉を堪能できると思います。



左/循環された湯 右/源泉


私の足で確認(笑)


窓の外を見ると、鹿塩川が流れ、緑も鮮やかで、露天風呂がなくとも十分解放感を味わえ、気持ちが癒されます。
素敵な温泉旅館です。


鹿塩温泉山塩館


本日は女湯になっていた「檜風呂」



ここ湯元山塩館の玄関にも、
「日本秘湯を守る会」の提灯がぶら下がっていました。
時々みかける提灯ですね。

「秘湯」の定義があるのでしょうが、
感覚的にどうなんでしょう?と感じる事が多々あります。
私の個人的な評価には大きな影響はないです。


大鹿村は、故原田芳雄さんの遺作となった映画「大鹿村騒動記」の人気もあって、多くの観光客が訪れているようです。
山塩館は「大鹿村騒動記」で使われていました。

近くに来ましたら、是非個性的な鹿塩温泉を堪能してくださいませ。
パワースポットへ行くより効果あると思います(*^^)v


住 所:下伊那郡大鹿村大字鹿塩631
TEL:0265-39-1010
源泉名:鹿塩温泉(鹿塩の湯1号・3号)
泉 質:含硫酸ーナトリウムー塩化物強塩冷鉱泉
    (弱アルカリ性高張性冷鉱泉)
泉 温:12.2度
湧出量:20L/分
P H:7.9
残留物:24980mg/kg
加 水:あり(濃度調整)
加 温:あり
還 流:循環&掛け流し併用
浴 室:石風呂~内湯、源泉槽
    檜風呂~檜の大浴場(寝湯あり)
館 内:ロビー(休憩所)、売店
営 業:10:30~14:00
休館日:不定(要確認)
料 金:700円
 

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天竜温泉 おきよめの湯

2013-07-06 | 南信
信州最南端に位置する日帰り入浴施設。
もぅほとんど愛知県。

特に興味があった訳ではなかったのですが、手元に無料券があったので、使ってみよう!と一念発起(笑)
地図で見ると余裕で行けるな。と思ったけど、途中で何度も断念しそうになりました。

それでも、500円の入湯料が無料になるからと、ガソリンを使い労力をかけ…一人だったから更に疲れました。

国道151号から国道418号へ折れてからがまた長く感じました。
向かう道も一応国道なのですが、所々すれ違いが大変な所もあり、心細くなるような雰囲気もあり…
しまいには、道に蛇が死んでたりと…引き返したくもなりましたが、きっと二度とは来れないからと前進あるのみ!



山深く入っていき、やっと看板を見つけホッと一息。
「信州最南端の温泉、とったどぉ!」と言った気分(笑)
しかし、よくこんな所に作ったものだと感心しちゃいました。





《おきよめの湯》

運転疲れを癒やそうと、そそくさと浴室へ向かいます。

浴室に入ると、左下にすぐにかぶり湯があり、右手に洗い場が壁に仕切られる形であります。


かけ湯


洗い場


形の違う内湯が3つ…

見た瞬間、「ありゃ、これはないんじゃない?」と…
ちょっと勿体ない作りではないかしら?


入り口側から順に説明すると、手前がジャグジー槽になっています。
浴槽枠は大理石?
四角い湯船です。



真ん中の円形浴槽が圧注湯。
贅沢な造りですね…。
私はジャグジーもジェットもあまり好まないのでほとんど入る事はないのですが、
せっかくなので全部はいりましたよ。
でも、やっぱり湯がかき回されている分塩素臭が…



で、一番奥が大浴場全身浴槽となっています。
湯口が高い位置にあり、打たせ湯代わり?と思っていたら、本当に肩に当てている人がいた。
でも、壁も何もないから、体に当たった飛沫が飛び散って来るのでかなり迷惑な代物に思えた。
他のお客さんがいなくなってから、私もやってみた(笑)





全身浴槽の壁は鏡になってます。
なんの意味なのでしょか?
浴室を広く見せる為?
…十分広いと思いますが…






それにしても贅沢な作りです。
この手の施設には当たり前なサウナがあってもいいかも。


温泉は全て循環。
湯の色は無色透明。
泉質としてはアルカリ性の高い湯ということもあって、ツルツル感があって気持ちの良い温泉です。
人気の秘密はこのあたりなのでしょうか?



露天風呂

岩風呂の露天は広い敷地の中にあり、解放感があって気持ちがいいです。
屋根がついてないので、カンカン照りの日は大変かも…
湯温はぬるめなので長くつかってられます。
疲れたら山間の風を受けてクールダウンしましょう。






湯口は、鬼の顔をかたどった岩から注がれていました。



露天での透明度調査(笑)
足は湯の中に入ってます。



ロビーで休んでいたら、壁にデジタルの湯温計を確認。

見てわかるとおり湯温は低目なので、長くつかってられます。


住 所:下伊那郡天竜村神原5786-14
TEL:0260-32-3737
源泉名:天竜温泉おきよめの湯
泉 質:アルカリ性単純温泉
    (アルカリ性低張性低温泉)
泉 温:29.2度
湧出量:202L/分
P H:9.7
残留物:275mg/kg
成 分:311mg/kg
加 水:なし
加 温:あり
還 流:循環
浴 室:内湯x3(大浴場・気泡湯・圧注湯)、露天風呂
館 内:大広間、ロビー、売店
営 業:10:00~21:00
休館日:火曜日(祝日の場合翌日)
料 金:500円


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代山温泉 せせらぎの四季

2013-07-01 | 南信

木曽の日帰り入浴施設「せせらぎの四季」




駐車場の隅には温泉スタンドもあります。







施設は比較的新しい施設で、
ロビーに入ると桧の香りも漂っていて気持ち良くなります。

下駄箱は返金方式のロッカー。



湯屋は手前「みかげ」と奥「ひのき」があります。
日替わりでの男女交代制の様子。
本日は「みかげ」




脱衣場は、ロッカーと脱衣籠が用意されています。
少々狭苦しさを感じる造りです。






浴室奥からの撮影

浴室に入ると、左手に洗い場があります。
囲いになってる壁は「御影石」のようです。




奥に、薄茶色に染まった湯で満たされた内湯があります。


10人入っても余裕の大きさ。



段差は手前と左側にあり、
右側には段差がないので、入湯する時は気をつけましょう。
湯温は41度でそこそこ長湯が出来ます。
が、よくあたたまる温泉なので、ほどほどが宜しいでしょう。






湯色は薄茶色で底は見えません。
湯のあたりはキュッキュッといった感じです。
鉄分が強いので当然と言えば当然ですが…



湯口
鉄成分で湯口が変色しています。

湯船の大きさに対して、
湯口から注がれる湯は少々淋しいものがあります。
どうも、浴槽内で循環されているようです。
加温も浴槽内で行われているようで、気泡が浮いてきてました。





露天風呂



露天風呂は5~6人くらい入れる大きさ。
崖の際に作られていますが、景観を楽しむようなものではないです。
一応湯口らしいものがあって、チョロチョロ出てましたが…
露天風呂は溜湯となっているようですね。

温泉の泉度という観点では、少々問題があるのでは?
と感じます。

汚れも気になりますから、注ぐ湯量を増やすことを勧めたいですね。
気になる方は、内湯でまったりと浸かるのが宜しいです。









露天風呂から~


木曽方面の温泉は、評判の高い温泉が少ないです。
それも、低温泉が多い為だと思われます。
でも、泉温が低くても温泉は温泉。

御嶽山の麓にあたる木曽辺りの温泉は、個性的で特徴のある温泉がたくさんあります。
時間を見つけて、色々探索してみたいと思います。


住 所 : 木曽郡木曽町新開3968-2
電 話 : 0264-24-2626
源泉名 : 代山温泉
泉 質 : 含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉
泉 温 : 13.5度
湧出量 : 不明
イオン : 5.96
残留物 : 2624mg/kg
成 分 : 4024mg/kg
加 水 : なし
加 温 : あり
還 流 : 循環
浴 室 : 内湯・露天風呂・貸切風呂(要予約、有料)
施 設 : ロビー、休憩所、売店
営 業 : 10時~21時
休館日 : 毎週水曜日
料 金 : 大 人:700円


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みのわ温泉 ながたの湯

2013-06-29 | 南信
上伊那郡箕輪町にある「ながたの湯」
美人美肌の湯と言われる温泉です。



よく利用する施設ですが、
ここが空いていたという印象はまったくありません。
とにかく人気の高い温泉施設で、全国からも多くの方が見えられます。
人気の秘密は、何と言ってもツルスベ感ですね。
また、ながたの湯は宿泊施設「ながた荘」も併設しています。



箕輪の《ながたの湯》
南箕輪の《大芝の湯》
伊那の《みはらしの湯》
この3湯は、同じようなツルスベ感があるのでどこも人気です。
名湯昼神に通ずるものがあります。



玄関を入ると右手に下駄箱。
鍵付きはありません。

入湯券を購入してロビーに入りフロントへ。
フロントの前は売店、その奥に食事処兼大広間があります。
また二階は展望休憩所になってます。

ロビー&売店


食事処兼大広間


二階の展望休憩所

ロビーにはソファーも置かれ、脱衣場へ向かう途中にはサンルームもあって、
自分の好きな所でゆっくり休むことができます。







脱衣場は広いのですが、混み合ってるとやはり狭く感じます。
脱衣棚(籠あり)とロッカーがあります。
また小上がりもあって、行きとどいた脱衣場スペースになっています。




浴室

ひろ~い浴室!
入ってすぐ正面にかけ湯。
その右手前方に洗い場が奥まで背中合わせで広がり、
洗い場手前に水風呂とサウナがあります。
左手に気泡や超音波、打たせ湯を備えた大浴場があり、正面奥に低温浴槽があります。
露天への出入り口は左手になります。



ここの洗い場は当たり外れがあって、
水圧の弱いのがあったりします。
まぁ、それは御愛嬌という事で許してあげてください(笑)




大浴場には気泡湯と超音波湯と打たせ湯があります。
大きさは15人くらい入っても大丈夫なくらい大きいです。
湯温は41度くらい。
知覚的試験では無色透明となっていますが、微かに薄緑色に濁っているように見えます。
湯の感触は申し分なし。
湯船の中で、体を撫でるのが楽しくなる温泉です。
「美人美肌の湯」と言われるのを実感&納得!
ツルツル肌になりたい方はいらっしゃ~い!
私みたいな乾燥おっさんにも効果ありますよ(笑)



このツルツル感…
全国的にも有名な昼神温泉も美人の湯で知られていますが、
ツルスベ感だけなら、昼神以上ではないかと思います。
ただ、以前に比べ、そのツルツル感が弱くなったようにも感じます。



低温槽

低温と言っても、37~38度くらいでしょうか。
もう少し低くした方が宜しいかと。
源泉槽と勘違いしている方もいるようですが、大浴場や露天と同じ循環湯です。


でも、泉質の良さはどこの浴槽でも実感できます。
湯量も豊富ですから、かなり泉度の良い温泉が注がれていると感じます。
でなければ自慢のツルスベ感は失われているでしょうから。



露天風呂


露天は3人くらいが丁度でしょうか…
奥は半身浴や寝湯が出来るようになっています。




また、壁伝いにステージのようになってるスペースがあり、クールダウンにはナイスな場所になっています。

ちなみに、ながたの露天は景観を楽しむものではありません。
ただ、広い敷地を使っていて開放感があるので気持ちはいいです。
本日は何故か、露天のツルスベ感が一番強く感じました。
体全体を包まれているような感じを受けました。




住 所:上伊那郡箕輪町大字中箕輪2134-42
TEL:0265-79-2682
源泉名:みのわ温泉
泉 質:ナトリウム・炭酸水素塩温
    (弱アルカリ性低張性高温泉)
泉 温:45.5度
湧出量:420L/分
P H:8.01
残留物:mg/kg
成 分:1789mg/kg
加 水:なし
加 温:あり
還 流:循環
浴 室:大浴場、打たせ湯、冷泉、露天風呂、サウナ、水風呂
館 内:休憩所、食事処、整体、売店他
営 業:9:45~21:00
休館日:毎週火曜日
料 金:大人/500円


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