諏訪湖畔にあり観光名所でもあり、国の重要文化財指定の《片倉館》
諏訪湖畔通りには背を向けてます。
入口は反対側(奥)
シルクエンペラーと呼ばれた片倉一族が建てた地元の人の為の温泉保養施設。
今の金額にすると、数十億円らしいです(^_^;)
数十億円…
ちょっと数字が大きすぎて予想もつかない金額。
加えて、これだけのお金を投じる経営者もいないでしょうね…
当時の片倉一族がどれだけ凄かったのかという事が垣間見れます。
玄関に入ると、両脇に昭和初期のスキースタイルの木像。
下駄箱はロッカー返金式です。
正面に受付があるので、そちらで代金を支払い脱衣場へ。
休憩室は2階にあります。
脱衣場は広いです。
浴室に入ると、右手に部屋になった洗い場。
洗い場は、浴室の奥右にもあります。
左手にドアがありますが、
こちらはジャグジー浴槽がある部屋になっています。
以前はラドン温泉だったらしいですが、今は、単なるジャグジー浴槽でしかないと思います。
ジャグジー浴槽
正面に千人風呂と称される大浴場があります。
まぁ見事な大浴場です。
千人風呂…
百人が一度に入れると謳ってますが、
実際、それは難しいと思います(^_^;)
ただ、淵の部分を除くと立ってないと入浴できない程深いので、並んで入れば100人いけるかも。
段が2段になっていて、上の段は腰を掛けるには奥行きがないです。
下の段に腰を降ろして入ると丁度良い深さになります。
浴槽の深さは1.1メートルあるそうです。
皆さん気をつけて入るので大丈夫かと思いますが、深いですから気を付けてください。
浴槽の床には玉砂利が敷かれているので、少し歩いてみましょう。
気持ち良いですよ。
湯口
湯は諏訪の三ツ釜1号泉、2号線、あやめ源泉を引湯しています。
湯船が半端なく大きなものなので、注がれる湯量も気持ち良くドバドバと投入されています。
循環湯ですから、色は無色透明で特に臭いも感じません。
湯温は41度~42度。
ひとつ、洗い場で感じたのですが…
カランやシャワーを使っていたら、モール泉の特有の香りが漂いました。
まさか、カランに使われているとは思いませんが…
ここ片倉館では、温泉の評価だけではなく、建物や彫刻など…
当時の空気感を感じることも大事かと思います。
オパールグラス
光の当たり方で様々な色合いを見せてくれます。
湯船より窓を撮影
湯をあがったら、2階の大広間へ行きましょう。
(食事もできます)
大広間
柱の彫刻も見事です。
2階の奥に屋上へ出られる階段があるので、
是非、屋上へ行って、違った角度から片倉館の造形美を堪能してみてください。
諏訪湖も展望できます。
住 所:諏訪市湖岸通り4丁目1番9号
TEL:0266-52-0604
源泉名:三ツ釜1号・2号、あやめ源泉の混合泉
泉 質:単純温泉
(弱アルカリ性低張性高温泉)
泉 温:64.5度
湧出量:-
P H:8.01
残留物:580mg/kg
加 水:あり
加 温:なし
還 流:循環
浴 室:内湯x2
館 内:大広間、食事処
営 業:10:00~21:00
休館日:第2・4火曜日
料 金:600円
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