独り寝の子守歌・・・・・

2017-03-06 | 道草
君のいない部屋の中 ひとりたたずみ灯りを見る

明かりが灯した光には 鏡に写る自分の顔 

ものさびしげに目が潤み

外は嵐のような風が吹き 寒さも心を襲ってきて 

肌身が縮みますます君を恋う

人恋しさとさびしさを ベッドの枕に預けても 

素肌と素顔が渇いてきて

寒さとともに身を削り 耐えきれないような夜の暗さ

部屋に明かりを灯しても 温かみが流れ出ず 

風の音色に消されてしまい

寒さとさびしさに 心を閉ざしてふさぎ込み 

君のいない独り寝の 膝を抱えて暖める 

心の灯火も逃げていき 眠れぬ夜の子守歌 

ヒュー ヒュー すきま風が鳴ってきて

暖炉と暖房に身を任せ 独り寝の子守歌を歌いながら 

ベッドに心を横たえて 孤独の夜に耐えながら 

夜明けが来るのを待っている・・・・・








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