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鬱を消す絵本・鬱病カウンセリング

【速報】自民幹部“「楽しい日本」よりも、まずは「強い日本」”石破総理の方針に異論

2025-01-31 | 日記

 

【速報】自民幹部“「楽しい日本」よりも、まずは「強い日本」” 石破総理の方針に異論

【速報】自民幹部“「楽しい日本」よりも、まずは「強い日本」” 石破総理の方針に異論

衆議院予算委員会で、新年度予算案の実質的な審議が始まりました。自民党内からは石破総理が「楽しい日本」を目指すと訴えていることに対し、まず作り上げるべきは「強い日...

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世界一楽しいカジノリゾート「bubble economy-japan-」

IR(統合型リゾート)とは

 2018年7月、日本に「カジノを含む統合型リゾート(IR)」を作る法案が成立し、

2030年大阪に世界最大規模のカジノが誕生します。

IRとはIntegrated Resort(統合型リゾート)の略で、カジノだけでなくホテルや劇場、ショッピングモールなどのエンターテインメント施設から国際会議場、展示場のビジネス施設まで多くの要素がひとところに集結する複合施設のことです。

大阪IRは、来訪者数年間2,000万人、直接雇用1.5万人で、その内カジノディーラーは約2500人と想定されています。

カジノは「地元の雇用を促進する」という役割も負っているため、どの国でもカジノディーラーは自国民採用が基本です。海外ではカジノディーラーは年齢性別関係なく「手に職」がつく仕事として認知されており人気の職業です。

「カジノバーデン・バーデン」は、世界で最も美しいカジノと称される、最も由緒ある有名なカジノで、豪華な佇まいは観光名所としても人気です。

 

シンガポールは日本よりも一足早く「IR(カジノを含む統合型リゾート)」を導入しているため、日本がシンガポールから学ぶべき点があります。「カジノを建設しないと、他の国にお金が流れる」という論調が次第に強まっていき、政府は厳しい監視付きでIRを導入することにしました。この状況は、日本のケースと似ています。また、シンガポールカジノがある「マリーナベイ・サンズ」と「リゾート・ワールド・セントーサ」が観光名所となっている点です。

日本ではカジノ事業者が貸金業務を担い、賭け金が不足した客に施設内で融資(信用貸し)できる「特定金融業務」を可能にする予定です。シンガポールカジノでは禁止されているカジノ施設内に銀行ATMの設置も、日本では許可されるかもしれません。

日本がIRを健全に運営するためには、シンガポールに学ぶべきことも多いのです。

日本政府はIR導入の経済効果に高い期待を寄せています。

世界一楽しいカジノリゾート「bubble economy-japan-」「世界中の人々が、次々に遊びに訪れる、楽しい日本」というニュアンスで表現されたのであると、考えられます。


「原因は多様性政策」=根拠示さず民主党批判―米航空機事故でトランプ氏

2025-01-31 | 日記

 

 

「原因は多様性政策」=根拠示さず民主党批判―米航空機事故でトランプ氏

「原因は多様性政策」=根拠示さず民主党批判―米航空機事故でトランプ氏

【ワシントン時事】トランプ米大統領は30日の記者会見で、首都近郊で起きた旅客機と軍用ヘリコプターの空中衝突事故の遠因に、職場への少数派参加を促す「多様性、公平性...

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脳の働き方と言語の学習回路の知性か?妄想か?を区別して認知する

脳の働き方で問題になる「怒りの感情」を鎮めるセカンドステップ治療法

子どもが集団生活で、知性によるコミュニケーション能力を身につけるための教育プログラム

 

 学校という集団生活で、酷い虐めに遭った子供がいます。この虐めの数々の恨みと怒りが激情に集中して「人格変貌」を引き起こすという「異常」が普通になっているのが、現在の日本人の脳の働き方の問題です。

 脳の働き方の問題とは「言葉の表し方」の問題のことです。脳の働き方として観察すると、言葉は三種類に限られます。

聴覚の言葉・視覚の言葉・触覚の言葉の3つです。

「言葉の表し方」の、いったい何が問題になるのでしょうか?

距離の関係が無い、という関わり方に偏向しているということなのです。

「いつも自分の手が相手の身体を触っているような意識」のことです。

「いつも、自分の手で触って、手が届く位置で見ているという意識」のことです。

この意識が、触覚の言葉として憶えられていることが問題になるのです。

恨みと怒りが激情に集中して「人格変貌」を引き起こすという「異常」が普通になっているのが、「距離のない意識」ということです。「距離のない意識」とは、手で触って分かる言葉を言い表すことです。舌や皮膚で接触して了解されたり、認識される言葉を言い表すことです。

また、距離のない視覚の言葉を言い表すことは、手を伸ばして届く位置にある対象を見る意識なのです。

距離のない視覚の言葉を言い表すことも、触覚の言葉を言い表すことも、距離のある対象を視覚の言葉で覚える、という学習がなされていない、ということです。日本人の右脳だけを働かせる脳の働き方が、この学習不足の原因です。

日本人の右脳だけを働かせる脳の働き方が、プライバシーのはく奪を加速させています。

自分の気持ちを安心させるために、無制限に「他者のプライバシー」をはく奪しているのです。

距離のある対象を視覚の言葉で覚えて、考え方を交換する言葉の能力を学ばなければ、本当の意味での社会的な人間関係のなかで、絶対的な孤立におちいっていく危険性があります。触覚を中心とした言葉を憶えても、本物の、正当な言葉の概念が何も分からない人間に成長していくでしょう。遠くにあるもの、遠くの人の考え方、目に見えなくて、手に触れないものの仕組みが分からなくて不安に感じる、すなわち「不安なことを聞く能力」として固まってしまう。極端に「我慢の能力」が低下するというトレーニングを反復した状態に陥ります。

ヒステリックにすごい声を出して叫び続けます。頭のてっぺんから出るような奇声を上げます。

もしくは、ただただテンションが上がって、楽しくてしょうがないという状態を、概念のない声音で表します。

どちらも、正常な言葉では抑止できない、無意識の観念運動から引き起こされています。

これは、左脳のブローカー言語野の働き方が、脳死状態になっているということです。

脳死とは、脳の機能が失われ、回復する可能性がない状態です。

脳の言語機能が一度損なわれると、回復するまでに時間が掛かります。

脳の働き方と言語の学習回路を正常に戻すためには、努力が必要です。

子どもが集団生活で、知性によるコミュニケーション能力を身につけるための教育プログラムには、セカンドステップ治療法があります。

 

 


《卒アル入手》「お母さんが乳ガンで亡くなって…」“長野通り魔事件”46歳容疑者の高校時代…

2025-01-27 | 日記

 

《卒アル入手》「お母さんが乳ガンで亡くなって…」“長野通り魔事件”46歳容疑者の高校時代「お父さんが男手1つで子どもたちを育てていた」「明るい性格で、人当たりがいい印象」

《卒アル入手》「お母さんが乳ガンで亡くなって…」“長野通り魔事件”46歳容疑者の高校時代「お父さんが男手1つで子どもたちを育てていた」「明るい性格で、人当たりがいい印象」

「高校での勉強の出来も、クラス内の立場も『中の上』くらい。社交的で温厚なクラスメイトでした。今回の事件を起こした人物だとは、今でも信じられません」JR長野駅前で1...

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「いつも作業着」長野3人殺傷で46歳男を逮捕 事件翌日から警察が自宅張り込み

 

「いつも作業着」長野3人殺傷で46歳男を逮捕 事件翌日から警察が自宅張り込み

「いつも作業着」長野3人殺傷で46歳男を逮捕 事件翌日から警察が自宅張り込み

長野駅前で3人が殺傷された事件です。早朝の逮捕劇となりました。容疑者の高校時代の友人は「人生順調そうだった」と当時の様子を話しています。■長野3人殺傷46歳男朝の逮...

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妄想はなぜ不都合か?妄想のしくみ

     岡ゼミ会 定例会「感情公共性」と共に

 

 日本人の毎日使う日本語は、主観を言い表す文法になっています。

主観とは、孤立の言い換えです。

孤立とは、鬱病の「うつ」のことです。日本人が自分の幸せと、身近な人と仲良く幸せにやっていくには、日本語の主観を、客観的な表現の仕方に変えなければなりません。もしこれができなければ、鬱という「死に至る病い」の「四行程」の中を直進しつづける日々を送ることになります。日本語の会話は、
「第一段階…人間関係を親愛につくる」、
「第二段階…社会の一般法則、普遍性のある真理を一致させる」、
「第三段階…世界は、哲学が動かしているので、この哲学による世界を分かる認識の仕方を、一致させる」
というものです。

人間は、なぜ知的能力を身につけなければならないのか?
いつからなのか?なぜなのか?を明らかにする。

労働力は人間にとって最後の私有財産。

投資の対象でなければ、解体される。

●人間の身体は最後の財産である。
 これを価値あるものにすることが自由への道

 

私的所有物の方は、本質的に、永続性がなく、所有者が死すべきものである以上、その死によって滅びる。なるほど、富というものは、個人が一生かかっても使い尽くせないほど蓄積することができるものである。それでもなお、富は、どれだけ多くの個人の一生がそれによって維持されるにせよ、やはり使用され、消費される何物かであるという点に変わりはない。

したがって、共通の富は、私たちが共通世界について語るような意味で、共通になることはけっしてありえない。

 

私的領域と公的領域の相違は、やがて完全に消滅し、両者はともに社会的なるものの領域に侵されてしまった。

この観点から見ると、近代が親密さを発見したのは、外部の世界全体から主観的な個人の内部へ逃亡するためだったように見える。この個人の主観は、それ以前には、私的領域によって隠され、保護されていたものである。近代の財産概念によれば、財産とは、その所有者がいろいろな方法で獲得した、しっかりと一定の場所を占めている世界の固定した部分ではなかった。そうではなく、財産の源泉は、人間自身の中にあった。いいかえれば、それは、人間が肉体を所有していることの中に、そして人間がこの肉体をまちがいなく所有していることの中にあった。マルクスは、それを「労働力」と名づけた。

 こうして近代の財産は、世界的性格を失い、人間そのものの中に場所を移し、個人がただ死ぬときに失う肉体の中に場所を移した。ロックは、人間の肉体の労働こそ財産の起源であると述べた。この仮定は本当になるかもしれない。なぜなら、私たちはすでに、実際、自分の頼れる唯一の財産が自分の能力と労働力であるような状況のもとで生きているからである。富は、公的領域に係わるようになって以来、成長し続け、今では、それを私有制度によって管理することができないほどになっている。まるで、自分の私的利益のために公的領域を使用しようとする人びとにたいし、公的領域が復讐しているかのようである。しかし、この最大の脅威は、自分自身の触知できる世界の場所としての私有財産を廃止することにある。

人間は誰でも自分が考えたことを実行して、考えないことは実行しない。

しかし、人間が考えることは、いつでも正常なことを考えるとは限らない。

人間の心の世界の壊れ方は、蜘蛛の巣の壊れ方と非常によく似ている。

少しでも何かを気にする、何かの拍子に思い出して気になる。

すると、心の世界は、強い力で引っ張られた蜘蛛の巣のように、バラバラに壊れてしまう。

この蜘蛛の巣に似た心の世界を壊す思考パターンのことを、妄想と定義しています。

心の世界を壊す「考え方のパタ-ンがある」

では、心の世界の正常とはなにか?

 人間が考えることは、言葉のことです。

言葉とは、左脳の働きで概念を言い表すことです。

言葉とは、意味を認知したイメージを右脳に思い浮かべることです。

言葉には、全て、概念の意味があります。この意味は、右脳に喚起されるものです。

心の世界を壊す、というしくみは、言葉の意味を喚起する右脳でつくられます。

  1. 言葉の意味のイメージが思い浮かばない、わからない。
  2. 言葉の意味の内容が、自分勝手に解釈しているので、正しい意味とは違っている。
  3. これが意味である、他の意味はないと断定する。

これら1.2.3のように、概念を扱うことは、いずれも、日本語の本来の基準から外れている。

すると、このように逸脱した意味のイメージを右脳に思い浮かべることは、「生理学的身体の行動」すなわち、身体の五感覚にトラブルをつくらせます。

現実の対象と一義性をもたないということです。

右脳に思い浮かべたイメージと五感覚が、現実のものごとと一義性を喪失しているのです。

妄想は、自分だけが感じる快感か、不快感のいずれかを知覚する。

ゆえに、妄想の言葉は、喜んでいる表情か、暗く緊張した表情の変化をあらわす。

しかし、妄想の意味は現実に結びつかない、還元されない、突き返される。

すると、妄想は次の3つに分類される。

  1. 不調、痛み、辛さ、苦痛など症状のイメージ
  2. 不安、恐怖、哀しい、淋しい、怨みなど気持ちのイメージ
  3. 現実に怯え、現実から逃避するイメージ

 

私たちはすでに、実際、自分の頼れる唯一の財産が自分の能力と労働力であるような状況のもとで生きている。

この最大の脅威は、自分自身の触知できる世界の場所を廃止することにある。

 

日本人の労働は、もはや人間のセーフティネットではないという。現在は、人間の価値そのものが暴落しているという。

 

東京とは異なる、地方の貧困

進学校を卒業しても新卒正社員の仕事を見つけることはできない。地元には非正規雇用の工場や倉庫、介護の仕事しかない。しかし、学歴の水準が異なる職場の人とは、話題性がなく、上手に話せないから、友達はいない。孤立している。ある日、出会い系サイトに登録した。気が合う女性と付き合った。恋愛だと思った。恋人ができたと喜んでいたが。

恋人の女性は、世帯収入の低い貧困家庭の娘で、母親の支配下にあった。給与も奪われた。娘はどうにもならずに風俗勤めするまで追い込まれた。見た目から地味でおとなしい女性が、思い切って女を売る仕事に就いたものの、容姿や体形で優劣がつけられる風俗嬢になったことで、さらに自己評価が低下していた。後ろ向きの気持ちのまま男性相手に性的サービスを提供する、という、望まない性行為は精神的な負担が大きく、女性の心身を壊してしまった。言葉が壊れてしまうのだ。「死にたい」と泣き喚かれ、荒々しい言葉の暴力で八つ当たりされる。もう、いっしょにいても楽しくない。腹が立ち、何かに八つ当たりしたくなる。

刹那的に凶行に及ぶ。こうして、非常に短い時間で凶行に及んだ。

 


故鈴木修さんにインドが勲章スズキでの卓越した功績たたえ

2025-01-26 | 日記

 

 

cnn.co.jp  トランプ氏、ファウチ氏の警備を打ち切り 情報筋

トランプ米大統領は、国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の所長を務め、新型コロナウイルス感染症の流行時には大統領首席医療顧問も務めた経歴を持つアンソニー・ファウチ氏の警備を打ち切った。これまで同氏への警備は国立保健研究所(NIH)が費用を負担する形で提供していた。事情に詳しい情報筋がCNNに明らかにした。

警備は23日夜から停止されているという。

新型コロナのパンデミック(世界的大流行)時、前面に立って対策に当たったことから、ファウチ氏は現在も複数の脅迫を受けている。今後は自身の私的な警備を雇用し、費用も自ら支払う形になると上記の情報筋は述べた。


『花とみつばち Privacy non-protected』鬱を消す絵本

          原作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン『親指姫』

 

 

 魔法のチューリップ

むかし、一人の女の人がいました。

その女の人はかわいい子どもをさずかりたいと思っていました。

魔法使いのおばあさんのところへ行きました。

おばあさんは特別な大麦を女の人の手の中ににぎらせました。

「いったいどうなるのかしら。」と女の人が考えていると、植木鉢に蒔いた大麦の芽がもぞもぞ動いていました。

にょきにょきのびて、しだいにはっぱをつけました。まるでチューリップのようでした。

「それにしても、きれいなお花ね。」と、女の人は言って、赤い花びらにキスをしました。
 花びらはきらきら光っていました。

女の人がなんどもなんどもキスをすると、ぱっと花が咲さきました。

本当にチューリップが咲いたのです。

女の人はチューリップを見て首をかしげていると、花の真ん中に人がいることに気がつきました。

つやつやした緑色のおしべにかこまれて、とても小さな女の子がかわいらしく座っていたのです。

女の子はおやゆび半分の大きさしかありませんでした。

あまりにも小さいので、女の子は『おやゆび姫』と呼ばれることになりました。

 

カエルの王様

ある夜のことでした。

おやゆび姫がかわいいベッドの上でぐっすりねむっていると、大きなヒキガエルが一ぴき、部屋の中に入ってきました。

みにくく、じめじめしたヒキガエルです。

「かわいい子だわさ。息子のおよめさんにちょうどいいだわさ。」

浅い小川の岸に、ぬまになっているところがありました。

そこにヒキガエルはむすこといっしょに住んでいました。

むすこガエルは母ガエルよりもっとみにくくて、きれいなベッドにねているおやゆび姫を見ても、「ゲーコ、ゲーコ、ゲーコ。」と鳴くだけでした。

小川の底からたくさんのハスを摘み、クルミのからを並べて、二人が結婚生活を送る、特別な部屋をこしらえました。

おやゆび姫は緑のはっぱの上に座ってしくしく泣きました。

あのヒキガエルとみにくいむすこガエルのおむこさんといっしょに住むなんて、考えるだけでがまんなりません。

その一部しじゅうをメダカたちが水の中で泳ぎながら聞いていました。

メダカたちはおやゆび姫を見てみようと水面に頭を出しました。

見たとたん、美しさに心を打たれてしまいました。

こんな子がみにくいヒキガエルたちと暮らすなんてあんまりだ、とメダカたちは思いました。

「だめだ。そんなことをさせてなるもんか!」

メダカたちはくきをかみ切ったのでした。

はっぱはフワッと水面に落ちて、川を流れていきます。おやゆび姫はどんどん岸から遠ざかっていきました。

 

やがて、大きなコガネムシが飛んできました。

コガネムシはおやゆび姫を見つけるやいなや、前足で細い腰をぐっとつかみ、木の上まで連れていってしまいました。

「かわいいじゃん、かわいいじゃん。コガネムシには見えないけれど、かわいいじゃん。」と、コガネムシは言いました。

コガネムシの奥さんは「ふん! この子ブスねぇん。」と、口をそろえて言います。

でも、だれがなんと言おうと、おやゆび姫はとてもかわいいのです。

おやゆび姫をさらってきたコガネムシだって、今の今までそう思っていました。

なのに、あまりにもみんながみにくいみにくいとはやし立てたので、このコガネムシまでおやゆび姫がみにくいと思ってしまいました。コガネムシはどうしようもなくなって、「おまえなんかどこへでも勝手に行っちゃえばいいじゃん。」と、言いました。

おやゆび姫をつまんで木から飛びおりると、ヒナギクの花の上にちょこんと乗せて帰ってしまいました。

おやゆび姫はめそめそ泣いていました。

コガネムシとお友達になれないほど、自分はみにくいのかと思いました。

なみだが止まりませんでした。

でも、おやゆび姫はバラの花びらのようにおしとやかでやさしく、この世の中でいちばん愛らしい人間なのです。

 

やがて、おやゆび姫は野ネズミの家の玄関を見つけました。

野ネズミはおやゆび姫がとつぜん来たにもかかわらず、とても喜びました。

ある日、野ネズミは、「近いうちにお客さまがいらっしゃるよ。」と言いました。

「ご近所さんがね、週一回ここをたずねてくるんじゃよ。その人、わたしよりお金持ちでね。大きな部屋がいくつもあってね、つやがあってきれいな黒いコートを着ているんじゃよ。お前さんにあの人みたいなおむこさんがいれば、きっと何不自由なく暮らせることでしょうねぇ。でも、あの人、目が見えないから、お前さんの知っているとびきりのお話を一つ二つしてやんなさい。」
 

お金持ちのモグラ

 とはいっても、おやゆび姫はご近所さんに気なんてありませんでした。というのも、その人はモグラだったからです。

でもやっぱり、モグラはつやつやのコートをめかしこんでやってきました。

野ネズミの説明では、モグラは大金持ちでそれに物知りで、家は野ネズミの家の二十倍もあるそうです。
 モグラがお金持ちで物知りなのはまちがいありません。

ですけれども、口を開けば、太陽はばかばかしいだの、花なんてかわいくないだの。

一度も見たことがないから、モグラはそう言うのです。

つい最近、モグラは野ネズミの家とモグラの家をつなぐ通路をほって作っていました。

そこでモグラは言いました。
「おやゆび姫、この通路、好きなときにいつでも通ってよろしい。ただし、通路に鳥の死がいが転がっている。見ても、怖がらないでくれたまえ。」
 くちばしも羽根もちゃんとついた鳥が、通路に本当に転がっていました。
死んでからそう経っていないようでした。

かわいそうに、ツバメはこごえ死んでしまったようでした。

おやゆび姫は小さな鳥を見て、悲しさと愛らしさがあふれてきました。

このツバメは夏の間ずっと歌い続けて、おやゆび姫のためにすてきにさえずっていたのです。

しかしモグラは足でツバメをわきに押しやって、言いました。

「もうこいつは一言も歌わないだろうよ。この小鳥、なんてみじめなつきの下にお生まれになったんだろうね! ぼくの子どもが鳥でなくて本当によかったよ。あいつらは鳴くことしかのうがないんだからね。『キーヴィ、キーヴィ』ってさ。そのあげく、冬にははらぺこでおなくなりになってしまうんだ。」

燕の悲恋

おやゆび姫は頭におおいかぶさっているやわらかい羽をそっとのけて、閉じられたまぶたにキスをしました。

「もしかして、あなたは夏の間わたしに歌ってくれた鳥さんじゃありませんか?」と、言いました。

「わたしをとっても楽しませてくれた、大切ないとしい鳥さん。」

「さようなら、かわいい小鳥さん。」と、おやゆび姫は言いました。

「さようなら。夏の間、木がみんな緑づいたときも、あつい日ざしが照っていたときも、楽しく歌ってくれてありがとう。」
 おやゆび姫は頭をツバメの胸の上にぴっとりと寄せました。

そのとき、ツバメの身体の中から、何かへんな音が聞こえて、いっしゅん不安になりました。
「ドクン、ドクン。」ツバメの心臓の音だったのです。本当は死んでなどいなかったのです。

寒さのために死んだようになっていただけで、ぬくもりが命を吹き返させたのです。

ありがとう、かわいいおじょうさん。」と、病気のツバメは言いました。

「ちょうどいいあたたかさだったよ。すぐに力がみなぎってきた。もういちどあたたかい日ざしのなかで飛べるよ。」

冬の間ずっとツバメは通路の中にとどまっていました。

おやゆび姫はせいいっぱい世話をするうちに、ツバメが好きになってしまいました。

しかし、モグラも野ネズミもこのことは何も知りません。

というのも、二人はツバメが気にくわなかったから、気づきもしなかったのです。
あっという間に春がやってきて、お日さまが地面をぽかぽかさせました。

ツバメはおやゆび姫にお別れのあいさつをしました。

ツバメはおやゆび姫に、「ぼくといっしょに行きませんか?」と聞きました。「君の大きさなら、ぼくの背中に乗れますよ。ぼくといっしょに、遠くの『緑の森』へ行きましょう。」
 でも、おやゆび姫は行ってしまって野ネズミを一人きりにすれば、とっても悲しむにちがいない、とわかっていました。

だからおやゆび姫はこう言いました。「ごめんなさい、遠りょしておきます。」
「ごきげんよう、そしてさようなら。君はほんとに優しくかわいいおじょうさんだ。」と、ツバメは言いました。

そして太陽の光の中へ旅立っていきました。
 ツバメを見送るおやゆび姫の目には、なみだが浮かんでいました。

おやゆび姫はあのかわいそうなツバメが大好きだったのです。
「キーヴィ、キーヴィ。」と、ツバメは歌いながら、『緑の森』へ向かって飛び立っていきました。
 おやゆび姫はとても悲しみました。あたたかいお日さまの下に出ることは、許されませんでした。

毎朝お日さまがのぼるころ、毎晩お日さまがしずむころ、おやゆび姫は戸口からそっと外へぬけ出します。

すると、いつも風が吹いて、麦穂むぎほがばさっと横にたおれて、そのすきまから青空が見えるのです。
『外の世界って、とってもきれいで、なんて晴れ晴れしているんでしょう。』と、おやゆび姫は思いました。
『大好きなツバメさんにもういちど会いたいのです』
 おやゆび姫は強く願いました。

でも、ツバメは二度と帰ってきません。すてきな『緑の森』へ飛んでいってしまったのですから。
 秋がやってきて、おやゆび姫のよめいり道具いっしきはみんなととのっていました。

そして野ネズミはおやゆび姫に言いました。「ひと月したら結婚式をあげるわよ。」
 おやゆび姫はひっきりなしにしくしく泣きました。

「モグラさんとは、気が合わないの。だから、結婚したくありません。」と、言いました。
「ばかなことを言うんじゃないの。」と、野ネズミは返事しました。

「今はいこじになっちゃだめじゃ。さもないとこの白い歯でかみつくよ。あんなイイ男そこいらにはいないんじゃ。女王さまだってあんなきれいでぴかぴかの服とか、毛皮は着ないんじゃよ。台所も貯蔵室ちょぞうしつも食べものでいっぱいで、こんな運命のめぐり合わせに感しゃすべきじゃよ。」
 いよいよ結婚式の日取りが決まりました。

その当日に、モグラはおやゆび姫を地中深くに連れていくつもりでした。

いっしょに暮らすためなのですが、おやゆび姫はいやでした。

あたたかいお日さまがもう見られなくなるからです。

美しいお日さまに別れを告げなければならないのです。

それを考えると、悲しくてしかたがありません。

いままで、野ネズミは戸口に立ってお日さまをあおぐことだけはゆるしていました。

おやゆび姫は最後の一回、とお日さまを見に行きました。
「さようなら、明るいお日さま。」と、おやゆび姫は声を張りあげ、お日さまへ腕をぴしっとまっすぐのばしました。

「さようなら、さようなら。」と、おやゆび姫は何度もくり返しました。

そして近くに生えている小さな赤い花をだきしめました。

「もしあのツバメさんに出会ったら、あなたからよろしく言ってね。」
「キーヴィ、キーヴィ。」とつぜん上の方から声が聞こえました。

おやゆび姫は空をあおぎました。すると、手のとどきそうなところにそのツバメが飛んでいるのです。

ツバメはおやゆび姫を見つけると、すぐによろこんで地面におりたちました。

それからおやゆび姫はツバメにこれまでのいきさつを話しました。

たちのわるいモグラと結婚するはめになって、地下深くで暮らすことになったので、これからは明るいお日さまが見れなくてしょぼんとしているということを。しゃべりつづけていると、おやゆび姫はいっそうしくしく泣くのです。
「寒い冬がもうそこまでせまっている。」と、ツバメは言いました。

「そしてぼくは南の国へと旅立たなきゃいけない。ぼくといっしょに行きますか?」

「――ええ、わたし、あなたといっしょに行きます。」と、おやゆび姫は言いました。

そして鳥の背中に座って、空いっぱいに広げたつばさの上に足をかけて、そして一番丈夫な羽の一つに腰のリボンをくくりつけました。
 ツバメは大空へと舞い上がりました。森を越え、海を越え、万年雪におおわれた山々を越え、飛んでいきました。

ようやく二人は青い湖のところへやってきました。

ほとりには青々とした木々が立っていて、湖にかげを落としていました。そこに、宮殿がありました。

「これがぼくの家だよ。」と、ツバメは言いました。

「あそこにすてきな花がいっぱいあるでしょう。あの中から一つ選んでくれませんか。その上に下ろしてあげるよ。ぼくは君が幸せになるためなら、どんなことだっておしまないよ。」

地面に、大理石の柱が三つに折れて倒れていました。

もともとは一本だったのですが、くずれて倒れるときにポッキリと折れてしまったのです。

その三本の柱の間に、何よりも美しい大きな白い花がいくつも咲いていました。

ツバメはおやゆび姫と下におりていって、大きな花の上に乗せました。

 

白馬の王子様

おやゆび姫はとてもびっくりしました。花の真ん中に、小さな人がいたからです。

その人は、水晶みたいに白くすきとおっていました。

頭の上に金のかんむりをかぶって、背中にゆうがなつばさがついていました。

そして、おやゆび姫と同じくらいの背の高さでした。

実は、その人は花の妖精でした。

どんな花にも、そういう男の人と女の人が二人住んでいるのです。

その中の王様が、この人なのです。

「まぁ、なんとお美しい方!」と、おやゆび姫はツバメに小声でささやきました。
 その小さな王子さまははじめ、巨人のように大きい鳥を見て、ひどくおびえていました。

王子さまもそれだけ小さな人間なのです。

でも、王子さまはおやゆび姫を見ると、とてもよろこびました。

こんなにきれいな女の子は今まで見たことがない、と思いました。

王子さまは金のかんむりを外して、おやゆび姫の頭にかぶせました。

そして王子さまは、名前を聞いたあと、こう言いました。

「どうか私のおよめさんになってくれませんか。すべての花の、おきさきさまとなってくれませんか。」
 むすこガエルや、ふわふわでぴかぴかの黒服を着ているモグラをおむこさんにするのとはくらべものにはならない、重みのある言葉でした。おやゆび姫は、「はい。」とかっこいい王子さまに言いました。

すると、ぶわっとすべての花が咲いて、妖精たちが小さなおきさきと王さまのところへやって来ました。

みんなきれいで、二人を見てにこやかに笑いました。みんなおやゆび姫におくりものを持ってきていました。

そのあと、お祝いがありました。あのツバメがお祝いの歌を頼まれて、もちろん引き受けました

ツバメは二人の頭の上の巣の中で、じっと動かずにウェディングソングを歌いました。

自分のできるせいいっぱいの花むけだと思って歌いました。

ツバメはとても悲しいけれど、それをかくして歌いました。

心の中ではおやゆび姫を愛していたのです。おやゆび姫と別れたくないのです。

「これからはおやゆび姫なんて名前で呼んではいけないわ。」と、花の妖精が言いました。

「へんな名前よ。あなたはとってもかわいいんだから、マイアと呼びましょう。」
 

ツバメは、「さようなら、さようなら。」と言いました。

あたたかい南の国からデンマークへ戻るため、ツバメはその場をさらなければならないのです。

あたたかい国を飛び立ち、北へ北へと飛んでいくにつれて、とてもさみしくなっていきました。

ツバメはデンマークにも巣を持っていました。

ある家のまどの上に巣はありました。

その家には、童話を書くおじさんが住んでいました。

ツバメは巣の中で「キーヴィ、キーヴィ。」と、歌いました。

それはおやゆび姫が生まれて、幸せになるまでのお話の歌でした。


中居正広氏(52)が芸能界引退を発表「本当にごめんなさい。さようなら…」【全文】

2025-01-25 | 日記

中居正広氏(52)が芸能界引退を発表「本当にごめんなさい。さようなら…」【全文】

SMAP - 夜空ノムコウ (1998) 4K


Profiling with the Tarot

Ⅴ.教皇(The Hierophant)

正位置の意味
慈悲と人徳

逆位置の意味
逃避と固着

Ⅸ. 隠者(The Hermit)

正位置の意味
経験則と高尚な助言

逆位置の意味
閉鎖性と陰湿

8カップ(cups)Eight.  成功の放棄

 

顕在意識にまだ現れていないものを読み取るには

 自分の中では起きないことが、現象として拡大して外側で起きていることがあります。

一連の騒動は、未然の出来事の現象化を示しています。

五感覚以外の、間接感覚の世界は、現実にはまだ生じていない情報を読み取る場所なのです。

ですから、一連の騒動のエッセンスを見抜くことで、まだ生じていない未来を掴むことができます。

中居正広さんへのインスピレーションは、聖職者への道が開かれています。

2025年に、無限の才能を持つ人間の頂点を極めた芸能活動が消滅しました。

それは、完全な終わりなのでしょうか?

なにものこらないのでしょうか?

科学でもっとも信じられている定説は、このようなものです。

すべてのエネルギーは決して消滅しない。変化するだけである。

すなわち、何かが終わることは別の何かが始まることである。

物理の世界では、消滅したように見えても、それはエネルギーが別のものに変化しただけで、

本来のエネルギーは消滅しない。

中居正広さんの動向から、2008年に亡くなられた飯島愛さんの怨霊に気に入られた状態であることが、タロットを用いたプロファイリングによって、見受けられます。このために、このままでは命が危ないということが、未然の出来事を間接世界で知覚した、危険お知らせ警報です。

しかし、聖職者への道が開かれたことは、中居正広さんが命拾いした証明であり、生命力の強靭さを示唆しています。

 2008年に飯島愛さんが亡くなられて以降、中居正広さんの心身には、目に見えない霊障が出現しています。中居正広さんの部屋は、精神世界の奈落と暗黒を再現したものでした。

仕事以外は、殆ど自分の部屋のカーテンを開けない。太陽を見ると頭痛がする。一日中、酸素不足のような換気の悪い、澱んだ空間に丸まって胎児のように、寝転んでいる。およそ、生命力を感じさせるあらゆるもの、太陽の光、風、植物や花などを、部屋の中に入れるのを自らの意思で禁じていました。既に家庭は死んでいるのもの同然でした。その暗黒の部屋にひきこもったまま、学習も遊びも放棄して孤立してしまったのです。何より、ご自分が違和感を察知しておられたはずです。「このままでは、死んでしまうのでしまうのではないか?」「もう死んでいるのではないか?」あたかも脳の血行障害の後遺症のように冷たく硬直して、死んでいるように感じられていたのです。

でも、これからは違います。海外へ留学しても良いし、日本の大学院で修行しても良い。

あなたには聖職者への道が開かれています。

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