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ロシア、ウクライナ首都機能を新型ミサイルで攻撃可能=プーチン氏

2024-11-29 | 日記

 

 

ロシア、ウクライナ首都機能を新型ミサイルで攻撃可能=プーチン氏

ロシア、ウクライナ首都機能を新型ミサイルで攻撃可能=プーチン氏

MarkTrevelyan[28日ロイター]-ロシアのプーチン大統領は28日、新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」を使ってウクライナの「意思決定の中枢」を攻撃する可能性が...

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プーチン大統領“経験豊富で知的な政治家だ”とトランプ次期大統領を称賛 

 

露大統領 トランプ氏を知的と称賛 - Yahoo!ニュース

露大統領 トランプ氏を知的と称賛 - Yahoo!ニュース

ロシアのプーチン大統領は28日の会見で、アメリカのトランプ次期大統領について、経験豊富で知的な政治家だと称賛した上で、西側諸国と対話の用意があると改めて強調しました。

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本の題名『田舎暮らし幻想離婚』

著者 坂口由美

出版日 2024.11.

坂口由美の研究エッセイ Research Essay by Yumi Sakaguchi

社会の皆さま、こんにちは。

全日本カウンセラー協会の坂口由美です。

28日 18時44分のNHK NEWSによれば、27日夜、東京 文京区にある自民党の猪口邦子参議院議員の自宅マンションが焼け、2人が死亡した火事で、2人はいずれも台所付近に倒れていたことが捜査関係者への取材でわかりました、とあります。ところが、28日21時54分に放映されたテレビ朝日-報道ステーションには、家の中が凄まじい火に覆われ、家の中に戻ることは不可能な状態で屋上テラスに女性が映し出されています。 すると、この女性は、どうやって、部屋の中に飛び込み、台所にたどり着くことができたのか、腑に落ちない、謎が残ります。

今回の猪口邦子参議院議員の「怪事件」は、何を象徴しているのでしょうか。それは、彼女自身が研究してきた「女は女というだけで貧乏になるのだ」ということでしょう。さらに、近い将来の日本で預金封鎖が行われる可能性が急浮上したということです。

  

 

田舎の厭らしさは、 本来他人のものになるはずのものを自分のものにした挙句の「凋落」にある

 田舎、すなわち村の厭らしさは、あらゆる「排除の論理」が、さまざまに姿を変えて、「村の掟」「村の正義」と瞬く間に伝播され、ブルドーザーのように推し進められるところでしょうか。福祉法によって、保護されていた女性も、「村の排除の論理」に当てはめると、保護されなくなる。それどころか、村人が総動員して、寄ってたかって身ぐるみ剥がされる。

本来、福祉法に保護されるべき身分の者から、権利だけを横取りして、えげつない手法で、すり替えて、不当に貶めていき、これは、自分たちの権利なのだと、都合よく開き直る。非難されるものではないのだ、と都合よくルールを改ざんする。しかし、弱者からピンハネした挙句の果てに、「凋落」が待ち伏せている。村は衰退するけれど、自分たちの力では、どうすることも出来ない。だから、他の町から強奪しようと、狩りに行く。それが当たり前と考える思考法の習慣性。そこが、田舎の厭らしさだと感じます。村の上位者から下位者へ庇護が与えられる慣習は、男性が上位者で女性が下位者というものではなくて、最初から村の規則・法律として存在していたので、私は、男性に忖度することもなく、村で暮らしてきました。私にとって、男性とは関わる対象ではなくて話し合う対象ではなくて、遠くにあるものでした。ところが、女性には庇護される立場を得ることすら難しくなりました。ハラスメントに晒されやすい、リスキーな身分に引きずり下ろされたのです。元々、福祉の救済を必要とする下位者の身分から、より深刻な立場へと強引に落とされたのです。村で暮らすことが女性として居心地の悪さを感じさせられることばかりになったのです。女性の人権がクローズアップされ、私の身分は極めて低く扱われるようになったのです。名前を呼ばれずに、5円とか10円とか値段で呼ばれることもありました。村では、女性がこうした縛りから解放される学校教育は存在しませんでした。村の学校教育は、女性を縛りから解放する高みに導き、自立を促す方向にではなく逆に抑圧する方向へと作用していたのです。最終的には、女性を家に閉じ込める同調圧力となって働きかけることになったのです。

ところが、ハラスメントが女性にどのような不利益を強いて来たかを振り返るなら、その不利益とはまず「労働市場からの排除」です。私は、最初から「労働」を奪われていたのです。「労働」を奪われた私は、「労働」ができなくなりました。ですから、何をしたかというと、家の中で机に向かい、本を読み、研究を始めたのです。長い期間、労働の機会を損失し、家の中で本を読み、研究をすることが、生活習慣になると、村の男は、よその女の家の中を覗き込み、監視下に置くという手段を用いて、女に家事労働と子守り、墓守、貧困、自己犠牲的な行為を美徳とする価値観を強く押し付けたのです。家の中で机に向かい、本を読む女は、究極の怠け者であり、男の目で見た「嫌われ者」であるために、なにがなんでも叩き潰さなければ、怒りでぐらぐらするほどに、腹の虫が収まらないのです。しかし、私はもうこれでよいのではないか、と考えています。生活との両立はできるのですから。私はこれまでずっと「労働」をしなくても、生活できてしまったのです。私はこれからも「労働」をしないで生活するのだろうと思います。「読書と研究と執筆」という、人から見たら勝算のたたない闘いを、自分の天職にしてしまったのです。

 


猪口邦子議員宅火災で2人死亡東大名誉教授の夫と娘か

2024-11-28 | 日記

 

猪口邦子議員宅火災で2人死亡 東大名誉教授の夫と娘か

猪口邦子議員宅火災で2人死亡 東大名誉教授の夫と娘か

東京都文京区にある自民党の猪口邦子参院議員(72)の自宅マンション火災で、警視庁は28日、現場から見つかった2人の死亡を確認したと明らかにした。いずれも性別不明。夫...

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本の題名『田舎暮らし幻想離婚』

著者 坂口由美

出版日 2024.11.

まえがき

 「田舎暮らし幻想離婚」というテーマは、近年の移住ブームやスローライフへの憧れから生まれる現象を指しています。都会の喧騒から離れ、自然豊かな田舎でのんびりとした生活を求める人々が増えていますが、実際に移住してみると、理想と現実のギャップに気づくことがあります。例えば、交通の不便さ、医療や教育の選択肢の少なさ、地域コミュニティへの適応の難しさなど、田舎特有の課題に直面することがあります。これらのストレスが原因で、夫婦間の関係が悪化し、最終的に離婚に至るケースも少なくありません。田舎暮らしを考える際には、理想だけでなく、現実的な側面も十分に考慮することが重要です。この本は、全日本カウンセラー協会のゼミ「ハーバード流交渉術・実技編・田舎暮らし幻想離婚」を書籍化したものです。恋愛のときには全く見えなかった心の病いが、結婚と同時にみるみる姿をあらわします。ずるずると問題が先送りされていくのは、「人と問題」を分離できないからです。ソフト型でもなくハード型でもない交渉術を、誰でも簡単に習得するために考案されました。 

 

坂口由美の研究エッセイ Research Essay by Yumi Sakaguchi

 社会の皆さま、こんにちは。

全日本カウンセラー協会の坂口由美です。

11月27日午後7時10分、東京都文京区にある自民党の猪口邦子参院議員の自宅マンションの6階一室で火災が発生しました。火元は、猪口邦子参議院議員の部屋ですが、出火当時、猪口邦子参議院議員は外出していました。本人の外出後に、無人の部屋から火が出る原因はなんでしょうか。失火でしょうか。テロでしょうか。口封じでしょうか。猪口邦子参議院議員は、何らかの政治的トラブルに巻き込まれていたのでしょうか。猪口邦子参議院議員のホームページには、「軍縮にODAの視点を」の論文が掲載されています。

  1. テロリストが貧困に巣くうから、貧困をなくすためにODAを。
  2. もっと直接的に軍縮活動にODAを展開することができないとダメなのではないか
  3. そう断言することができます。
  4. テロ対策が国際社会の中心課題となっている今
  5. 憎悪とか恨みというような根の深い戦争
  6. 深い恨みが社会各層に浸潤していて、憎しみが止まらない
  7. 非暴力的な手段で話し合うよりも簡単な暴力的手段に訴えることになります
  8. 女性差別が強い社会において、女性がお金を持っても差別によって排除されているわけだから貧困状態は続いている。
  9. 国連は貧困を所得ではなく排除であると再定義しています。
  10. 今の世界の根本の問題に取り組もうとすると、テロリストが跋扈する余地を与える危険性をなくしていくことが必要です。
  11. これを21世紀の大きな課題として取り組んでいきたいと思います。

政府は厳しさを増す安全保障環境に対応するため、2027年度までの5年間におよそ43兆円を投じ、防衛力を抜本的に強化するとしています。

具体的には相手のミサイル発射基地などを攻撃する「反撃能力」を保有するための装備を備えるなどとしています。

 

キーワード  「軍事拡大と多数決」から差別・解体された者の排除と追放 

テロリストが跋扈する余地を与えたがゆえ、事故・災害が生じた可能性がある

 

草の陰刻 講談社文庫 – 1971/7/1 松本 清張 (著)

松山地検庁舎の怪火で事務官が焼死、事故として処理された。だが死亡した元検事の娘からの手紙に不審を抱いた青年検事は、真相追跡を始めた。そして浮かびあがるのは暗い過去を抹殺しようと腐心する黒い影――。青年の傷心と挫折の日々を活写し、推理小説の枠を超えた巨星松本清張の本格派長編。

 


「令和6年能登半島地震について」気象庁

2024-11-27 | 日記

気象庁

 

『自己愛性パーソナリティ障害とコルサコフ健忘症の心理分析学』

本の題名『自己愛性パーソナリティ障害とコルサコフ健忘症の心理分析学』

著者 坂口由美

出版日 2024.11

 

「自己愛」にしがみつく「コルサコフ健忘症」との会話力を鍛えるエクササイズの方法

Psychological counselor

相談者様、こんにちは。全日本カウンセラー協会の坂口由美です。

今日は、対人恐怖についてお話しませんか。


A client

先生、どうぞよろしくお願いいたします。

私は、職場で同僚の女性の皆さんと打ち解けて気持ち良く話したいとは思っているのですが、自分の努力もまだまだ足りないとはよく承知しておりますが、相手の人たちも私を受け容れてくれないという辛い気持ちもあることは確かです。このあたりの原因とか、解決策をお伺いしたいと思っています。


Psychological counselor

他者との関係が、あまりにも長い間、緊張状態にあるということが問題点になりますね。


A client

そのように思います。私の場合、他者と打ち解けて仲良くできない自分について強く意識しています。他の人たちは何人かで集まって酒を飲みに行ったり、会社の外で、ばったり出会うと波長が合うようにごく自然に話しています。そんな様子を見ると、なぜか、私だけが除け者にされているかのように感じます。そういう事実は、もちろんないのですが、虐められているような感覚になります。


Psychological counselor

過去の事件と判例のなかで、高校生の男の子が、同級生の女の子の家に侵入して殺害するという事件が起きました。あの事件を引き合いに出すのは問題がありますが、男性が、女性のことをじーっと思い詰めて自分に重ねて結び付けているところは、どこか共通している感じはしませんか。


A client

たしかに、自分は冷たくされている、という意識は、よく考えてみれば不当なもので相手の人たちには何の責任もないと思うのですが、でも、職場で私だけが誰とも喋らないでぽつんとしている時は、冷たくされている自己像とでもいいますか、そういうものがあって、私の場合は、相手の方々を切り離そうとしている気がします。


Psychological counselor

あの事件の少年は、少女を自分という孤独な自己像のイメージに取り込んでいました。古典的な精神分析の言葉で言うと、投影といいます。ご自身の場合、長い間、職場の中で自分から積極的に職場の皆さんと話さないという状態が続いています。すると、やはり、投影という心理操作が行われていて、この中で仲良くしているのでバランスが取れているとお感じになったことはございませんか。誰とも自分から積極的に話さないということは、たしかに客観的に見れば辛いことです。本当は、なんとかしようと工夫なり、改善のための方法を考えるところなのでしょうが、そういうこともやらないというのは、投影という方法で相手の人たちと同化していて。この中で仲良くしているので、これ以上、工夫も改善もいらないと思っているのでしょうか?

相談者様は、ストックホルム症候群ということをご存じでしょうか。銀行強盗などから人質にされて何日も同じ時間と空間を過ごすうちに、相手の気持ちに同化していて、自分を被害者だとは思えなくなる心の状態のことです。ここまで屈折するには身の危険を感じるような不安が必要です。しかし、ご自身が職場では困っているように見えないということがあるとすれば、心の中では、自分を相手に投影していて、これ以上は仲良くする必要がない、と思っていることは間違いないと思われます。


A client

すると、先ほどのストックホルム症候群の例で言いますと、私の場合、人質にした人と自己同一化をしていることと同じく、喋らない同僚の方々と自己同一化していることになるのでしょうか。


Psychological counselor

そういう変換が、頭の中のイメージの中でおこなわれていると思います。職場の中で喋らない自分を哀れに思う一方で、相手の人と自己同一化すれば、相手の人たちは、自分のイメージの延長にあるものに変わるのです。だから、話さないという行動は相手の人たちと同じになってしまいます。


A client

少女を殺害した少年は、相手の少女に冷たくされたから、だから、自分も同じように冷たくするという行動を自己同一化として表したのですね。


Psychological counselor

おっしゃるとおりです。あの事件の場合は、冷たくするも仲良くするも、実際にはそういう人間関係は事実としてなかったのです。少年と少女の間には、人間関係の事実はなにもなかったので、自分も冷たくするという行動をとることができなかったのです。ゆえに、自分の頭の中のバッドイメージが極端にあらわされています。


A client

先生のご説明はよくわかりました。


Psychological counselor

引き続いて、原因についてのお話を次回に致しましょう。


A client

ぜひ、よろしくお願いいたします。


社会の皆さま、こんにちは。全日本カウンセラー協会の坂口由美です。

今回、ご紹介したエクササイズは、職場でアルコール依存症の妄想を言い表す男性を、銀行強盗に喩えるならば、職場ジャックと言えるでしょう。このような男性の妄想を、嫌々ながらも毎日のように聞かされる女性の、職場で人質にされて、毎日、毎日、同じ時間と空間を過ごすうちに、自分を被害者だとは思えなくなる心の状態にも応用できます。男性も女性も、職場にいる間、ずっと、前頭葉が縮小して麻痺が進行している状態です。

 


「元日の恐怖よみがえった」石川県内震度5弱、被災者声震わせ

2024-11-27 | 日記

 

能登地方で5弱 70代女性1人けが - Yahoo!ニュース

能登地方で5弱 70代女性1人けが - Yahoo!ニュース

26日夜、石川・能登地方で震度5弱を観測する強い地震がありました。この地震で、70代の女性がけがをしました。

Yahoo!ニュース

 

最悪のシナリオは『半割れ』南海トラフ巨大地震「震度7」が連発も

「半割れ」南海トラフ巨大地震 もう1つの最悪想定 | NHK | WEB特集

「半割れ」南海トラフ巨大地震 もう1つの最悪想定 | NHK | WEB特集

【NHK】「最悪のシナリオは『半割れ(はんわれ)』かもしれない」地震の専門家たちは取材に対して、口々にこう答えました。近い将来、必…

NHKニュース

 

滋賀県 ホーム

Q. 南海トラフ地震について2025年7月5日にくるかもしれないと噂されています。 被害の規模琵琶湖からの津波の有無などデータが知りたいです。 避難場所や食料の強化などの体制も気になります。(令和4年2月受付)

A. 県においては、南海トラフ地震や県内の活断層による地震被害想定をホームページにて提供させていただいているところです。


真面目に考察 2025年隕石衝突説

 

特集ワイド:真面目に考察 2025年隕石衝突説 | 毎日新聞

特集ワイド:真面目に考察 2025年隕石衝突説 | 毎日新聞

 あの大予言の再来か。「2025年7月5日、地球に隕石(いんせき)が衝突する」。そんな説がネット空間で広がっている。人類滅亡なら大変だ。残り1年のカウントダウンを前に、...

毎日新聞

 


自己愛性パーソナリティ障害とコルサコフ健忘症の心理分析学

本の題名『自己愛性パーソナリティ障害とコルサコフ健忘症の心理分析学』

著者 坂口由美

出版日 2024.11

酔っ払いの突飛な行動、脳との関係は? (2ページ目):Goodayクイズ:日経Gooday(グッデイ)酒を飲むと他人に迷惑をかける人は「アルコール依存症予備軍」 « 日刊SPA!

 

日本の男性は、ご自分の「労働者としての働き方」が、会社で病理を発病させているという真実

全日本カウンセラー協会の病理学による「日本の男性の労働という働き方の真実」をごらんいただき、お役立てください。日本の男性は、会社で「労働者」として働き「労働者」を管理し、アルコールを毎日浴びるように飲むという生活を、何十年も繰り返しています。アルコールにやられる脳の部位は、前頭葉です。日本の男性は、労働者として働く何十年間、ずっと、脳の前頭葉を委縮させ続けている、ということなのです。アルコール依存症は、「統合失調症」を発病します。アルコール依存症とは、脳の司令塔である前頭葉が、弛緩(しかん)(ゆるみ、たるみ)を欲しがって、求めつづける病理なのです。アルコール依存症の本質は、「麻痺・まひ」を「進行させる病理」です。(統合失調症すなわち、分裂病=schizophrenia。Schizo=進行する。Phrenia=麻痺する、が語源です)。
アルコール依存症は、知的に「見ること」「聞くこと」「読むこと」「書くこと」のための目、耳、口、手の知覚神経が固まって硬直し「麻痺状態」になって全く機能しなくなる病理です。

日本人の分裂病は「人格崩壊型の分裂病」(アジア型の共同幻想の禁制と黙契が分裂病をつくります)と、「対人関係の神経症、強迫観念によって性格を崩壊させる型の分裂病」の二つでつくられています。「世界同時景気後退=グローバル・リセッション」以降、輸出依存(甘え)による「弛緩・しかん」の許容が無くなり、日本人の神経症・強迫観念のクッションがなくなり、「人格崩壊型の分裂病」が露出しています。

日本の男性は、ご自分の「労働者としての働き方」が、会社で病理を発病させているという真実を知ることで「弛緩」がつくる支障と障害を正しく改善することができます。

アルコール依存症がつくる統合失調症、すなわち精神分裂病」というと「ジキルとハイド氏」のような社会的なパーソナリティの崩壊や二重人格、三重人格になることだと思われています。あるいは、人に危害を加える幻聴、幻覚にとりつかれて社会的な秩序を破壊する異常行動を起こす病気のことだ、と歪んで理解されている場合もあるでしょう。
しかし、「アルコール依存症がつくる精神分裂病」とはそういうものではありません。
「アルコール依存症がつくる精神分裂病」を定義すると、「弛緩」する病理のことです。
「輪ゴム」を想像しましょう。「輪ゴム」は、引っぱると「緊張」します。緊張することで役に立ちます。ゆるめるとたるみます。「ゆるみ」「たるみ」が「弛緩」です。
人間の精神も「緊張」して役に立ちます。話すこと、聞くこと、見ること、読むこと、書くことが「精神活動」です。これは、「息を止める」という無呼吸状態でおこなう行動です。この「無呼吸」という心臓の心拍の低下が緊張です。これが「精神活動」です。この精神活動の緊張を「弛緩させる」…つねにゆるみっぱなしにして、くる日もくる日もたるませつづけることを欲しがって、求める、というのが「アルコール依存症がつくる精神分裂病」です。

このことを明らかにしたのが「近代精神医学の祖」といわれる「E・クレペリン」です。「E・クレペリン」は、精神をたるませ、ゆるませずにはいられない病理を『早発性痴呆』と定義しました。クレペリンの『早発性痴呆』を整理して分類し、症状の共通項をとり出したのがスイスの精神医学者「E・ブロイラー」です。
ブロイラーは、「痴呆化に至る麻痺」を「弛緩・しかん」と定義しました。「緊張」が「弛緩・しかん」に分裂するというイメージが「精神分裂病」といわれています。
しかし、「分裂病」の「分裂」とは、正しくは「進行していく」という意味です。「麻痺・まひ」がどこまでも進行していくので「精神分裂病」というのが正しい理解の仕方です。
みなさまも、正座すると「脚が麻痺してシビれた、立てない、歩けない」という経験がおありでしょう。これと同じ「麻痺・まひ」と「しびれ」が廃用萎縮とともに進行していくというのが精神分裂病の実体です。この正座と同じしびれ(麻痺)が、「視覚」「聴覚」「手と指の触覚」を中心にして起こります。それが「精神分裂病」の分かりやすいメカニズムです。

E・ブロイラーは、精神分裂病の特性を次のように明らかにしました。

「自閉する病気である」…弛緩(しかん)させるイメージをじっと心の目で見つめて「たるみ」「ゆるみ」に浸ること、が「自閉」です。
「ネット依存」「ケータイ依存」「マンガ依存」「アルコール依存」「恋愛依存」などが好例です。このような「快美感のイメージ」に浸るとあっという間に時間が過ぎ去るでしょう。このような心的な状態が「自閉」です。
「離人症(りじんしょう)をつくり出す病気である」…弛緩(しかん)させるものに意識を向けつづけると自分の周囲のこと、明日のこと、生活の中の行動のことに思考が向かなくなるでしょう。ケータイを持ってディスプレーをのぞきこみながら歩く人がいます。この人は後ろにたくさんの人がいても、混み合う通路で他者が自分の手にしている「ケータイ」に接触しないように気遣っていることなどに注意や配慮が向けられなくなっています。このような現実に「見ること」「聞くこと」「接触すること」に無感覚になるのが「離人症」です。
ブロイラーは「精神医学の父」と呼ばれています。ブロイラーが定義した精神分裂病の症状の特性の「自閉」と「離人症」は、どのような分裂病でも共通して、最初から最後まで持続します。精神分裂病の「自閉」と「離人症」は『妄想主題』によってつくり出されることに注目して、研究に参加したのが、ブロイラーの門下生の「E・ミンコフスキー」「C・G・ユング」「L・ビンスワンガー」らです。

「分裂病」は、語られる妄想主題に時代と社会によっての違いがあることを発見したのは、ドイツの「H・ミュラー」です。H・ミュラーは、「精神分裂病の原因」は、「その時代、その社会の中で最も高い知性の言葉にたいして不適合であることだ」と明らかにしました。このH・ミュラーの発見は画期的なものです。
H・ミュラーは、「精神分裂病は、その時代と社会の中で最も高い知性の言葉が曖昧であること、そして、個人が曖昧にしか憶えていないこと=言葉(言語)への不適合が原因である」ということを実証する臨床例を公表しました。

E・ブロイラーの門下生の「C・G・ユング」は「妄想には二種類があること」をつきとめました。
一つは「神経症、強迫観念をつくり出す妄想主題」です。もう一つは、「妄想は、きわめて主観的になる。その主観のイメージの内容は太古の原始社会の共同幻想をあらわす」というものです。

「神経症、強迫観念をつくり出す妄想主題」は、1930年代にアメリカの「P・ホッホ」によって「神経症の仮面をかぶった分裂病」(境界型の分裂病)と提唱されました。
日本人は、「精神分裂病」の本質を理解しなかったので「分裂病の仮面をかぶった神経症」と、「神経症」を目的語化しました。
これが「統合失調症」というように作為的に記号化されています。

「境界型の分裂病」は、C・G・ユングのいうように「神経症」と「強迫観念」をつくる妄想で生成されます。文明病とか、文明のつくった機会に疎外された孤独な人間の生み出す妄想という具合です。

日本人の場合は、日本語(和語・やまとことば。ひらがなの言葉)が初めから「人間関係」に「不適合をつくる」ように成り立っています。このことは、故・大野晋(国語学者)が事実実証的に明らかにしています。
その上、「漢字・漢語」の「意味」を知らずに「読む」「書く」「話す」ということをおこなっているので「仕事」「学校の勉強」「本を読むこと」「文章を書くこと」にも「不適合」です。
「仕事に行けている」「学校に行けている」「結婚している」「恋愛ができている」というのは、単なる「適応」です。日常語の範囲で行動を成立させているだけのことです。だから、「ネットは見れても本は読めない」「ケータイでメールを打てても、自分の口で会話はできない」「文章を書いてもテニヲハの助詞の使い方が不正確。助詞、助動詞に『意味』があることすらも知らない」「書いた文章の中の漢字・漢語の意味を問うと『知らない』と答える」ということにぶつかって、神経症と強迫観念をつくり、『触媒』を使って弛緩を求めているのです。

「弛緩」とは「進行性の麻痺(マヒ)」のことです。「見ること」「聞くこと」「話すこと」そして「動くこと」の五官覚の知覚神経が硬直化して、神経細胞が死滅していくという廃用萎縮を引き起こします。「神経症」や「強迫観念」が原因となって「早発性痴呆」(E・クレペリン)を生起させます。

日本の男性は、ご自分の「労働者としての働き方」が、会社で病理を発病させているという真実を知ることで「弛緩」がつくる支障と障害を正しく改善することができます。「仕事に適応している」という安心は、「神経症」「強迫観念」が「いずれ人格崩壊を招く」という警告でもあるのです。

アルコール依存症の事例でわかる臨床心理学。臨床心理士の治療への関わりや診断方法など業務を知ろう。10分で読めるシリーズ  

 


ウクライナが再び米国製長距離ミサイルATACMSで攻撃かロシア領内クルスク州に

2024-11-26 | 日記

 

ウクライナが再び米国製長距離ミサイル ATACMSで攻撃か ロシア領内クルスク州に

ウクライナが再び米国製長距離ミサイル ATACMSで攻撃か ロシア領内クルスク州に

ウクライナ軍が再びアメリカ製の長距離ミサイルでロシア領内を攻撃した可能性があります。ロシアの独立系メディアは25日、ウクライナがアメリカ製の長距離ミサイルATACMSで...

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ロシア使用の北朝鮮製弾道ミサイルに“欧米や日本の部品” ウクライナ国防省が明らかに

 

北ミサイルに日米欧の部品 ウ発表 - Yahoo!ニュース

北ミサイルに日米欧の部品 ウ発表 - Yahoo!ニュース

ウクライナ国防省は、ロシアがウクライナへの攻撃に使用している北朝鮮製の弾道ミサイルに、欧米や日本などで製造された部品が使われていたと明らかにしました。

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自己愛性パーソナリティ障害とコルサコフ健忘症の心理分析学

本の題名『自己愛性パーソナリティ障害とコルサコフ健忘症の心理分析学』

著者 坂口由美

出版日 2024.11


まえがき

社会の皆さま、こんにちは。

全日本カウンセラー協会の坂口由美です。

この本は、自己愛にしがみつくコルサコフ健忘症との会話力を鍛えるために、エクササイズの方法をご紹介致します。このエクササイズは、全日本カウンセラー協会が独自に新しい技術を編み出したもので、プログラム内容は「セカンドステップ」です。研究に裏付けされた普遍的な予防プログラムで、だれでも学べるように作られています。この本は、全日本カウンセラー協会の本ゼミで学習した内容を書籍化したものです。近藤誠『成人病の真実』の第九章より「ポリープはがんにならない」をご紹介します。

 

近藤誠『成人病の真実』文藝春秋 2004/8/10