ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

果報は寝て待て

2010-12-29 01:47:10 | 食・レシピ

12月28日(火曜日)
雀友のK君から電話があった。「サーモンの燻製が出来たので、取りに来ないか?」「喜んで頂きに行くよ」
ここ数年間、年末になればサーモンの燻製を頂戴している。K君は年末になれば親類にお歳暮として、自分で造ったサーモンの燻製を贈っているそうだ。
おこぼれ頂戴の我が家では、今では愛妻は彼の燻製(ベーコン、サーモン)の大ファンになっている。
電話をもらって1時間後には、K君の玄関に到着していた。「早く来たなあ。カメラ持っているか?」「持っているよ」「燻製器を見せてやるから上れよ」。
裏庭に行き、K君自慢の燻製器を拝見した。

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米保管庫を改造した燻製器は大きく、一度にサーモンの燻製が24枚も出来る。趣味にしては度を超え、いつでも燻製屋さんの商売が出来そうだ。
燻製器を開くといぶした煙が立ち昇り、プ~ンと燻製の匂いが漂ってくる。

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金網を引き出し、「これはトラウト、これはキングサーモン」と説明してくれる。

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金網の上には、見るからに美味しそうな橙色をしたサーモンが、横たわっていた。キングサーモンは、キングと名前が付くだけあって、大きくて値段もはるそうだ。1匹8キロほどあり8,000円もすると言っていた。これを魚屋さんで、3枚おろしにしてもらっている。サーモントラウトは、チリから切り身で冷凍され輸入しているそうだ。「これでどれくらいの期間燻製しているの?」「丸5日間燻製しているよ」。「こいつをやるよ」と、金網からsalmon troutを下ろした。サーモントラウトはキングサーモンに比べ半分位の大きさだ。
お持ち帰りする燻製は、手際良く真空パックにしてくれた。

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キングサーモンは脂分が多いが、サーモントラウトは少ない。人によっては脂分が少ないサーモントラウトを好む人もいるそうだ。どこかマグロのトロと似ている。
スモークウッドはヒッコリーを使用していて、ベーコンやハム、スモークサーモンに最適だとのこと。

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K君は燻製造りにはまって10年以上にはなるだろう。今年のスモークサーモンの出来はいかに。パスタ料理、ポテトサラダ、チラシ寿司と何でもいける。食べるのが楽しみだ。

【参  考】
1.サケとマスの境界が厳密でないため、国により区分方法が異なる。英語では、サケがsalmon、マスがtroutに対応している。単にtroutというと淡水産を意味し、海産のものはsalmon troutと呼ばれる。

コメント
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