「自転車屋さんの前の電柱のそばに、みかんが勝手に生えて鈴なりになっているけど知っている?」と女房が言う。毎日のように通っているが見た記憶がない。若嫁も毎日のように自転車でそこを通っているがやっぱり知らない。 今日はそのみかんを確認すべく電柱のそばに車を停車した。みかんの木は高さ50センチそこそこだが女房が言うように鈴なりに実をつけていた。よく見れば八朔だった。食べごろであろうか数個落下していた。数えてみれば全部で10個もあった。誰も取るわけでもなしもったいない話だ。生えている位置が公道であれば堂々といただいけるのだが、会社の敷地内にかかっていた
ので取るわけにはいかない。持って帰り輪切りにして鳥に食べさせてやりたかった。家の八朔もボチボチ食べれそうだ。正月には間違いなく美味しくなっているはず。
今日は愛妻が「わに」に行くので、ついてきてくれないかとの要望に応え、ナビゲーターとして出かけた。そもそも「わに」なんて初めて聞く地名だ。一体どの当たりなのかと調べるとJR湖西線の琵琶湖大橋のちょいと行った所だった。どれくらいで到着できるか予想した時間は1時間半。ピッタシカンカンの11時半に到着した。「わに」は漢字で書けば「和邇」である。
用事が済むまでぶら~りと散歩した。駅前のスーパーに入り、どこか飲めるとこは無いかと捜した。あったー!そこは3階だった。
え難い。窓の外には遠くに紅葉が見える。電車が目の前に停まった。本当に手を伸ばせば届くのではと錯覚しそうな距離に感じる。運転手が顔を外に出し、私と視線が合った。何とヒゲ面の男では無く綺麗なお嬢さんではないの。ウインクをしてもらえばダイゴのウイッシュを決めるしかない。ウイッシュ!。そんな勘違いはいくらしても許して欲しい。思わずカメラを向けシャッターを切った。最近はダンプ、トラックの運転
手で女性を度々見かけるが、電車の運転手は初めてだった。最後尾の車両にはこれまた車掌は女性だ。
帰宅してネットで調べて見れば電車の女性運手は1パーセントもいた。1パーセントもいて今まで見なかったとは、本当にそれだけいるのかと疑いたくなる。何と言っても女性の職業としては、運転手の給料は高いのでそこが魅力だろう。運転手になるには電鉄会社に入社し最低でも7年はかかりるとのこと。従って見た目 は若くても、そこそこの年齢はいっているのは間違いなさそうだ。宇治の天瀬ダムから琵琶湖の南郷洗堰(なんごうあらいぜき)までの景色はとても良い。2週間ほど早ければ紅葉が見頃だったのに残念だった。
12月9日(火曜日)
季節の変わり目には、あの世へ旅立って行く人が増える。私の住んでいる地区は250軒ほどの小さなであるが、ここ2ヶ月ほどで、5軒もご不幸があった。4月から今月までのご不幸は合計13軒にものぼる多さだ。今日は告別式に行ったのだが、これで通夜、告別式に1~2週間置きに4回も参列したことになる。
前日に○○さんが亡くなり通夜、告別式の日取りが記載された小さな紙切れがポストに入っていた。この紙切れには名前と生年月日だけで、住所は書いていない。性別と年齢で、多分4軒隣の方ではないかと想像するしかない。思い当たる節は、3日前に救急車のピーポーが近くで鳴るのを聞いたからだ。今朝外の掃き掃除をやっているとき、隣の若奥さんと顔を合わせたので念のために聞いてみた。返事は「知らない」だった。紙切れの死亡連絡は「長命会」(俗に言う老人会)が出しているが、「長命会」の会員以外には配布されていないようだ。
丁度隣の奥さんが知り合いの方に挨拶をしたとき尋ねられたら、4軒隣で間違いがなかった。そうであれば告別式に参列しないわけにはいかない。
最近はセレモニーホールで行う家が増えているので、余計分からなくなっている。昔は電信柱に張り紙がしてあったので→に沿って行けば家にたどり着くことが出来た。
今日の告別式は女性のペチャクチャで、私はイライラのしどうしだった。参列者が多く隣の部屋でスクリーンを見ながら読経を聞いていたが後部、前部のオバサン同士のペチャクチャで雰囲気をぶち壊しだ。「20分くらい静かにしてもらえないか、しゃべるのであれば外へ出て行って!」といつ言おうかと考えていた。しかし「近所のオバサン連中だ、後で何を言われるかわからんぞ」の声に負けてしまい断念した。
昔から何回となくこの女性同士のペチャクチャには閉口している。これは若い、年寄りは関係がないのでやっかいだ。入学式、卒業式、授業参観、会社の記念式典、年末年始の挨拶時・・・。
とにかく隣に女性同士がいればしゃべってしまうようだ。男性側から見れば理解不能と言ってよい。女性の棺おけには嫌味に「ガムテープ」を入れることを推奨したい。