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横浜山の手レトロ建物探訪 横浜地方気象台

2024-11-13 12:17:15 | 四季
港の見える丘公園から外人墓地に向かう三尻坂の途中に、ブラフ積み擁壁の上に建つレトロな建物が顔を出します。
不思議な建物に心惹かれ、訪れた建物は「横浜地方気象台」でした。
横浜地方気象台は、もともと「神奈川県測候所」として、大さん橋近くで観測業務を行っていましたが、関東大震災で倒壊したため、
山手の旧米海軍病院跡地だったこの場所に測候所が建てられることとなったそうです。
1927(昭和2年)年にアールデコ調の細部装飾が特徴の建物が完成しました。

ブラフ積み擁壁(同じ大きさの石を、小さな正方形と大きな長方形の面で交互に組んでいる)


外壁はコンクリートではなく、(「人造石洗い出し」という技法の壁)


米海軍病院遺構の井戸上部


直線や幾何学模様の意匠を使った鉄製の扉


  

優雅な曲線とシャープな直線を組み合わせ、磨き抜かれた階段
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