私がネットで「エンジンのオイル消費量増加」で
検査しても原因を調べ切れなかったので書いたもの。
月間誌「自動車工学」が休刊されていなければ
投稿して終わりだったが、他に発信する方法が考え付かなかった。
自走はしていたが、調子、判断材料、走行距離の百km単位・・の
情報は上記目的に比べ低いので増刊号に記載することにした。
前回「トヨタの」と付け加えて書いた理由は以前、他メーカーのオープンデッキエンジンを
補修した際には見られなかった事象の為。
他のメーカーのエンジンは主に
・ピストンリング、オイルリング
・バルブ摺り合わせ
・他消耗品(ガスケット類含む)
を交換することで調子が戻った。
だから年数的には数年プリウスが長いから今回のプリウスのエンジンも同様の処置で
復調するものだと思っていたから、分解前は補修しスペアとして保管しようとしていた。
ヘッドを取外して一気にヤル気が無くなる前までは・・。
ピストンリング合口も測定する気もうせてしまった。
分解前に見えていた
吸気、排気のポートやバルブの状態もよさそう
と期待していただけに・・。
写真1と2は 排気側
写真3と4は 吸気側
写真5は想像していた構造とは違ったトルクダンパー
写真6は このエンジンで言うと排気側が低回転でより速く閉じる緩み。
前にバラシタ他社エンジンにも同様の緩みはあった。