ハイキング・旅行の記録
Mi diario
【備忘録】藤野は大雪
南区藤野、雪降りです。
未明から(多分)しんしんと降り続き、朝7時には28センチ、その後10時までに25センチ積もり、10時現在、トータルで53センチ降りました。
自宅のある真駒内は出勤時には止んでいて、車の上の積雪は15センチ程、思っていたより降らなかったんだな~と、除雪を済ませて車を走らせました。
川沿までは気にもならない感じでしたが、石山、藤野へ差し掛かると雪にタイヤがとられて走りにくい。会社付近のコンビニに寄ると、これでも朝一回除雪が入ったのよ、とのこと。
意を決し、会社までの坂道へ突入。登ってくる車とのすれ違いをやり過ごし、無事に到着。
真駒内の降雪量を見てハーフのスノーブーツにしましたが、駐車場から会社まで歩いただけで靴の中まで濡れてしまいました。ロング長靴にすれば良かった・・・。
雨雲レーダーによると今日いっぱいはちらちらと降り続きそうです。昼頃、強く降ってあとはちらちらかなぁ~?
降雪量については、少雪でも結局遅くに降って帳尻が合うとよく言われますが、どうなんでしょうね。
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10時頃
4月までDisney+退会中(SW「キャシアン・アンド―2」が4月23日から配信)なので、観るものがなく、アマプラで昔に観た作品を観てみようと探してみると、1974年版ドラマ『日本沈没』発見。主役は村野武範さん、ヒロインは由美かおるさん、田所博士役は小林桂樹さん。そして、黒沢年男さんや細川俊之さんなども出ています。当たり前ですが、皆さんとっても若い。昔に全部観ているはずなのですが、初めて観るかのようでした。覚えていたのは、主役が村野武範さんであること、そして五木ひろしさんが歌う主題歌(なんか好きな歌で歌詞も覚えていた)くらいでした。まだ、11歳、小学生でしたから覚えていないのも仕方ないですが。
CGもない時代なので、明らかにミニチュアを使ったとわかる特殊撮影、役者の活舌が良くないとか、絶対助からない場面でも死なない主人公とヒロインなど、突っ込みどころ満載ですが、なぜが見ごたえがあり面白い。演出の良さというのは、そういうことではないのかもしれません。ドラマ・映画製作については疎いので良くわかりませんが・・・。
各地で起きる大地震や異変、そして最初に沈むのはなんと!北海道。函館、そして渡島半島、石狩平野、夕張山地までが陥没するとのこと。札幌の赤レンガ庁舎や時計台が水没。この回は歌志内の住民を避難させる場面で起きたドラマでした。夕張山地と思われる山々の地形が夕張岳のそれとは違い、ややリアリティに欠けるのですが、知っている土地が出てくると物語は面白いものです。
あちこちで異変が続き、次は鎌倉が水没。そして最後に東京が沈みます。2021年版では、沖縄・九州と青森北部・北海道が残り、沈没は東京から始まったと記憶しています。
2021年版では、主人公は中国へ渡って『中国ジャパンタウン』の建設に携わることにしましたが、1974年版は違います。
政界のフィクサーである渡さんはドラマ終盤で亡くなりますが、このようなことを言います。
”日本民族はまだまだ若く子供だ。外へ出て喧嘩(戦争)し酷い目にあっても、この生まれ育ったこの4つの島に逃げ込み母親の懐へ鼻を突っ込めばよかった。でも、これからは帰るべき国もなく、海千山千の世界の人間の中でバラバラになって暮らさねばならない。
田所博士は付け加えて、”さくらの花は日本民族シンボルだった。パッと咲いてパッと散る。その潔さが国民性に合っているのかもしれないが、これからはその国民性を変えていかねばならない。”
”この国を離れた日本人に必要なのは若さと勇気と忍耐。バラバラに散っていって生きることになるが、また日本という新しい国などを作ろうとするのではなく、行った先のその国その国に溶け込んで生きることにより、民族として大人になる。そしてやがては民族の壁を取り払い「人間」として生きて行く。”
私は1974年版の方がしっくりきます。ナショナリズムは一見美しく思えるかもしれませんが、それが高じると戦争へ発展すると思うのです。人間はすべて「人間」なのです。なんて、それははただの理想論なんでしょうね。
こっちから見るとロシアや中国や北朝鮮はよく分からない脅威ですが、あっちから見るとこっちどう見えるのでしょう?イスラム圏も同様に。こんなに相違があるのに、「人類皆一つ」なんて、もはや子供でも言わないのかも。
ただ穏やかに暮らしたいだけなのに・・・。いや、穏やかに暮らす人人々の反対側には苦しむ人々がいる・・・哀しい現実。
ということで、1974年版ドラマ「日本沈没」を楽しみました。
そうそう、壊滅する前の京都で冬眠中のヘビが大量に地面に出てくるシーンを覚えていました。インパクトありますものね・・・笑
(雑記帳 2025年2月19日)
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