ハイキング・旅行の記録
Mi diario
野帳-サロマの空 2024年10月上旬
土曜、白滝ジオパークでの黒曜石ツアーに参加、終了後はお気に入りのサロマへ行く計画を立てました。宿泊は当然、キムアネップ岬キャンプ場。夕焼け、星空が目的ですが、ちょうどオーロラが見れそうなんて情報もネットで飛び交い、期待に胸が膨らみます。
ツアーは13時頃に解散し、時間はたっぷりあると思っていたのですが、遠軽の瞰望岩に登ったり、湧別川に沿って河口まで行ったり、あちこち遊びながら向かっていたら、秋はつるべ落とし、16時をまわると日が傾いてきました。急いで車を走らせ現地へ着くと16時半、お日様は既に幌岩山へと落ちていたのでした。これまで夕日はサロマ湖の西へ落ちるのを見てきましたが、10月は幌岩山へ落ちるのです。そんなことにも気付かない、ただのミーハー。
日が落ちてしまったので、星空撮影にそなえ夕食を食べていると、空の赤みが増してきて17時半頃が一番赤かったでしょうか。そうしているうちに星々が出てきました。西の空に金星が現れ、その付近にアトラス彗星が見られるようですが、今回は調べていません。色々教えてくださった彗星狙いで北見から来ている方も寒いからと言って帰っていきました。
16時43分、既に幌岩山に陽が落ちていました。
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17時25分 ここまで焼けました。(スマホ)
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18時10分、夕焼けの上に早くも星々が。
写真が酷くて、すまない・・・。
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秋は夜が早く気が付けば満点の星空になっていました。天の川は肉眼でわずかに確認できる程度ですが、灯りのあるキャンプ場でこれだけ見られれば十分です。ここではいつもそうなのですが、灯りのない北東側の天の川より灯りのある反対側の南西の天の川の方が写真に写ります。500ルール、NPFルールなど、理解しているつもりでも、結果を見るとやっぱり星空撮影の事がまだ全然わかっていないのです。やっぱりネイチャーフォトって難しい。
さて、淡い期待を持っていたオーロラ、24時半頃までは起きて北の空を確認していましたが、現れなかったようです。どこかの天文台で北の空をライブで流していましたが、やはり確認できなかったようです。ネット上で夕焼けの残りや街灯の映り込みなどのオーロラモドキの写真がたくさん出ている中、宗谷での写真にほんのり赤い色が写っていたのは本物のオーロラではないかと思いました。
ライブのごとく夜中じゅう写真を写していたらわずかな赤みが撮れたのかもしれませんが、意識が戻ると朝焼け真っ最中でした・・・苦笑
19時48分、南西方向に天の川
収差というのでしょうか、星が酷く流れています。
開放より一段か二段程絞っていますが、それでもダメです。
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もっとシャッター速度を早くして、荒くなってもいいから
ISOを思いっきり上げればいいのかもしれませんが、
ザラザラならやっぱりイヤ・・・。
でも、星が流れるのもやっぱりイヤ・・・。
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ここは朝焼けも美しい場所です。東には知床連山も見えていて、その周辺が真っ赤に燃えています。私は朝陽そのものより、サーモンピンク色に染まる空とサロマ湖面を観るのが大好きです。朝、ちゃんと起きたご褒美なのです。
気が付けば朝焼けになっていました。(スマホ)
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このサーモンピンクの空と湖面がお気に入り。(スマホ)
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6日の朝
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知床連山が見えます。(スマホ)
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そして、ご来光。
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星空撮影もオーロラ観察も上手く行きませんでしたが、満点の星空の下、至福の晩でした。
また、いつか再び!
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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一人生活をほとんどした事が無いので、思った事をすぐ行動に移せる事の自由さに少し憧れもあります。
野花や鳥、風景、月や星・・一人旅、ソロキャンも自分のペースで行動出来るんだよね。
一人が必ずしもベストとは思いませんが、でも一人になりたい時や一人旅を自由にしてみたいと思う衝動もあります。
今の自分には無い生き方もいいなと思いつつ、自分には出来ないだろうと悔しさもあります。
サロマの空の旅・・・いいね。良かったよ。
一人旅の良さってなんだろう・・・?何をするのも自由、一期一会とか・・・。でも、そんなメリットではなく、それが「しっくりくる」、そんな感じかな。もちろん、誰かと一緒に行くのも楽しいです。比較はできません。別物だから。
誰か(家族)と行く、独りで行く、エバさんには選択肢がありますから、私より幅広く楽しめると思います。
老い先短いので、こう見られたいとか、理想とかではなく、素直に自分が楽しいと思えることをやるのがいいと思っています。
74歳の女性、土曜の朝は根室にいたそうです。夕方にはオーロラ狙いで佐呂間、日曜は稚内、翌日は日本海を南下。函館から青函フェリー、青森から京都までまたドライブ。
資力も体力も及びませんが、元気を貰いました。
個人の事なので記事に書けないのでコメント欄で紹介してみました。