Yuri’s Diary

<オペラ歌手 新宮由理の公式ブログ>
歌と笑顔…感謝の日々・・いつもありがとう♪

旅ニッキ2♪プラス

2013-05-28 10:19:14 | Weblog
前回は途中でギュッとまとめてしまった海の旅ニッキ♪

少し詳しく‥
後半に書いた遊覧船は加賀の潜戸(かがのくけど)をまわるコースです。

「潜戸」とは「洞窟」のことだそうで、ここでは島と二つの洞窟を見学しました。

陸寄りの洞窟「旧潜戸」は、遊覧船を降りて上陸することができます。
っていうか、あまり気が進まなくてもいってらっしゃーい!と、降ろされます(笑)

なんで気が進まないかと言いますと‥
幼くして亡くなった子どもの魂が集まる「賽(さい)の河原」。「仏潜戸」とも呼ばれているところなからです(。-_-。)
幼くして先立った子どもたちへの思いや悲しみに満ちあふれた場所なので、ちょっと怖いのでした。

長いトンネルを歩くと急に別世界のような空気感。
濃いねずみ色の地面、供養のために積まれた石の塔、子供用の衣服やおもちゃなどが供えられていて異空間です。

船頭さんに供養のために石を積んできてくださいね!と、言われたので石を積んで
かなりのスピードでトンネルを抜けて帰ってきました。

海はキレイですが、波は少々高く波音をたててました。それが更にその空間を寂しく‥感じさせたのでした。

船に飛び乗り、次に向かったのは新潜戸。
新潜戸の「新」は「神」という意味で、昔は「神潜戸(かみくけど)」と呼ばれていたそうです。
出雲の国を作った神様、佐太大神が生まれたところとか‥

だから、案内の方がこの遊覧船に乗る前に佐太神社に寄ってくれたのねー
ちなみに写真は佐太神社↓




洞窟の話にもどりますと‥
『出雲国風土記』によると、神代の頃、母神支佐加比売命(きさかひめのみこと)が猿田彦ノ命(さるたひこのみこと)を産んだ洞窟‥らしいです。

狭い入口から入ると鳥居があります。

それから奥に進むとドームのような空間がひろがって、とても美しいのでした。





そして、前回の日記にものせたこの絶景!




ここは、猿田彦命がここの岩戸を金の弓矢で穴を開けて、勢いあまって先にある島まで射抜いて、穴が開いた‥と、
出雲国風土記に記されているそうです。

どんだけの怪力?

それからは美しい海を見ながら船着場に帰ります。





やっと書けたぁ。
書き始めから少しずつ書いて5日もかかってしまいました(今日は6月3日)
早く旅ニッキ書かないと日々の変化が多すぎて忘れちゃいますぅ。

自分の旅記録のためにも‥続く♪