ここ一ヶ月‥歌が支えだと仰る生徒さんのお話を聞く機会がたくさんありました。
私は歌を歌うことがお仕事なので、追われ追われてその根本的な気持ちを少しワキに置いてしまうことがあるように思います。
喜びを歌にし、悲しみを歌にし、感謝を歌にし、祈りを歌にする‥
どの感情も歌にして伝えていくことができる‥歌というものは人に一番密着した奏なのですよね。
世の中には失敗しないことを望み、高技術を称賛し、失敗したとしてもそれが心を打つこともあるという歌を否定したため、失敗は許されなくなり、美しさは残っても体が震えるような心に刻み込まれるような歌を聴くことが少なくなってるような気もします。
人の心に入っていくような歌とは音楽だけではなく全てにおいて共鳴していくことなのではないかと最近思うのです。
来年の目標が少し見えてきたように思います。
今日はポルタ・ジーリオとゆりの会の皆さんと一緒にデイサービスに歌いに行ってきました。
ちっちゃい生徒ちゃんも赤ちゃんの頃から参加してますが、今では小学2年生。今日はソロも歌いました。先輩方は彼女の成長も楽しみになさっていました。
人生の先輩方と音楽で会話が出来るのが、楽しい。そして歌の力は大きいと感じてきました。
今日は生徒さん達も楽しかったのではないかな‥
お疲れ様でした。