

講義の内容は

「認知症とは」「いわゆる若年性認知症とは」「若年性認知症の基礎疾患」
「各認知症の割合」「若年性認知症原因疾患別の割合」等
脳機能・解剖の基礎知識
「脳の構造」「脳のおもな解剖学的区分と細分」「脳機能の概略」等
若年性を含む認知症の基礎知識
「認知症による物忘れと加齢によるもの忘れの違い」
「せん妄」「うつとの鑑別」「認知症の中核症状と周辺症状」
「認知症の主な原因疾患」「三大認知症+前頭側頭型認知症」
「アルツハイマー型認知症とは」「レビー小体型認知症」等

認知症の中核症状に対する薬物
「アリセプト」「リバスタッチ・イクセロン」「レミニール」「メマリー」
認知症の周辺症状に対する薬物
「リスパダール」「ジプレキサ」「セロクエル」「エビリファイ」「デパケン」
「テグレトール」「セレネース」「デジレル・レスリン」

あらゆる精神状態について
「不安状態」「不安による症状」「コルサコフ症状」「うつ病の症状」
「多幸」「誤認」「妄想」「幻覚」「夜間せん妄」「てんかん発作」

「介護の現状と家族の在りかた」「介護家族への必要な支援」
「相談から感じ取れる介護者からのSOS」
「ご本人と介護家族への必要な支援とは」「介護家族の心情の変化」

「若年性認知症の診断まで」「若年性認知症者への支援」「家族支援」
「家族支援のポイント」

認知症と一言で言っても色んなタイプの認知症があり、それぞれ違った症状があり、また脳の萎縮の部位にも違いがあることを知りました。
認知症の症状として、中核症状と周辺症状がありそれぞれ症状を分類して分析できること、また中核症状があるから周辺症状がでるという事も理解できました。
アルツハイマー型認知症や前頭側頭型認知症の説明を聞きながら、実際の利用者さんと照らし合わせて考えていました。
1時間半で全て理解するのは難しいと感じましたが、少しでも理解できた部分をふまえて、次の実習にいかしたいと思います。

認知症薬については、全講義の中で一番理解するのが難しいと感じました。
その薬がどのようにして神経に働いているかを聞きなれない記号や単語で説明を受けました。理解するのには少し時間がかかりそうです。
中核症状に対する薬、周辺症状に対する薬の違いや薬の名称などは、少しは理解できたように思えます。
各薬ごとにどのような成分があって、どのような状態の時に効果的か、またどのタイプの認知症に有効かなどの説明をしていただけました。
実際に利用者さんが服用している薬と、その利用者さんの症状を照らし合わせて、より理解を深めて行きたいと思います。

若年性認知症の方に表れる精神症状について、1つ1つ詳しく説明していただ
けました。
人間の精神状態ってこんなにも多くの種類があるのかと、改めて驚かされました。
不安1つにしても、何故不安になるかもそれぞれ原因があるし、不安になるとパニック症状や脅迫症状、徘徊、収集、反復行為、夕暮れ症候群などあらゆる症状が出て、それらはすべて自分を守ろうとしている行為だと学びました。
聞きなれない言葉「コルサコフ症状」や「多幸」も出てきました。
夜間せん妄で、興奮して夜に暴れる、意識障害で奇妙な言動を言ったり、幻覚妄想状態にある時は、精神安定剤や睡眠薬などは返って逆効果、余計悪化するという事も教わりました。
実践の心理に少し役立つこともいくつか話の中でありました。
色々な精神状態の説明を受けた事で、実際の利用者さんと接する中で、今この人はこのような状態なんだと理解できる事が増えたように思えます。
もっと勉強して、利用者さんがどのような状態にあっても、落ち着いて判断できる知識を身につけたいと思いました。

この講義は、研修に行く前は何故かあまり気にとめていなかった講義だったのですが、講義が始まると先生の話し方もあるかもしれませんが、どんどん話しに引き込まれて、とても興味深いものとなりました。
話の内容は、先生の実母が若年性認知症になって、その介護を長年してきた経緯やエピソードを語ったものでした。
その話の中からは、家族の心理や苦難がとても色濃く伝わってくる内容で、実母が若年性認知症と診断された時の「まさか」「そんなはずが」「どうしよう」っていう気持ちから、終末期の受容・看取りまでの心情の変化や、親が親じゃなくなる、人じゃなくなる、動物以下の存在に思えるほどの壮絶な介護苦労から、認知症への理解を深め、あるがままの本人を家族の1人として受け入れられるようになるまでの経緯などを語られました。
話を聴いて、もし自分の父だったら、妻だったら、自分だったらと思うと他人事には思えなくなり、とても考えさせられる内容の講義でした。
また家族の会の活動内容や、現在の若年性認知症に関する事情などの説明もお話して頂けました。
その中で特に印象に残っているのは、逆転介護の問題です。
70代の老夫婦が40代の認知症の息子を介護する為に、70代の父親が働きに出ている現状があることに考えさせられます。
この講義は、デイサービスに来られている利用者さんの事だけではなく、その御家族の気持ちも考えれるようになった、とても貴重な講義となりました。

この講義は、30分の短い講義でしたが、その中で若年性認知症の診断までの道のりや、認知症者の就労状態を把握して、傷病手当金や障害年金などの経済支援の上手な使い方などの説明をして頂けました。
家族の立場になった時、知っていたほうが良い事がこの講義の中でいくつかあり、異変に気づいたとき早い段階で専門の方に相談するのが良いと思いました。
この社会でどういう制度がありどの様な支援が受けられるのか、また家族支援の重要性が理解できました。
朝から夕方まで、途中休憩はありましたがずっと講義を聞いていました。
色んな事を勉強できただけでなく、一日中椅子や車椅子に座っている利用者さんの気持ちも改めて理解できた貴重な一日でした

また機会があれば行ってみたいです

『學べば進む』(福沢諭吉)という言葉があります
いろいろなことを自分で理解して 人生の糧にしてください
これからに、期待大ですね 頑張ってくださいo(`^´*)
少しずつだけど頑張ってやっていきます
応援(´・ω・)ノ★*゜*ヨロシクデス*゜*☆