7年前、「 サザンオールスターズという看板を少し降ろしたい 」といって無期限活動休止に入った桑田さん
大病を経て、再び大きな看板を背負う覚悟を決めた桑田さんが、10年振りに書き下ろした
『 葡萄 』というアルバム
このアルバムは、「 命びろいをした桑田さんが、その喜びを、飄々として、ふざけて、爆発させて作った作品。」by 黒柳徹子さん
色んな方面からの批評も、全部受け止める覚悟で、「 今歌いたいことを歌った 」のだと思う
実際、昨年の紅白のあとは、歌詞やパフォーマンスが話題になり、歌の本質を「都合のいい大義名分(かいしゃく)」で捻じ曲げられたりもしました
そんなメッセージ性が強いこのアルバムの中で
メディアであまり取り上げられませんが
『 Missing Persons 』という曲があります
はっきり北朝鮮による拉致問題をテーマにした曲です
拉致問題が大きく報道される前から、この問題には関心があって、色んな本を読み漁っていたので、今回桑田さんが、この問題を取り上げてくれたことが嬉しくてたまりません
全ての拉致被害者が無事、帰国できるその日まで歌い続けてほしいと願います
~北風 激しい雨 孤独な夜に耐えて
絶望の海を越え
辿り着いた地の果て
もう一度 海を越え
抱き合う日を待ってる
君帰り来る 愛の大地で
明日への虹を架け
抱き合う日を待ってる
必ず最後は 逆転勝利へ
Megumi, Come back home to me
She’s coming back‼︎ ~
心ある方の手によって、この歌は横田夫妻に届けられたそうです
そして頬を緩めて「 私達がいくら声を上げても、誰にも届かなかった。どなたか有名な方にこの問題を歌って欲しかった。今ようやくその願いが叶った気がします 」と仰ったそうです
私にお手伝いできる術は、何もありませんが、
1人でも多くの人に、この歌を聴いていただけたら・・・と思っています