以前は、板室温泉から那須に向かう道の途中にあった旅館が、新しく建てて始めた温泉宿。古い宿は、乙女の滝のそばにあり、結構大きな宿。まだ、そのまま残ってました。こちらは、３部屋しかない小さな宿。家族経営で、夕食時にお手伝いの方が一人厨房にいらっしゃった模様。
山喜さんのすぐ隣にあり、クルマだと見過ごしてしまいます。
正面は、駐車場の奥に入口があるだけなので、看板も小さめで、目立ちません。
１階の外には、足湯があります。
１階は、フロントとこじんまりしたロビー。
2階に、3部屋あります。
部屋はゆったり仕様です。3部屋のみなので、お風呂は、すべて部屋風呂。共同風呂はありません。今は、このほうが嬉しいですね。
お風呂は、結構広く、二人で入っても余裕です。そして、二つの源泉を混ぜており、加温もせずに、二つの源泉の量で、温度調整しているそうです。湯量も豊富です。
こちらは、洗い場。
まだ、オープンして2年程度なので、年期も入ってません。
お風呂の下は、1階からも見える中庭。一部屋だけ、道路側に部屋があるので、どのようになっているのか興味があります。
夕食は、1階で、3組とも同じ時間にスタート。中庭に向かって、横並び。隣とは、暖簾で仕切ってあるので、気になりません。3人以上だとどうなるのか？
お品書きは、シンプル。
食前酒は、ヨーグルト酒
まずは、飲み比べセット。
豪華ではないけれど、手作り感満載で、丁寧なお料理です。
お刺身は、新鮮でおいしい。奥は、マグロです。
煮物は、それぞれ、食材ごとに、別々に煮込んでいると言ってました。
アユは、身離れもよく、きれいに食べられました。
メインのお肉。できれば、あと二切くらいほしいですね。ご飯と一緒に提供してくれるので、うれしいです。
漬物は、かなり美味しかったです。
ご飯は、お櫃で提供してくれます。漬物だけで食べられるので、お櫃のご飯は、ほぼ空っぽになりました。
デザートとハーブティ
丁寧に造られた家族料理という感じです。くどくないので、食べ終わってからも、すっきり。
こちらは、朝食。
朝食も丁寧な作りですね。
朝は、この鮭だけで、ご飯をいっぱい食べられます。もちろん、ほかの食材もおいしいです。
ご飯に、温泉卵や山芋もあいます。
サラダは、二人分ですが、葉物が高い時期なのに、新鮮な野菜でした。
やはり、漬物がおいしい。
そして、デザートは、ロビーの外の足湯につかりながら。
梨、桃、ヨーグルト。そして、コーヒー。コーヒーは、1杯づつ、挽いたうえに、ドリップに注いでくれてます。
3組くらいでないと、家族経営で、手作り満載のお料理はむりですね。
のんびりできるので、また来たいと思います。年内は、ほぼいっぱいのようなので、早めの予約が必要です。