2019年1月17日、チバニアン(ラテン語で千葉時代)が正式に認定されました。77万年前に地球の磁場N極とS極が最後に逆転した地層だそうです。2004年頃から国際学会においては、認められていたようです。話題になったのは、いつのことか忘れましたが、2018年に房総のほうに旅行に行った際に、立ち寄ってみました。場所は、千葉県市原市田淵の養老川流域にあります。ナビで調べても、チバニアンがあるわけではないので、調べてみたら、そばの建物(田淵会館)をナビに入れていくとわかりやすいということでした。大通りからは、狭い道を入っていかないといけません。が、すぐにわかりました。
駐車場は、整備されており、かなり広いスペースがあります。普通車ならば、50台くらいは停められるでしょうか。平日だったこともあり、停まっていたのは、2台程度。出店がありましたが、特に珍しいものはありませんでした。当初、話題になったときは、駐車場もなかったようですが、忘れやすい日本人、あまり立ち寄る人はいないのでしょう。今回、正式認定されたことで、また、集まるのかとは思います。
駐車場からは、15分程度歩くことになります。
駐車場からの道のりの地図があります。
駐車場から、結構、坂道を降りていくことになります。足元も、あまりよくないです。私有地なので、整備するにも、整備できないようです。
途中、小さな滝も見えます。
享保の文字が見えます。300年前くらいですね。
養老川に流れる、小さな川が下のほうに。
この日は、養老川の水量も少なかったので、無事に見ることができました。左側のほうが、チバニアンのあるところですが、川の水面とほぼ同じ高さなので、ちょっとでも雨が降ると、長くつを履いてないとみることができなくなります。
いろいろと掘った後や印がついている場所が見えます。
高さは、地面から2メートルくらいのところです。
横のほうに、簡易階段(一人通るのがやっと)ができており、登ると、真横に見えます。
見ても、理解不可能なので、写真を撮るのみです。
色別のシールが貼られていますが、地場逆転の地層と言われても、まったく理解できません(苦笑)ガイドさんでもいれば、わかるんでしょうか。認定されたことはうれしいですが、この場所を見て、感動するとか、驚くとかいうことはないと思います(笑)
この掲示されているボードは、チバニアン認定に反対している団体(?)が掲載したもののようです。測定した場所とこの場所が違うとか、そのようなことが理由だった気がします。もう、外されているんでしょうね。
なには、ともあれ、2019年1月に正式認定され、駐車場のそばに、地場逆転に関する解説をしているガイダンス施設も作られたようですので、2018年秋の台風で、現地に行くのが難しかったようですが、再整備されて、訪問される人が増えることに期待したいです。
行くときには、長くつを持っていくか、訪問前の2~3日前に雨が降ってない日を選ぶようにしましょう。