個人的には、小さいころから実際に見ることを夢見ていたピラミッド。その中でも、一番有名なギザの大ピラミッド(クフ王のピラミッド)、カフラー王のピラミッド、メンカウラー王のピラミッドにスフィンクスを見に行きます。
まずは、朝、ホテルの部屋から見えるピラミッドです。
朝、6時前だったと思いますが、まだ、朝日が昇らず、少しだけ明るくなってきている様子です。
朝食を済ませて、部屋に戻ると、朝日が昇っていました。
ピラミッドまで、バスで10分ほどなので、あっという間に到着です。朝日がピラミッドの後ろに見えます。
昼頃には、太陽が真上にありますが、暑くありません。夏は、40度超えといいますが、この時期は、20度くらいです。
クフ王のピラミッドです。以前は、この上まで登れたようですね。小池百合子さんも、登ったそうですが、映画:ナイル殺人事件でも、この上に上っているシーンがありました。
下のほうの穴から、中に入ります。上の穴が、本当の入り口で、下の穴は、中にあるものを盗むために開けたものだそうです。
この入り口のところで、チケットを渡しますが、朝9時ころなので、まだ空いてました。この中は、狭くて急な階段があり、登っていくと、王の玄室がありますが、空間のみです。空気の流れもなく、息苦しい感じなので、夏場に中に入ると、相当苦しいのではないかと思います。中は、写真禁止です。
外には、ラクダがお客さんを待っています。ラクダ乗りは、全然営業してきませんでした。ピラミッドの外には、物売りが大量にいて、少しでも隙を見せると、離れません。
3大ピラミッドを遠目に見るときに、その位置によって、大きさが全然変わってくるので、どのピラミッドかわからなくなってしまいます。実際には、3つは、かなり離れたところに建っています。左から、クフ王、カフラー王、メンカウラー王の順番だと思いますが、違うかも。
このアングルを観たいと思ったのですが、これは、どうも逆の角度からの撮影で、ビューイングスポットからでは見えないようです。ピラミッドへの憧れは、この写真が、頭に残っていたからというのが一番の理由だと思います。この写真は、The Dark Side of the Moon / Pink Floydのアルバムの中に入っていた写真です。
カフラー王のピラミッドです。上のほうは、すべすべのように見えます。クフ王のピラミッドに次いで、2番目の大きさ。
ピラミッドまでの距離は、100m以上のところですが、それでも、でかい。高さ143.87m(現在の高さ136m)、底辺:215.29m。
頂上近辺は、石灰石の化粧石が残っているので、すべすべになっているようです。
光と音のショーの会場です。昼間見ると、もったいないスペースに思えます。
この辺りにも、ラクダがいっぱいいました。
やはり、この風景ですね。言葉はいらない。
昨晩のショーを見たのと同じようなアングルです。手前の建物の中に入り見学しましたが、頭に入っていません。
スフィンクスの後ろが、カフラー王のピラミッドです。夜の顔とは、まったく違います。やはり、音と光のショーを見ておいてよかったです。
スフィンクスまで、歩いて、近づいていきます。
スフィンクスのそばにやってきましたが、顔がほとんど残っていません。ここにある石を掘って作ったということのようですが、砂に埋もれていなければ、残っていなかったんでしょうね。
顔のアップを見ると、鼻もほとんど残っていません。
スフィンクスは、周囲を歩いて、後ろのほうまで観に行くことができます。
スフィンクスのお尻です。スフィンクスには、長い尻尾があるんです。
胴体がライオンのキメラ(合成獣)なので、尻尾があるんですね。
2016年12月 エジプト(10) ギザの3大ピラミッドとスフィンクス