草津熱帯圏に行く前に、チェックインしましたが、湯畑から数分のところですが、クルマだと、結構わかりづらい、というか、大した距離ではありませんが、狭い坂道を抜けることになります。宿の名前も小さいので、クルマを停めて探しました。地蔵の湯のすぐそばです。
こちらは、7部屋とこじんまりとしていますが、新しい感じで、草津らしくない佇まいです。
ロビー周辺です。15時ころでしたが、まだ、電気がついてなかったため、暗めです。
コロナ禍で、ウエルカムドリンクをやめていると書いてあった気もしましたが、ありました。
廊下もおしゃれな感じです。部屋は、2階になりますが、一部屋だけ階段で3階に上がる感じですね。
こちらの部屋は、「あかりと坪庭の部屋」というところですが、かなりゆったりとした作りになっています。
残念なのは、大きな部屋風呂がありますが、温泉ではありません。そのため、使いませんでした。
露天風呂付の部屋は、温泉ですが、この日は予約できませんでした。HP上でも、露天風呂付のほうは、温泉と書いてありますが、ほかの部屋は何も書いていません。書いてないのだから温泉でないということでしょうが、丁寧に書いてほしいです(こういうお宿が増えてますけど)。ほかの宿では、メールで確認したことがあります。
ということで、温泉です。温泉は、3つの貸し切り温泉があり、空いていれば、いつでも入れる仕組みです。
源泉は、地蔵温泉です。
こちらも、地蔵温泉。熱さがそれぞれ違います。
源泉は、万代鉱源泉。こちらは、露天風呂になっています。チェックイン後、食後、朝と入りましたが、いつも、埋まっているということはありませんでした。
食事処は、ゆったりとしたテーブル席と個室がありました。テーブル席でしたが、一部オープンキッチンになっていて、最後の仕上げは、オープンキッチンで行われていました。
珍しい縦型です。
水ダコとトマト
鯵と六合村胡瓜
すっぽん。春巻きですが、すっぽんが入っているというのは、言われなければわかりません(笑)
鱧と丸茄子にオクラ
最初に、少しづつ前菜が出てきて、そのあとに、八寸。お酒にピッタリの順番です。
見た目にこだわった作り方ですね。
白樺和牛は、トリュフのせです。味噌みたいのは、玉葱の醤油。
錦糸瓜とオカヒジキ。さっぱりとして、お口直しのような感じです。
鮑とウニ、枝豆。
鰻とトウモロコシのごはんです。
デザートは、桃とバジル。コーヒーは、こちらでは提供されずに、ラウンジで飲む形になっています。一つ一つの量は少なめですが、味付けも、あまり濃い味付けでなく、ゆっくりと味わえる料理だったと思います。
朝食のメニューです。
牛乳や野菜系ジュースでなく、甘酒。甘さ控えめで美味しい甘酒です。
サラダ
季節の豆皿。
釜揚げしらす。赤いのは飛子
糸こんにゃくと針野菜のきんぴら
黒豆納豆
辛南蛮の肉みそ
鮭の味噌漬け。奥の黄色いのは、だし巻き卵
温泉卵のスフレ。中には、キノコ入り。
ヨーグルト。
朝食も、地のものをつかい、丁寧に作られているし、多すぎず、少なすぎずという感じです。
こちらのシェフは、草津で長いこと働いていたようですが、一時、東京駅にできた有名なホテルにいたそうです。その後、草津に戻り、こちらのシェフとして活躍されているようです。夕食時に、各テーブルを回られていましたが、その際に、シェフの出身地が、我が家のすぐ近くであるというお話を伺いました。草津が好きで、地産地消のメニューをいろいろと考えられているんでしょうね。こちらのお宿は、おしゃれな感じで、草津のイメージを変えてしまう感じがしました。大きな白いお湯の温泉と和食が草津でしたが、時代は進化しているんですね。
ということで、久しぶりの草津は終了。このあとは、みなかみ町というか、谷川温泉に向かいます。