夕顔のスケッチブック

~やさしい気持ちなれる風景をみつけに行こう~

秋の形見~晩秋の京都⑥

2018年12月24日 | 京都の旅

                    

【東寺】


平安時代…

狩りをしなくなった貴族たちは

野山を巡り自然を愛でました。

 

 

【相国寺開山堂前庭】


その様子が狩りに似ていたことから

紅葉を眺めることを

「紅葉狩り」と言うようになったそうです。

 

 

【東寺】


平成の最後の紅葉狩りを

古の都 京都でできたことを

幸せに思います。

 

 【東寺の萩】


往く秋の形見となるべきもみぢ葉は

明日は時雨と降りやまがはん

 

(藤原兼宗・新古今集) 

 

【仁和寺】

 

「ゆく秋」を何かの徴によって

感じ取ろうとした古人たち。


【鴨川べりの桜】


その徴として最も歌の例が多いのが

「散るもみぢ」なのだそうです。 

 

【神光院】 


京都から帰って

もたもたしているうちに

秋もすっかり暮れてしまいました。 

 

【嵯峨野直指庵】


この紅葉の写真も

アップするのをあきらめていましたが昨日

下鴨神社糺の森にまだ残る紅葉の様子を

見ることができて

こうしてブログを作る勇気が出ました。 

 

 【嵯峨野直指庵】


季節の移ろいを

気象情報やカレンダーで判断してしまいがちな

忙しい現代人の私たちだけど

 

【嵯峨野直指庵満天星ツツジ】


ときどき立ち止まって

変わりゆく自然の景色や色に

ほぅっとする時間を持ちたいですね。

 

【嵯峨野竹林】



 

古の風情に憧れる傍ら

窓辺はすっかりクリスマスムードの我が家です♪

みなさん 

幸せなクリスマスお過ごしください^^

 

 

 

Have Yourself a Merry Little Christmas!