ミナペルホネンの事を知ったのは もう10年くらい前だったのですが、
なかなか手の届く 商品ではないという印象で終わっていました。
去年 展示会を見に行って、
その情熱に圧倒されてしまいました。
その後、一般の人が このミナペルホネンの生地を使い、商品化されているのを見ました。
このメーカーに限っては OKを出されているのです。
公式のHPで このように書かれてありました。
「商用でのご使用をお断りいたします」とお伝えいたしました。
それは、ミナ ペルホネンの製品との混同などの懸念から発した事ではありますが、
改めて、やはり「お断り」ではなく「共存」のためのご提案をさせていただきたいと、再びのご連絡に至りました。
お客様が自作されたバッグやアクセサリーや服などを拝見する機会があり、
その時のお客様の笑顔と共に作品を拝見することは、私達にとって、とても嬉しい瞬間です。
物への愛着と共に暮らすことは、日々を照らすことだと私達は考えております。
ミナ ペルホネンのファブリック販売を、今後も是非続けたいと思う中、一つの課題に出会いました。
大切なことは、お客様が作られた物と、ミナ ペルホネンの商品に誤認や誤解が生まれないようにする事だと考えます。
皆様と、物作りの自由を共有し、暮らしの中で共存していきたいと思いました。
ミナ ペルホネン 皆川 明、スタッフ一同
明日11月21日 午後2:31~2:59
NHK Eテレ WORLD「DESIGN TALKS Plus」再放送
この番組内で minä perhonenのブランド初期から今もなお作り続けている「egg bag」に焦点をあて、ロングライフデザインにおけるものづくりについて皆川さんが お話しされています。