天外魔境…個人的に大変思い入れ深いゲーム。
ドラクエに始まった日本でのRPGブーム。
大体が中世の世界観によるファンタジー物が多い中、架空の日本ジパングを舞台とした和風RPGの金字塔、それが天外魔境なのです!
それが帝国華撃団なのですみたいになった(笑
リアルタイムで天外魔境自来也、傑作RPGと呼び声高い続編の天外魔境2卍丸、外伝にあたる風雲カブキ伝、第四の黙示録とプレイ済みでしたが、1995年にSFCにて発売された天外魔境ZERO…初代天外からプレイしてた身としては天外と言えば豪華声優によるボイス、イベント時のアニメがウリじゃないですか?
それが無いSFC版はナンバリングでもないし、当時は全く興味も無くプレイしなかったんですよ…
ただ、やはりボイスがないとは言え天外の名を冠するタイトルなので気にはなってたんだよね、頭の片隅では。
いつかプレイしようしようと思って月日は流れ、バッテリーバックアップの持ちも心配だったし、なによりSFCを今更買ってまではなぁ〜…と躊躇してた所へのレトロフリーク!
ただ、このレトロフリークでも唯一再現出来なかったのが天外ZEROの最大の特徴であるPLGシステム、パーソナル・ライブ・ゲーム!
現実世界の時間によってゲーム内で色々なイベントが楽しめるシステム。
例えば夜19時からは武器が値引きだよ〜とかね、ハ◯ソンにしては画期的なシステム。
レトロフリークではこのシステムは動作しないんだよね残念ながら…
おのれハ◯ソン小賢しいシステムを導入しおって!
ただクリアするだけだったら特に問題はないみたいなんで、早速購入して現在絶賛プレイ中です。
天外ZEROはタイトル画面に流れる曲から素晴らしく、今現在竜王の国まで進めたけど音楽全般が素晴らしい。
天外魔境って自来也では坂本龍一さんを起用したり、天外2ではジブリで有名な久石さんに依頼したりと何気に曲に拘ってて、名曲多いゲームなんだよね。
さて、そんな天外ZEROですが、今までのシリーズとは違い戦闘シーンでは貝獣物語やファンタシースター2みたいにキャラの背中が見れて、剣を振ったり巻物を使ったりと様々なアクションが丁寧に作られています。
このタイプの戦闘シーンを採用してるのは後にも先にもこの天外ZEROだけですね。
ただ唯一の不満はいくら外伝とは言え巻物の名前!
ユーザー年齢の広いSFCだし、天外を初めてやる方でも分かりやすくしたつもりなんでしょうけど…
例えばドラクエで回復呪文と言えばホイミじゃないですか、シリーズ通して。
次がベホイミ、FFだとケアル、ケアルラですよね。
で、自分みたいな古参ユーザーからすると天外って言えば回復巻物は若草なんですよ!で次が息吹。
それがZEROでは元気!で息吹にあたる巻物が盛盛!
元気盛り盛りって…はい、分かりやすいですよ確かに、分かりやすいけど…コレはない。
あぁ、久しぶりの天外だなぁとプレイしていて若草はそろそろ手に入るだろうなと思ってたらまさかの元気!
こればかりは無事クリアしたとしても、納得出来そうにない。
今回のヒガンが火の勇者じゃなかったら百歩譲ってまあ渋々納得しただろうけど…
他の巻物も分かりやすい名前に変わってたんで新規ユーザー狙いだったんでしょうけどね!
ネーミングセンスを疑うレベル。
ネーミングセンスと言えば、敵の話だけど自来也では大門教と言う宗教集団、天外2では古事記から引っ張ったと思うけど根の一族。
そしてこの天外ZEROでは、地獄の軍団…!
地獄の軍団って湘南爆走族か?権田か?二毛作なのか?って突っ込んでしまうレベルです。
もうちょっとねぇ…どうにかならなかったんですかね。
今回天外2の桝田さんは関わってないのにもかかわらず、結構仙人とか村人の会話は凝ってて良いデキなだけに勿体ない箇所です。
このZEROはキャラデザも歴代シリーズに負けないぐらい良いデザインなだけに残念。
愚痴口言いましたが今現在楽しくプレイしてます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます