ぽれぽれ

明・楽・華・艶・穏

入院生活04 手術後

2008-04-17 | 未定
手術を終えて、先生に
「頑張ったね」
と言ってもらった後。
   余談:先生の声、私の好みの声なのよね。

眼帯をテープで止められ、点滴をつけたまま
自分で手術台から車椅子へ。
この時も落ちなくて良かったわ。

車椅子で病室に戻るとすぐに血圧測定と検温。
眼鏡してなかったし、値は不明。

時間を確認すると、手術前に病室を出てから2時間半。
とすると、手術は予定の1時間15分より長く
2時間くらいかかったんだわねぇ。

さすがに疲れてたみたいで、点滴しながらウトウト。
点滴終わったら、さらにウトウト。

手術後、1時間くらいで執刀した先生が
「大丈夫ね?」
と様子を見にきてくました。

手術中にも先生と話したことですが
面白いほど(と先生が言った)網膜に膜が貼り付いていたとか。
網膜も薄くて、このままだと穴だらけになりそうなので
そこはレーザーをあてたとのこと。
(穴だらけを手術中には機関銃みたいって言ってたような・・・)
これで様子を見ていくとのこと。

私の血縁者にも網膜剥離を起こした人が2人いるのですが
それは人数として多いんだそうで
体質として、私も剥離しやすい薄い網膜を持っているようだとか。
へぇ~、それじゃ仕方ないわね、体質じゃぁ。

先生が病室を出てまた1時間ほど仮眠。

夕食前に血圧と検温。
この時の血圧が低くて95-57、体温は平熱。

夕食も特に何の制限も無く
普通に出され、普通に完食。
さらに確認したら何の問題もないとのことなので
前の日の朝に飲んで以来のコーヒー
家族にスタバのダブルトールラテを買ってきてもらいました。
良かった~コーヒー中毒なのよね。
飲まないと頭痛がする。

夕食の時から抗生剤の飲み薬を毎食後4日間。
この薬、風邪引いたときに近所の医者が処方するのと同じ薬でした。

友人からもらったラトルの第九を聴きながら消灯まで。
手術が無事終わったのでやはりね「歓喜の歌」
楽しい演奏で、大満足で


入院生活03 手術

2008-04-17 | 未定
この記事は手術中の様子を記憶を辿りながら書きます。
生々しいと思われることもあるかと思いますので
苦手な方は、この先はお読みにならないで下さい。





車椅子で手術室へ。
白い壁の普通の感じの部屋。
視力悪いのに眼鏡もかけていないから良く見えてなかったけど。

自力で車椅子から手術台へ。
乗る向き間違えたり、乗り損ねてコケなくて良かった。
意外と寝心地悪くない(^^)
そりゃそうよね、1時間位ここで動けないんだもん。

定期的に自動で血圧計るのを左腕につけられ
抗生剤の点滴とやらを右手首に・・・・・
ってこの点滴が1発で決まらない(-_-;)
先生に散々血管探し「細い・・・」と呟かれ、
看護師に「細いですよね」と同意された挙句、
1回目失敗。
探しなおし。で、2回目に成功。
手首に穴1個、余分にあいちゃったじゃないのよ。

今度は点眼の麻酔をしたあと下瞼を
「顔そんなに汚い?」
っていうほどゴシゴシ拭かれて麻酔の注射。
今回、一番つらかったのがこの注射
どこまで針差し込むの?(眼の後ろまで?)
どんだけ薬入れるの?(足りないと困るけど)
確かに麻酔無しの手術よりは比較するまでもなくマシですが
もう少し長い時間注射が続いたら泣いてた。

さらにその後の止血も
もうしばらく押さえつけられてたら
「まだですか?」
って聞いてたかも。

ヨードチンキみたいなのでジャボジャボ眼を洗われて
(ブラシみたいのも使ってた???)
顔に布をかぶせられ
時々、眼を上下左右に動かすように言われ
麻酔の効き目を確認されて。

瞼にテープ貼ってる?
眼の周りでなんかやってる・・・???
と思っているうちに
いつの間にか白目に穴があけられ
手術が始まってました。

部分麻酔ですので、手術中、先生方の会話もわかりますし
(医療用語みたいなのは意味わからないけど)
先生に話しかけられ会話をしました。
話はしてもいいけど、断り無く動く事だけ禁止。
でも「足を動かしたい」と断れば動いていいとのことでした。
結局、動きませんでしたけど。

手術中は終始なごやかな雰囲気でした。
ピリピリされたら堪らないですものね。

手術している眼では、眼の中の様子が見えてました。
ちょうど顕微鏡を覗いているような感じ。
これは経験しないと想像つかない光景でしょうね。
器具らしき黒っぽい細長い棒みたいなものが見え、
そのうち、その先にC の形したものがついた
マジックハンドみたいなものも見えたり。
レーザーを当てられている時は
オーロラみたいな色が見えていました。
見えていても、感覚は全く無し。
もちろん痛みも無し。
先生も途中で「痛くないよね?」って聞いてくれましたけど
全然、痛みも感覚も無し。
ただただ、顕微鏡みたいに見えるだけ。

それも途中で見るのが面倒になって
反対の見ることをやめたら、見えなくなりました。
寝てたのかしら?私。


そのうち、
「ガスは入れないからね」
と言われました。
どうやら、手術による網膜剥離は免れました。

手術で網膜剥離になることもあるそうで
なったらその手術もして
術後はうつ伏せ生活と言われていました。
「じゃぁ、この後、うつ伏せになってなくていいんですね?」
と聞くと
「ならなくていいよ」
先生、有難う

そのうち
「○○さん、今、縫っているからねぇ」
傷口を縫ってくれているらしい。

先生、私の肩に暖かい手を置いて
「時間かかったけど、終わったよ、頑張ったね」

いや、頑張ってくれたのは先生です。
有難うございます。
でも、この瞬間、本当にホッとしました。

入院生活02 手術当日

2008-04-17 | 未定
手術当日です。

起床時刻6時に爽やかに目覚め、すぐ点眼。
検温、血圧、正常。
母は白内障の手術の日、血圧上がったので
上がるかなぁ、って思いましたが変わらず(^^)v

朝食も完食(^^)v
元気です。

この日、私の手術の順番は3番目。
前の方の手術時間によって、何時になるかは未定。
お昼頃にはなるのではないか、とのこと。
そこにむけて8時半から30分おきに点眼。
何かやっていても30分に1度は中断されるので
その間に出来る事は限られてます。
ラジオ体操 とか ストレッチ とか。
手術したら出来なくなりそうなことを少々(^^)

そうこうしているうちに昼食が届きました。
え? もうすぐ手術じゃないんですか?
食べていいの?

いいんだそうです(^^)
普通に美味しく完食。

13時少し前に
いよいよ手術室に入る時刻のお知らせがありました。
再び血圧、検温。
あいかわらず正常。変わりなし。
どんだけ私、図太いんだ?

手術着に着替え、いよいよ車椅子に乗って手術室へ!
そういえば車椅子も初体験だったわ。

入院生活01

2008-04-17 | 未定
入院中のことを少しずつ報告したいと思います。

入院日の約1週間前に入院日決定の連絡が大学病院から入り、
手術日の前日の朝、入院しました。

入院の事務手続きを経て、眼科病棟へ。
混んでいるらしく、病室の準備ができるまで
入院前の確認事項やら注意事項を聞きながら
暫しの間、待機。
それでも10時頃には病室へ。

すぐに1回目の抗菌薬点眼。
この目薬はこのあと、1日4回、退院後も点眼。

荷解きをし、滅菌コットンを買いに行っているうちに
あっと言う間に昼食。
初の病院食。
病院食はマズイ!との先入観があったため、
かなり覚悟をしていたのですが(^_^;)
悪くない味でした。
ここの病院の食事は他の病院に比べたら美味しいとの評判だとか。
看護師さん、
「他はどんななんだか・・・・・(^_^;)」
って言ってました(^^)
お蔭で入院中、全食完食!
普段より健康的かも。

午後、再び点眼し、
大好きなエビアンとDIETアミノカルピスを入手しに行き
・・・・・そうしているうちに検査に呼ばれました。

再び病室に戻り、この日、3度目の点眼をし
ウダウダとしていると
手術に参加する先生から呼ばれて診察。
この先生の他に入院中の主治医と
手術を行う先生が別にいます。

その後、今度は主治医の診察。
手術の説明を受けて、手術同意書にサイン。

そして夕飯。
点眼。

消灯前の20時半近くになって
外来で診察してくれていた先生=執刀医の診察。
再び手術の説明をていねいにしてくれました。

21時消灯。
入院前は消灯早いなぁ~なんて思っていましたが
食事同様、先入観でした(^_^;)
入院中、消灯後まもなく就寝、
起床時刻までぐっすり熟睡。快眠。