ラヂオ惑星モルファス

職業に貴賎はないけれど

梅雨明けのようにここ2~3日は猛烈な暑さですね。
月曜日、この暑さの中をウオーキングして若干熱中症気味になってしまいました。水分補給などは十分でしたが、やはり暑すぎたのでしょう、とても普通yとは異なる疲労感でがっくりしてしまいました。
年齢のことも考えないといけませんね。

ところで、NHK朝ドラ「まれ」のこれまでの平均視聴率が19.1%と出ていましたが、これはこれまでのドラマに比べて少し低めですか?
このところのドラマは「あまちゃん」以降、どれも20%を超えていたように思いますが・・・

ほとんどの方は気にならないのでしょうが、私はいわゆる「役所」に勤めていたこともありますので、最初の頃輪島市役所に入ろうとするヒロインに、大泉洋の「そんな小さな夢・・・」と言う台詞が気になりました。
まあ、ドラマですからどうでも良いことなんですが、いわゆる放送作家というか台本や演出を行う人々も含め、業界の方々の見方が出ているのかなとも思いました。
私から見れば「パティシエ」が「公務員」に比べて大きな夢の産物だとはとうてい思えません。
手に持てるような実感・・・を持てるかどうか?でみれば、「職人」の仕事は大いに実感を得られるでしょう。
芸術家は?実感どころか自分に向き合いつつ苦悩や様々な思いを込めて作品に向き合うのでしょうから、むしろ「実感」とか大きな夢とは全然異なる世界でしょうが、結果としての大きさは大変なものがあるでしょうね。

公務員になることが小さな夢、公務員が小さな世界・・・は世間の通説なのでしょうか?「応援すること」など意味不明の台詞もありましたが。

100年後、50年後まで見通した地域作りや街作り・あるいは人を育む仕事、誰もが毛嫌いするような地道で報われない・・・人々を支え続ける仕事
これらが小さな夢なのでしょうか?
地方に行けば、公務員なら安定して稼げるから・・・ではなく、家族のことなど地域を出られない事情のある人も多くなりますし。

まあ、はじめにも言ったとおり、ドラマですから気にすることはないのですが、ああ、業界の方は全然分かっていないのかな?と残念に思った次第です。

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