ラヂオ惑星モルファス

令和の米騒動・・・続編


以前、9月18日の拙ブログで「令和の米騒動、ふるさと納税」と題して記事を上げた。ただ、その際はどちらかというと「ふるさと納税」への批判が重点となってしまったように思う。
ここに来て農水省が備蓄米の放出を決めたとの報道があったが、それほどに米の値段は高いまま推移している。正確な価格調査をしたわけではなく、印象でしかないのだが、近所のスーパーマーケット(5,6軒ある)だと、5kgの白米はそのブランドにより、3000円から4000円の間に分布している。
この「高値」と「流通量の減少」の故に、備蓄米の放出を決めたようであるが、相変わらず農水省という役所の官僚はどうしてこのように無能であり、また国民と正面に向き合う政策が出来ないのだろうか?もっと言えば、農水省の役人は、世界に日本という国しかないような認識でいられるのが不思議である
まず、過去も現在も、日本の米の値段は国際水準から大きくかけ離れている。
だが、試しに「米の値段、国際比較」とGoogleに入力すると聞いても居ない「日本の米のコスト」とか「ジャポニカ米の美味しさ」などがヒットする。
誰もが知りたい平均的なジャポニカ米の国際比較などは単純には出てこない。
しかし、根気良く付き合ってゆけば国産米の価格が同じような・・・外食レストランで使われているような・・・輸入米とは比較にならないほど高いことが分かってくる。

そして、最大の問題。いまだに日本のコメの生産を旧態依然の「農家」の発想から脱却できず、米不足も認識しない農水省の硬直した「米」行政。

先ほども指摘した通り、誰もが分かりやすい単純な米に関する情報は農水省からは出てこない。さらに言えば、様々なシンクタンクからも「分かりやすい」数値はなかなか出てこない。是非皆さん米について知りたいことを検索して欲しい。様々な屁理屈の下、我々が知りたい単純な数字は多分なかなか出てこない・・・こちらが相当な知識と労力を傾けていけば算出できるだろうが・・・

それこそ、国民大衆を無視した・・・馬鹿にした・・・帝大による政策なのかな?と感ずる次第である。
このままでは、この国の基本的な安全保障・・・ちゃんと食べられるという原始的な安全保障・・・は極めて危ない。武器は食えない!


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