選挙:足立区議選 全票再点検 次点候補異議申し出受け /東京
毎日新聞 2015年06月03日 地方版
5月17日に投開票された足立区議選で、次点だった滝上明氏(64)=公明=が最下位当選者の当選無効を求めた異議申し出を受け、区選挙管理委員会は2日、投票された全票を14日に再点検すると発表した。区選管がこうした再点検を行うのは初めてという。
同区議選は定数45に対し55人が立候補。最下位当選した維新の新人は3440票だったのに対し、滝上氏は案分票を含めて3438・804票で、1・196票差で落選した。
滝上氏は先月27日、最下位当選者の得票数に無効票が混入したり、無効とされた票の中に自らの得票が含まれたりしているのではないかとして、区選管に異議を申し出ていた。
区選管は「開票作業は適正に行われた」としているが、他の候補者に票が混入した可能性も考慮し、念のため滝上氏と最下位当選者の2人だけでなく、全ての候補者の得票数と無効票、案分票、点字票も1票ずつ再点検することにした。
区議選の投票総数は24万5721票だった。14日は2人と関係者計12人、区選管の立ち会いの下、職員約60人が作業する予定。区選管は点検結果を踏まえ、26日までに異議申し出に対する決定をする。【川畑さおり】
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150603ddlk13010096000c.html
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