言いだしっぺのチプラス首相は何故、掌返しして、緊縮策を提案したのでしょう?
私たちの国民投票どこへ? ギリシャで緊縮反対デモ
新提案に反対し市中心部の大通りをデモ行進する人々=10日午後7時29分、アテネ、矢木隆晴撮影
ギリシャ政府がEU側に提出した改革案が国会で審議された10日夜、アテネ中心部のシンタグマ広場周辺では、5日の国民投票で拒否された緊縮策の容認にかじを切ったチプラス政権に抗議するデモが相次いだ。主に左派政党を支持する参加者らは「EU離脱」「新提案反対」などとシュプレヒコールを上げ、横断幕を掲げて国会前まで行進した。
【写真】ギリシャ政府への怒りをあらわにするアテネ市民ら
「国民投票で緊縮財政に『ノー』を投じた私たちの票はどこへ行ってしまったの。政府はもう信じられない」。夫(62)とデモに参加した翻訳業アリアドニ・アラバヌさん(64)は政権への怒りと失望をあらわにした。化学者の長男にも建築業の長女にも安定した仕事はない。翻訳業は4年前から干上がり、銀行の休業で頼みの家賃収入も入ってこない中、新たな緊縮はとうてい受け入れられない。
元数学教師のステリオス・マリーニヌさん(65)は「EUのせいでギリシャは生産性を失い、外国から製品を買わされるばかりになった」と話す。「緊縮財政には最後まで『ノー』を貫き、EUを離脱すべきだ」と息巻いた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150711-00000033-asahi-int
ギリシャ国民は、経済の構造を理解している事が分かる記事です。緊縮策を講じても根本の解決にはならないので、EU(ユーロ)から離脱する事が正しい選択だと、認識しているようです。
日本人もギリシャ国民の様に意識が高ければ今の様な状況にはなっていないのですが、平和ボケした日本人には国内問題は、所詮他人事と云う事ですね。
「裏切り者」と非難…アテネで緊縮反対派がデモ
【アテネ=工藤武人】チプラス政権がEU側に提示した構造改革案を巡り、議会前などアテネ市内では10日夜から改革案に反対する大規模なデモが行われた。
EU側に大幅譲歩する改革案への不満が多く、チプラス政権を「裏切り者」などと非難した。
デモの参加者は、国民投票でチプラス政権の呼びかけに沿い反対票を投じた同政権支持者らが中心。プログラマーのディミトリス・カドブロさん(30)は「国民投票の結果を無視する背信行為。ギリシャはユーロ圏を離脱すべきだ」と怒りの声を上げた。
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最終更新:7月11日(土)11時41分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150711-00050041-yom-int
言いだしっぺのチプラス首相が緊縮策を提案した事は、国民に対する裏切り行為です。何故180度態度を変えたのか?
債務削減は「論外」=ギリシャ問題で独首相
【フランクフルト時事】ドイツのメディア報道によると、同国のメルケル首相は9日、財政危機に直面しているギリシャの債務について「元本削減は論外だ」と語った。訪問中のボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボで語った。
ドイツは欧州連合(EU)ユーロ圏諸国の中でギリシャ支援に最大額を拠出しており、元本削減や償還繰り延べなどを通じて返済条件を緩和する債務再編に慎重な姿勢を示している。
ただ、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は「ギリシャ財政を持続させるには債務再編が必要だ」と明言。ギリシャもEUに対し、債務再編を要請する方針とみられる。(2015/07/09-23:57)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201507/2015070900995&g=int
ギリシャ支援:ドイツ、厳しい世論…「反対」90%以上
毎日新聞 2015年07月09日 21時13分(最終更新 07月09日 23時08分)
【ベルリン中西啓介】ギリシャの財政支援を巡る同国と欧州連合(EU)の交渉が続くなか、最大の債権国ドイツでは、最新の世論調査で新たな支援策に90%以上の人が反対するなど、ギリシャのチプラス政権に対する厳しい意見が出ている。ただ、ギリシャ人の生活を心配する人は多く、民意は理性と感情の間で揺れている。新たな支援策の実行には、独連邦議会など各国議会での採決が必要だ。
ギリシャ政府は8日、ユーロ圏の金融安全網「欧州安定メカニズム」に3年間の金融支援を要請。税制や年金改革にも近く着手する方針を明らかにした。 ニュース専門テレビ局n−tvが同日実施した電話調査では、回答者の92%がギリシャに対する新たな支援策に「反対」と答えた。独公共放送ARDの調査でも、89%がギリシャ側が他のユーロ圏諸国に歩み寄るべきだと回答した。
会社員のディートマー・ツェイマーさん(58)は「ギリシャはまず富裕層への課税をして、それからEUに助けを求めるべきだ」と言う。ドイツも1990年の東西ドイツ統一以降、不景気に陥り、年金支給開始年齢の引き上げや労働市場の改革など「痛み」を経験しており、改革が最善だとの論調は根強い。
感情的な対立もある。ギリシャの反緊縮デモではメルケル首相とナチスを同一視した看板が登場する。ドイツの学生、ヤン・ブロッホさん(22)は「メルケル首相をナチだと言うが、首相はギリシャをユーロ圏にとどめるため努力をしてきた。彼らは厚顔無恥だ」と憤る。
ドイツによるギリシャ財政支援の歴史は古い。1830年代、バイエルン王国(現独南部)の王、ルートビヒ1世はギリシャ独立戦争を支援。だが放漫財政のためギリシャからの返済は滞り、王の退位の一因となった。
独紙ウェルトはこうした歴史を振り返り「国際社会にカネを無心して返さないのは、ギリシャ独立以来のことだ」とばっさり。
ただ、ドイツでもギリシャ国民のことは気になる。ARD調査では約70%が「(銀行閉鎖下での)ギリシャ人の生活が心配だ」と答えた。
http://mainichi.jp/select/news/20150710k0000m030067000c.html
ヒトラーの娘メルケルも頭が痛いw国民の90%がギリシャ支援に反対しているが、支援せずにギリシャが破綻したら、ギリシャ国債に絡めて「ギリシャはデフォルトしない」に賭けたデリバティブ商品の1京円が吹っ飛ぶ。ギリシャが破綻したら、この1京円が重くのしかかり、ドミノ倒しでユダ金全滅になる可能性が十二分にあるw
ギリシャ危機で市場駆け巡る ドイツ発「銀行連鎖破綻」の恐怖
2015年7月7日
「ドイツの銀行のいくつかが連鎖破綻するのではないかと囁かれています。ギリシャ国債に絡むデリバティブ(金融派生商品)を扱っていたといいます。詳細は不明ですが、『ギリシャはデフォルトしない』に賭けた金融商品だったらしく、巨額損失を出す恐れがあります。ドイツの金融機関が破綻したら、それこそ世界中に危機は連鎖します」(株式アナリストの黒岩泰氏)
08年のリーマン・ショック時は、米保険大手のAIGがCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)という倒産保険のようなデリバティブを販売していた影響で500兆円超の負債を抱え、倒産危機に直面した。
「ギリシャに絡むデリバティブは最大100兆ユーロ(1京円超)に上ると警告する関係者がいるほどです」(金融関係者)
これほどの巨額さであれば、ギリシャのユーロ圏離脱やEU脱退に関わるデリバティブが流通している可能性もある。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161511/2
ギリシャとEUの状況
転載元より抜粋) マスコミに載らない海外記事 15/7/11
Paul Craig Roberts
2015年7月7日
ワシントンには、割引された国債を購入したアメリカ金融機関の利益よりも重要な関心事がある。ワシントンには、ギリシャの債務を、ギリシャから国有財産を略奪するの利用しようとしている、ヨーロッパの1パーセントの権益より重要な関心事がある。ワシントンのより上位にある関心は、EUの統合と、それゆえ、ロシアとの紛争を起こすためのワシントン仕組み、NATOの維持だ。
もし頑固なドイツが、ギリシャを、EUから去らせ、ギリシャがロシアと金融支援を頼るようになれば、イタリアやスペインの首脳部も、恐らく最終的には、フランスも同じことを考えるだろう。南ヨーロッパが、ロシアのユーラシア貿易圏のメンバーとなれば、NATOは解体し、アメリカ覇権も、NATOとともに解体することになる。
これは、とうていワシントンは容認できない。
もし、報道が正しければ、ビクトリア・ヌーランドは既にギリシャ首相を訪問し、彼に、EUを離脱することも、ロシアにすり寄ることもゆるさず、さもなくば、大変な結果になる(打倒あるいは暗殺を意味する丁寧な表現)と説明した。実際、ギリシャ首相は、恐らくわざわざ訪問を受けずとも、それは分かっているだろう。
“ギリシャ債務危機”は今や抑えられたというのが私の結論だ。IMFは既に、ギリシャに緊縮政策を押しつけたのは、そもそも間違えだったというIMF報告書を発表して、ギリシャ政府の姿勢を受け入れた。この報告書と、ワシントンの圧力のせいで、欧州委員会と欧州中央銀行は、ギリシャが受け入れられる様な計画を作り上げるよう、ギリシャ政府と協力するだろう。
これで、つまりイタリア、スペインと、ポルトガルも、より寛大な扱いが期待できるのだ。
ギリシャ“債務危機”には、二つの別の狙いがあることを説明した。一つは、国家債務を、その国が支払えるレベルに減額するという再編の慣行を止め、その国の国民が、貸し出し超過した債権者達の失敗の責任を負わされるという新たな原則を確立することだ。
もう一つの狙いは、前欧州中央銀行総裁ジャン=クロード・トリシェが、はっきり述べた通り、財政政策を巡る権限(課税と支出の意思決定)を、国家政府から、ブリュッセルのEUに移譲することで、EU加盟諸国の主権を弱体化させることだ。
だがなによりも、ワシントンは、自らの権力を優先し、NATOの解体を引き起こしかねない、ギリシャ離脱を防ぐように動いたのだ。
ロシアと中国は、ギリシャのEUからの離脱を支援して、NATO解体を始める好機を逸してしまった。
もしギリシャの状況と、これに続く、イタリアとスペインの状況が、ここで、この記事が示唆する方向で解決されることになると、ワシントンがロシアに圧力をかける為の仕組み、NATOは無傷のままとなり、ワシントンが作り出した紛争は継続することを意味する。これは悪いニュースであり、略奪者連中に対するギリシャの勝利のマイナス面だ。
記事原文のurl: http://www.paulcraigroberts.org/2015/07/07/greece-eu-situation-paul-craig-roberts/
ロス茶一味も、ロック一味も、ギリシャがデフォルトする事は、ユダ金一味が全滅する事を理解しているので、絶対にデフォルトを容認しない。
「何でも良いので緊縮策を出せ。さもなくばこの世とおさらばする事になるぞ!」とチプラス首相に脅しをかましたようです。チプラス首相も様子見して、駆け引きしながら相手と交渉するスタイルに変更?
緊縮策を提案した事で、国民からの信頼を裏切る形になってしまったので、チプラス政権の行く末が気になります。自分達(ユダ金)に楯突くチプラス首相を葬る為に、国民の信任を裏切ったと云う事で、暗殺事件をでっち上げる可能性があります。
ギリシャのデフォルトが、金融奴隷解放の第一歩になるので、チプラス首相には何とか頑張ってほしいです。
ギリシャ破綻問題以外でも、巨額なデリバティブ商品があると思うので、ユダ金も生きた心地はしないでしょう。
Unknown (風来坊)2015-07-11 16:38:28私たちの国民投票どこへ? ギリシャで緊縮反対デモ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150711-00000033-asahi-int
「裏切り者」と非難…アテネで緊縮反対派がデモ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150711-00050041-yom-int
情報有難う御座います。
私たちの国民投票どこへ? ギリシャで緊縮反対デモ
新提案に反対し市中心部の大通りをデモ行進する人々=10日午後7時29分、アテネ、矢木隆晴撮影
ギリシャ政府がEU側に提出した改革案が国会で審議された10日夜、アテネ中心部のシンタグマ広場周辺では、5日の国民投票で拒否された緊縮策の容認にかじを切ったチプラス政権に抗議するデモが相次いだ。主に左派政党を支持する参加者らは「EU離脱」「新提案反対」などとシュプレヒコールを上げ、横断幕を掲げて国会前まで行進した。
【写真】ギリシャ政府への怒りをあらわにするアテネ市民ら
「国民投票で緊縮財政に『ノー』を投じた私たちの票はどこへ行ってしまったの。政府はもう信じられない」。夫(62)とデモに参加した翻訳業アリアドニ・アラバヌさん(64)は政権への怒りと失望をあらわにした。化学者の長男にも建築業の長女にも安定した仕事はない。翻訳業は4年前から干上がり、銀行の休業で頼みの家賃収入も入ってこない中、新たな緊縮はとうてい受け入れられない。
元数学教師のステリオス・マリーニヌさん(65)は「EUのせいでギリシャは生産性を失い、外国から製品を買わされるばかりになった」と話す。「緊縮財政には最後まで『ノー』を貫き、EUを離脱すべきだ」と息巻いた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150711-00000033-asahi-int
ギリシャ国民は、経済の構造を理解している事が分かる記事です。緊縮策を講じても根本の解決にはならないので、EU(ユーロ)から離脱する事が正しい選択だと、認識しているようです。
日本人もギリシャ国民の様に意識が高ければ今の様な状況にはなっていないのですが、平和ボケした日本人には国内問題は、所詮他人事と云う事ですね。
「裏切り者」と非難…アテネで緊縮反対派がデモ
【アテネ=工藤武人】チプラス政権がEU側に提示した構造改革案を巡り、議会前などアテネ市内では10日夜から改革案に反対する大規模なデモが行われた。
EU側に大幅譲歩する改革案への不満が多く、チプラス政権を「裏切り者」などと非難した。
デモの参加者は、国民投票でチプラス政権の呼びかけに沿い反対票を投じた同政権支持者らが中心。プログラマーのディミトリス・カドブロさん(30)は「国民投票の結果を無視する背信行為。ギリシャはユーロ圏を離脱すべきだ」と怒りの声を上げた。
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最終更新:7月11日(土)11時41分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150711-00050041-yom-int
言いだしっぺのチプラス首相が緊縮策を提案した事は、国民に対する裏切り行為です。何故180度態度を変えたのか?
債務削減は「論外」=ギリシャ問題で独首相
【フランクフルト時事】ドイツのメディア報道によると、同国のメルケル首相は9日、財政危機に直面しているギリシャの債務について「元本削減は論外だ」と語った。訪問中のボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボで語った。
ドイツは欧州連合(EU)ユーロ圏諸国の中でギリシャ支援に最大額を拠出しており、元本削減や償還繰り延べなどを通じて返済条件を緩和する債務再編に慎重な姿勢を示している。
ただ、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は「ギリシャ財政を持続させるには債務再編が必要だ」と明言。ギリシャもEUに対し、債務再編を要請する方針とみられる。(2015/07/09-23:57)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201507/2015070900995&g=int
ギリシャ支援:ドイツ、厳しい世論…「反対」90%以上
毎日新聞 2015年07月09日 21時13分(最終更新 07月09日 23時08分)
【ベルリン中西啓介】ギリシャの財政支援を巡る同国と欧州連合(EU)の交渉が続くなか、最大の債権国ドイツでは、最新の世論調査で新たな支援策に90%以上の人が反対するなど、ギリシャのチプラス政権に対する厳しい意見が出ている。ただ、ギリシャ人の生活を心配する人は多く、民意は理性と感情の間で揺れている。新たな支援策の実行には、独連邦議会など各国議会での採決が必要だ。
ギリシャ政府は8日、ユーロ圏の金融安全網「欧州安定メカニズム」に3年間の金融支援を要請。税制や年金改革にも近く着手する方針を明らかにした。 ニュース専門テレビ局n−tvが同日実施した電話調査では、回答者の92%がギリシャに対する新たな支援策に「反対」と答えた。独公共放送ARDの調査でも、89%がギリシャ側が他のユーロ圏諸国に歩み寄るべきだと回答した。
会社員のディートマー・ツェイマーさん(58)は「ギリシャはまず富裕層への課税をして、それからEUに助けを求めるべきだ」と言う。ドイツも1990年の東西ドイツ統一以降、不景気に陥り、年金支給開始年齢の引き上げや労働市場の改革など「痛み」を経験しており、改革が最善だとの論調は根強い。
感情的な対立もある。ギリシャの反緊縮デモではメルケル首相とナチスを同一視した看板が登場する。ドイツの学生、ヤン・ブロッホさん(22)は「メルケル首相をナチだと言うが、首相はギリシャをユーロ圏にとどめるため努力をしてきた。彼らは厚顔無恥だ」と憤る。
ドイツによるギリシャ財政支援の歴史は古い。1830年代、バイエルン王国(現独南部)の王、ルートビヒ1世はギリシャ独立戦争を支援。だが放漫財政のためギリシャからの返済は滞り、王の退位の一因となった。
独紙ウェルトはこうした歴史を振り返り「国際社会にカネを無心して返さないのは、ギリシャ独立以来のことだ」とばっさり。
ただ、ドイツでもギリシャ国民のことは気になる。ARD調査では約70%が「(銀行閉鎖下での)ギリシャ人の生活が心配だ」と答えた。
http://mainichi.jp/select/news/20150710k0000m030067000c.html
ヒトラーの娘メルケルも頭が痛いw国民の90%がギリシャ支援に反対しているが、支援せずにギリシャが破綻したら、ギリシャ国債に絡めて「ギリシャはデフォルトしない」に賭けたデリバティブ商品の1京円が吹っ飛ぶ。ギリシャが破綻したら、この1京円が重くのしかかり、ドミノ倒しでユダ金全滅になる可能性が十二分にあるw
ギリシャ危機で市場駆け巡る ドイツ発「銀行連鎖破綻」の恐怖
2015年7月7日
「ドイツの銀行のいくつかが連鎖破綻するのではないかと囁かれています。ギリシャ国債に絡むデリバティブ(金融派生商品)を扱っていたといいます。詳細は不明ですが、『ギリシャはデフォルトしない』に賭けた金融商品だったらしく、巨額損失を出す恐れがあります。ドイツの金融機関が破綻したら、それこそ世界中に危機は連鎖します」(株式アナリストの黒岩泰氏)
08年のリーマン・ショック時は、米保険大手のAIGがCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)という倒産保険のようなデリバティブを販売していた影響で500兆円超の負債を抱え、倒産危機に直面した。
「ギリシャに絡むデリバティブは最大100兆ユーロ(1京円超)に上ると警告する関係者がいるほどです」(金融関係者)
これほどの巨額さであれば、ギリシャのユーロ圏離脱やEU脱退に関わるデリバティブが流通している可能性もある。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161511/2
ギリシャとEUの状況
転載元より抜粋) マスコミに載らない海外記事 15/7/11
Paul Craig Roberts
2015年7月7日
ワシントンには、割引された国債を購入したアメリカ金融機関の利益よりも重要な関心事がある。ワシントンには、ギリシャの債務を、ギリシャから国有財産を略奪するの利用しようとしている、ヨーロッパの1パーセントの権益より重要な関心事がある。ワシントンのより上位にある関心は、EUの統合と、それゆえ、ロシアとの紛争を起こすためのワシントン仕組み、NATOの維持だ。
もし頑固なドイツが、ギリシャを、EUから去らせ、ギリシャがロシアと金融支援を頼るようになれば、イタリアやスペインの首脳部も、恐らく最終的には、フランスも同じことを考えるだろう。南ヨーロッパが、ロシアのユーラシア貿易圏のメンバーとなれば、NATOは解体し、アメリカ覇権も、NATOとともに解体することになる。
これは、とうていワシントンは容認できない。
もし、報道が正しければ、ビクトリア・ヌーランドは既にギリシャ首相を訪問し、彼に、EUを離脱することも、ロシアにすり寄ることもゆるさず、さもなくば、大変な結果になる(打倒あるいは暗殺を意味する丁寧な表現)と説明した。実際、ギリシャ首相は、恐らくわざわざ訪問を受けずとも、それは分かっているだろう。
“ギリシャ債務危機”は今や抑えられたというのが私の結論だ。IMFは既に、ギリシャに緊縮政策を押しつけたのは、そもそも間違えだったというIMF報告書を発表して、ギリシャ政府の姿勢を受け入れた。この報告書と、ワシントンの圧力のせいで、欧州委員会と欧州中央銀行は、ギリシャが受け入れられる様な計画を作り上げるよう、ギリシャ政府と協力するだろう。
これで、つまりイタリア、スペインと、ポルトガルも、より寛大な扱いが期待できるのだ。
ギリシャ“債務危機”には、二つの別の狙いがあることを説明した。一つは、国家債務を、その国が支払えるレベルに減額するという再編の慣行を止め、その国の国民が、貸し出し超過した債権者達の失敗の責任を負わされるという新たな原則を確立することだ。
もう一つの狙いは、前欧州中央銀行総裁ジャン=クロード・トリシェが、はっきり述べた通り、財政政策を巡る権限(課税と支出の意思決定)を、国家政府から、ブリュッセルのEUに移譲することで、EU加盟諸国の主権を弱体化させることだ。
だがなによりも、ワシントンは、自らの権力を優先し、NATOの解体を引き起こしかねない、ギリシャ離脱を防ぐように動いたのだ。
ロシアと中国は、ギリシャのEUからの離脱を支援して、NATO解体を始める好機を逸してしまった。
もしギリシャの状況と、これに続く、イタリアとスペインの状況が、ここで、この記事が示唆する方向で解決されることになると、ワシントンがロシアに圧力をかける為の仕組み、NATOは無傷のままとなり、ワシントンが作り出した紛争は継続することを意味する。これは悪いニュースであり、略奪者連中に対するギリシャの勝利のマイナス面だ。
記事原文のurl: http://www.paulcraigroberts.org/2015/07/07/greece-eu-situation-paul-craig-roberts/
ロス茶一味も、ロック一味も、ギリシャがデフォルトする事は、ユダ金一味が全滅する事を理解しているので、絶対にデフォルトを容認しない。
「何でも良いので緊縮策を出せ。さもなくばこの世とおさらばする事になるぞ!」とチプラス首相に脅しをかましたようです。チプラス首相も様子見して、駆け引きしながら相手と交渉するスタイルに変更?
緊縮策を提案した事で、国民からの信頼を裏切る形になってしまったので、チプラス政権の行く末が気になります。自分達(ユダ金)に楯突くチプラス首相を葬る為に、国民の信任を裏切ったと云う事で、暗殺事件をでっち上げる可能性があります。
ギリシャのデフォルトが、金融奴隷解放の第一歩になるので、チプラス首相には何とか頑張ってほしいです。
ギリシャ破綻問題以外でも、巨額なデリバティブ商品があると思うので、ユダ金も生きた心地はしないでしょう。
Unknown (風来坊)2015-07-11 16:38:28私たちの国民投票どこへ? ギリシャで緊縮反対デモ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150711-00000033-asahi-int
「裏切り者」と非難…アテネで緊縮反対派がデモ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150711-00050041-yom-int
情報有難う御座います。