可不可以? 又は 最甜蜜的負担

F4と内田篤人を愛でつつ、直観の趣くまま好き勝手に語ってます。
不好意思!

やっぱりキャンペーン

2008年04月19日 | ウオッチング
             仔仔出演のTVドラマはまもなく終了。映画「闘茶」公開が待ち遠しい。


いやあ、盛り上がってますね。
いえ、オリンピックの聖火リレー
パリやロンドンでは、まるで障害物競走。
アメリカではランナーが行方不明。
インドでは観客シャットアウト。
とうとう日本でも善光寺さんが出発地点を辞退したとか。


「世界平和をアピールするために、聖火リレーがんばりまっせ」って、言って欲しかったような…

観光地だし、「安全面を考えて」、とのことですが、
今の状態では、何のために聖火リレーしてるのか、全然わからないですね。

結局これは中国側の人権問題をアピールする、マイナスのキャンペーンになってしまいました。
中国が国を挙げてマナー向上(「文明化」なんて言ってますね)とか、北京の排気ガス規制だとかしても、
見せかけに終始してしまって、肝心の「人権」やら、製品の「品質」「安全」がまもられていない…
でも、明らかに北京オリンピックは、世界中で注目の的になったわけで、
ある意味すごいオリンピック・キャンペーン!
それに、今回のことをきっかけに、中国が本当の意味で近代化し、
「国際的な責任が負える国になってくれるだろう」と期待する向きもあるみたいです。
ちなみにオリンピックは中国語で「奥林匹克運動会」
そう、運動会なんです

さて、続いてのキャンペーンはやっぱりNHK。
残念ながら第1回目を見逃したのですが、ドラマ「トップセールス」。
女性が車のセールスをするなんて考えられなかった、昭和40年代~50年代。
一人の女性が元気に世間の常識を打ち破っていく実話ドラマです。
ヒロイン槙野久子を演じるのは夏川結衣さん
最後には社長にまで昇りつめるらしい。
いいぞ!!
本来のテーマは「人と人とのつながり」ってことのようですが、
自分の力で夢をかなえていく女性の姿って、素敵です。

夏川さんは、フジテレビの「無理な恋愛」でもヒロインやってますね。熊本出身の女優さんです。加油!

「自己実現」を果たす女性のドラマ、ということでは、
TBS「Around40」。いわゆる“あらふぉー”。
天海祐希ねえさんが、素敵です。

隣は竹内まりやさん。主題歌歌ってます。

演じるところのヒロイン緒方聡子は40歳直前で独身、有能な精神科医。
仕事と生き方に誇りをもってて、結婚・出産を優先してこなかった人。
先週初回の名セリフは「私って可哀そうなの?」でした。
世間からは“負け犬”に分類されてしまっている自分をはじめて知って驚きます。

昨日(4月18日)第2回のセリフ、気に入りました。
紹介された43歳弁護士は、見かけも地位も収入も申し分なし。
「自立した女性が好きだ」と言って、聡子さんに結婚を前提とした交際を申し込みます。
舞い上がった聡子さん。
しかし、一見理想的に見えたその男は言います。
「女性はどんなに世の中に役に立つ生き方をしていても、女性として幸せでなければ、幸せな人生とは言えない」
今までのドラマだったら、「そうそう、そうなのよ」
という反応をしそうなもんですが、聡子さんは交際を拒否。毅然として言い放ちます。
「今までの私の人生を否定する人と、これからのこと、どうやって考えればいいんですか」
聡子のこの態度に対して、友だちも、紹介してくれた後輩も
「もう、39歳なんだから、そのくらいのことは妥協するべき。もう、こんないい相手は他にいない」と言って諭そうとしますが、聡子さんは、
39歳だから譲れないことがあるんです」、ときたもんだ。
いいセリフだねえ
脚本は当然女性。橋部敦子さん。
たぶん実感なんでしょうが、わかってますねえ。そう、そう、そうなのよ!!
英陸は聡子さんを絶対支持します。

もちろんドラマだし、聡子さんは医者なんで究極のキャリアウーマンだから、
すべての女性の味方ではないでしょう。
現実の女性たちの多くはパートや派遣。収入なんて、未だに平均で男性の6割しかないんだ
でもね、このドラマの中では大事なこと、ちゃんと言ってくれてて、私はうれしい。
それにホニャララした本音部分もあったりするし。
病院のお知らせモニターに「美しい女性が一人でいるのは、すべての男性への告発である(だっけ)」なんていう格言が出てるのを見て、
聡子さんニヤリとするの。
おまけに藤木直人くんは可愛いし
エコロジーな変人臨床心理士役が板についてます。

しかし、ちょっと前までなら、40歳の女性が主人公のドラマなんて考えられなかった。
ちっとは日本も進歩してる?

ああ、仔仔はどこ?
「美味関係」、いよいよ来週が最終回ですね。
ドラマの作りとしては、はっっきり言って×
本当に織田シェフ=仔仔の美しさだけが救いだったような気がします。
次作品である「君につづく道」で、仔仔が制作段階から携わったのはわかる気がする。
自分で満足できるドラマを撮りたかったのよね、きっと

と、いうことで、両作品から、今回はテレビ画面写真を。
ボケボケですが、お許しくださいませ

←これは、もちろんサイトからの写真です
木村を見つめながら「愛してるよ」と言えるし、オーナーには「一緒にやりましょう」ってプロポーズできるのに、百恵にはオクテな織田シェフ。



こんなところで寝てたら風邪引きますばい。


木村の宣言を聞きながら自己反省する織田シェフ。体育座りがかわいいです。



ああ、泣かないでシューラー…って、どうしてもこの場面がほしかったの。






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2 コメント

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アラフォー、見てます (ごんふく)
2008-04-20 21:15:10
夏川結衣も石田えりも熊本出身。
どこか芯の強そうな女っぷりが共通してます。

ところでアラフォー、わたしも見てます。
基本的にテレビドラマってほとんど見ないんですが(「篤姫」ぐらい)、
これは筒井道隆くんが出てるもんで・・
あ、でも端役だな。
ドラマとしては人物造形がちょっとワンパターンというか紋切型なのが気になりますが、
40歳独身女性が主役のドラマなんて、
一昔前までは考えられませんでした。
いつか女優の黒田福美さんが、
「以前だったら女優は30歳過ぎるとおかあさん役しか来なかったけど、
時代が変わって、30代、40代で独身で仕事を持つ役柄が増えたおかげで、わたしもテレビドラマの仕事が来るようになった」
って書いてましたね。
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思い出つくり (英陸)
2008-04-21 01:44:13
ごんふくさん、こんばんは。
HPの猫ちゃん、かわいいですね。
お元気そうで、なにより…

さて、30代~40代女性が主役のドラマができるようになったのって、
かなり微妙な時期にあるように思います。

田中裕子さんや宮崎美子さん(宮崎さんも熊本人です。加油!)が主役だった「思い出つくり」。
彼女たちの年齢は24歳の設定でした。
24歳で“思い出つくり”よ!
ったく…
宮崎さんは今年50歳だから、ちょうどこの10年間に、世間の意識も変わってきたのかな。
ついでに言うと、しばらく“思い出つくり”て言葉流行ったけど、
英陸は、この言葉、嫌いです。
思い出作るために生きてるんじゃねえって!

その間ダブルあさの系のドラマとかがあって、
ギバちゃんと山口智子主演の「29才のクリスマス」で、”あらさー”が市民権を得ていくんじゃないかな。
ちなみにこのときに松下由樹さんも出演してますよね。彼女はこの手のドラマで、ちょうど年齢にリンクしながら
準主役としてずーっと出演している。
究極の「トレンディ女優」なのかもしれません。
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