可不可以? 又は 最甜蜜的負担

F4と内田篤人を愛でつつ、直観の趣くまま好き勝手に語ってます。
不好意思!

ハン・ジミンさん

2012年10月21日 | ドラマ
反自民?いえ、韓志旼さんです☆


 韓流ドラマはほとんど見ないけど…

朝鮮王朝・第22代王・正祖(チョンジョ)を描いた、韓流歴史ドラマ『イ・サン』
昨年まではBSで放送されていましたが、現在NHK総合で、日曜日23時から放送中。
韓国での本放送では最高視聴率38%を記録し、
あまりの人気のため、放送回数が延長されたほどのドラマ。
英陸は、お風呂上りに髪を乾かしながら、ときたま見ています。



 『チャングムの誓い』のときは、けっこうはまったのよ。
宮廷料理が豪華でおいしそうだったし、医女をはじめ、宮廷の組織も興味深かったし…
『イ・サン』の監督は『チャングム~』と同じく、韓国時代劇の巨匠イ・ビョンフン監督。
おもしろいちゃあ、おもしろいんだけど、
例によって、策謀渦巻く、どろどろの権力争い。ぐちゃぐちゃの人間関係。
好き合ってるのに、なかなか関係が進展しない、じれったい主人公とヒロイン。
誤解と和解、好転と暗転…イライラしまくって、全77回!!??
長すぎるだろう!!

          
イ・サンの爺さん、前国王・英祖(ヨンジョ)。疑心暗鬼に駆られ、息子(イ・サンの父)を、米櫃に入れて殺しちゃいます

 ハン・ジミンさんは、主人公イ・サンを子どもの頃から愛し、生涯支え続けるソン・ソンヨン役。
図画署(トファソ)の茶母(タモ…下働きの女性)から、イ・サンの側室となり、世継ぎの王子を産みます。(宜嬪)



ハン・ジミンさん…って、日本人にとっては、名前がおもしろいよね。
イ・サン役の俳優さんの名前もおもしろいよ。=イ・ソジンさん。うがい薬じゃ~ん

 でね、イ・サンには敵がいっぱいいるんだけども、ソンヨンや、幼馴染のパク・テスをはじめ、
命を懸けてイ・サンを守る味方も、たくさんいるのね。
その中で、宿衛所(スギソ)という王の直轄部隊の隊長で、
都承旨(トスンジ)を兼ねる側近中の側近、ホン・グギョンっていうのがいるのね。
そのホン・グギョンの扱いがね、ちょっと異様なのね

ものすごい切れ者で、敵からの攻撃にもまったくぶれず、
世孫(皇太子)のときからイ・サンを守り続けた恩人ではあるんだけど、
自分の妹を側室にして、王からの信頼を盾に、政権を思うままに動かそうとした人らしいのね。
国の重鎮の前でも、非常に無礼で不遜な態度をとったので、一般的にすこぶる評判が悪い。
でも、このドラマでは、パク・テスや、ソ・ジャンボ、カン・ソッキといった宿衛所の武官たちにすごく慕われている

             
テスはね、ソンヨンを心から愛してるんだけど、心から王様に忠義を尽くしてるんで、2人の愛を応援するの。ちょっと胸キュン

 イ・サンの信頼度が並じゃない。
「ホン・グギョンにまかせる」、「ホン・グギョンのやることなら、間違いはない」って。
次第に権力欲にかられ、自分を裏切るような画策を次々図るようになっても、その信頼は動かない。
その度に、「私はそなたを信じる」といい続ける。
あげくに、ホン・グギョンは、なんと王妃の暗殺を計画するのよ
普通なら、というか、これは大逆罪だから、「死罪」以外にはありえないのに、「流罪」の判決。
実際は故郷に帰す…という、異常ともいえる温情措置
その甘甘な判決の前にも、「本当なのか。嘘といってくれ」と、王が懇願するの。


ちょっとアホ?

 流罪後、史実では1年余りでホン・グギョンは死ぬので、恐らくは毒殺されたのでしょうが、
王は、しょっちゅうホン・グギョンを尋ねて近くまで行き、飲み明かしては、家に送ったそうです
ドラマでもね、いつもイ・サンは「ホン・グギョンは、どうしているだろうか…」と気遣います。
何か政策を実行しようとしても、
「ホン・グギョンなら、どうするだろうかと、考えてしまうのだ」と、側近に漏らします
その側近も王の心を慮って、「ホン・グギョン様を、お許しになりたいのですね」と、言うの。

 護送される前のこと、イ・サンはホン・グギョンに告げます。

 「私は、そなたを許すことはないであろう…」

でも、ちっとも怒ってないし、恨んでるようでもないし、目はうるうる…

ここまできたら、英陸のようなビョーキの人間でなくても、
「こ、これは…」と思っちゃいますよね

実際にはね、そうだったと、思うんですよ。(え?どうだったって?
でもね、ドラマではね、そう思われないようにしてあるのだ…

 もうちょっと、ホン・グギョンが男前だったらね~~~~
(演じているハン・サンジンさん、ごめんなさい



ね、そうとは思えない、お顔立ちでしょ。
それからね、宿衛所の武官たちが、護送しながら涙を流し、
「この方は素晴らしい方なのだぞー!!」と叫ぶシーンも用意されている。
フツーに、大勢の人に、慕われていたことにしてあるのよね…

そんなこんなで、英陸にはちょっと残念な(?)『イ・サン』なのであった…



 あ、殺されそうになった王妃は、シェンシェン…じゃない、パク・ウネさんです。

  

 あ、ハン・ジミン…じゃなくて、「反自民」の話は、こちらです。 政権交代


ハン・ジミンさんの話は、あまりなかったような…
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