可不可以? 又は 最甜蜜的負担

F4と内田篤人を愛でつつ、直観の趣くまま好き勝手に語ってます。
不好意思!

終わりの始まり

2008年01月14日 | ウオッチング

「終わりの始まり」。
「白色巨塔」第12話のタイトルです。
すべては始まったときが、終わりへの道程。
わかってはいるけれど、当事者なら、なんとか避けたいと思うし、
それが不可能なら、ごまかして日々生きるしかない

ドラマを見るとき、結末がわかっているのに、興味が削がれないのはなぜか。
いいえ、わかっているからこそ、その不安を抱えて、私たちは見入ってしまうのでしょう。
もちろん、いいドラマならね

「深情密碼」では、戚偉易の余命が3ヶ月だということは、
見ているみーんなが、知ってたこと。
可哀想な、可哀想なチーウエイイー…
彼が生きる喜びを知れば知るほど、
辛さ、苦しさを耐えれば耐えるほど、見ているほうは胸が締め付けられる思いでした。

さて、「白色巨塔」では、グワン・シンが昔の恋人を忘れられず、
いつかスー・イーホアとの別れが来るであろうことを、暗示する内容でした。
スーイーホアも、言い知れぬ不安を抱えることになります。

だからってねえ…
自分のせいで左遷されたシャオガンの送別会の帰りに、あれはないでしょ。
シャオガンは看護師のウェンリーのこと、ずっと好きだったわけで、
でもウェンリーは、スー先生のことが好きなわけで。
スー先生は、そのウェンリーの気持ちを知ってて、
気持ちに応えられないくせに、いつも助けてもらってる。
いいのか?
前回の第14話で、酔いつぶれたスー・イーホアを送っていったウェンリー。
スー・イーホアは、毎日の辛さを吐き出し、グアン・シンを思って、泣き叫ぶ。
ウェンリーは、グアン・シンに間違われていることがわかっても、スー・イーホアを抱きしめるのよ。


こんな男…、殴ってやろか…。でもカワイイ

気持ちはね、わからなくはない。
ずっと思ってた人を慰め、抱きしめることができるなら…
イーホアも、酔ってたんで、しょうがないんだけど…
これは、せつない場面っていうか、すごくもどかしかった。

一方、Jerryの演技として、見たとき。
…可愛かったですね
あんな風にJerryに泣かれたら、キュッと抱きしめるしかないな。
今時は、男の涙が胸キュンですね。
仔仔=チー・ウエイイーの泣く姿も、それはそれは可愛かった…

「君につづく道」では、やっと孝天=アーハオ登場。
穴の開くほど仔仔=シューラーに見つめられて、ドキドキしなかったかしら?
二人の葛藤が、これから描かれることになりますが、観光&恋愛だけじゃなく、
内面に深く踏み込んだ内容であってほしいですね。

「美味関係」のほうは、やっとこラブ・ストーリーらしくなってきましたね。
自覚不足の仔仔=織田シェフが可愛い。
自分が罪な男だということが、いっちょんわかっとらん(=ちっともわかっていない)
えっと、「美味関係」の仔仔は、綺麗です

  
        あ…              はあっ… 色っぽい

ストーリー展開としてはモタツキもあるし、パティ・ホウ=百恵が主人公なので、
仔仔が出づっぱりじゃない!ゆえにちょっと個人的には不満だったんですが、
織田シェフが綺麗なんで、ま、いいか―ってね。
にらんでいただいたときなんて、ゾクゾクしますよね。
ホントに、仔仔ってば、ドラマの度に、完全に違う人間になってます。
これからはきっとせつない表情も増えるんじゃないかと、期待しておりますわ。

最後に。
「終わりのはじまり」を冠して始まった連載があります。
獣木野生氏のPALMシリーズ。
いよいよ最終エピソードに突入しています。タイトルは「蜘蛛の紋様」。
PALMについては、また個人的妄想を含めて書きましょね。
今回も長くなったから

            
14歳ぐらい。暗いカーターさん         可愛いアンディくんには保護者が二人。このジェームスとカーターさん。仔仔の保護者は?

<2008年1月30日訂正>
「PALM」の最終エピソードは「TASK」です。「蜘蛛の紋様」は、ラストから2番目のエピソードです。




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