可不可以? 又は 最甜蜜的負担

F4と内田篤人を愛でつつ、直観の趣くまま好き勝手に語ってます。
不好意思!

VIC…じゃなくてVIP

2008年04月26日 | ウオッチング
                  ああ、ギリシア彫刻より美しい…君の名は仔仔

長野は

聖火リレー、とりあえず終わったようですね。
数人の逮捕者は出たようですが、大きな混乱はなかったようで。
ランナーの皆様、警備の皆様、そして抗議に支援に集まった皆様、地元長野の皆様、お疲れ様でした。

このあと聖火はソウル⇒ピョンヤン⇒香港・澳門と回って、5月4日から大陸でのリレーになるようですが、
ピョンヤンって、抗議行動のグループは入れるのかしら?
ソウルの厳戒態勢は始まってるんですかね。
大陸でのリレーを前に、中国政府とダライ・ラマ14世との話し合いがうまくいくように祈っております

しっかしねえ、空からのリレー中継を見てたら、リレー集団がね、
ランナーを核としてウニョウニョ動く、二重膜構造をもつ細胞みたいに見えました
周りの攻撃に反応して瞬時に形を変えていくその姿はまるで生き物。
ちょっと気色悪かったかも…

それにしても、聖火の扱いの物々しいこと…
人間でもないのに、赤じゅうたんパトカー先導。
まさにVIP待遇です。

  

昨日、羽田に到着した特別機から、それはそれは誇らしげに降り立った聖火。
形式として採火されたはずの「聖火」が、
今や真の「聖なる火」の如く、人間を従え、振り回しています。
聖火リレーは1936年、ドイツ・ベルリン・オリンピックから始まります。
いまさらながら、この一連の儀式が「民族の祭典」として、大きな影響力をもつことを思い知らされます。
ナチはねえ、完全に否定されるべきなのに、ヴィジュアルな演出力は、人の心を掴んじゃうんですよねえ

地上に今ある火は、プロメテウスが人間のために盗んだ火
ゼウスの怒りを買ったプロメテウスは、
罰として生きながら何度でもハゲタカに肝臓を食われ続けました

  
「火を与えるプロメテウス」H.Fuger作   (右)1973年のギリシアの切手です

火は「文明」の象徴といわれます。
これが、「戦火」だったり、「火種」だったりばっかりだったら、プロメテウスも浮かばれない。

「火」は、また“知恵”の象徴とも。
「人間の叡智」なんて、ちっぽけなモノですが、自分たちで撒いた種ぐらいは、自分たちで刈り取らなきゃね。
そのくらいの知恵はあるものと、信じております。

さて、オリンピックと言えば、ギリシア。ギリシアと言えば「美少年」。
美少年と言えば仔仔! 
仔仔をギリシア神話になぞらえたら誰でしょう。
やっぱり芸術の神アポロン
それとも、そのアポロンに愛された美少年ヒュアキントス

  
「ローマ国立博物館」のアポロン像  (右)Jean Broc作「ヒュアキントスの死」:嘆き悲しんで抱きしめてるのがアポロンです

ふふふふふ…

病気が出てきたようなので、この辺で。明天見!

ちなみに;「A・Bloom」vol.2の仔仔インタビュー記事。昨年の6月、記者さんが『美少年』という日本酒を仔仔に贈った、と書かれてますが、 「美少年酒造」は、熊本の酒造メーカーです


素敵でしょ






2 コメント

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Unknown (MARIN)
2008-04-26 22:15:34
物々しい聖火リレーでしたね。
「聖火」って言うのは日本だけらしいですね。
他国ではトーチとかで特別な言い方ではないらしい。
今回のことで、平和ボケで忘れていたヒトラーが始めた「聖火リレー」「民族の祭典」を思い起こす事になってしまったのは、中国にとっては皮肉なことですわ。

仔はやっぱり筋肉隆々のアポロンというよりは○○に愛される「ヒュアキントス」って感じですわ。(○○はお好きな名をお入れ下さい)(笑)
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ワクワク (英陸)
2008-04-27 18:04:01
MARINさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

○○には、××や△△を入れたいと思います

5月31日の大会議は、第2、第3回目に参加予定です。どうぞ、よろしく

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