「完璧主義」「不安に耐えられない」が時間を【浪費】している原因
問題点:効率の良い勉強方法を学んでこなかったのが問題
例えば、学生の頃の試験や受験といったまとまった勉強が必要な時期に「自分に合った”効率の良い勉強方法”」を模索できていなかったのが、弱点になっている。
今自分の勉強の効率が悪いのは、勉強に対して過去に自分で試行錯誤してきたか、してこなかったかが、今勉強をする時の違いになって現れている。
”不安”と”完璧主義”は勉強で頻繁に起こるバイアス。
人によって勉強の効率に差があるのは、この”不安”と”完璧主義”にいかに向き合い、上手く扱えるかが実は大きくて、このバイアスを回避する方法にどれくらい習熟しているかがそのまま勉強が得意かどうか、勉強への自信の差になっている。
このバイアスに関しては早い段階で外し方を覚えているほど、人生がイージーモードになるのだと思われる。
これは、それを学べる機会に出会えているか、もしくは、自分で時間をかけて試行錯誤の上で気づくかのどちらかしかおそらくなく、前者の方が圧倒的に早く気づける。
『自力』で気づくことよりも『気づく機会』を得られる方が遥かに効率が良い。そしてこれも子供時代からコミュニケーション能力が高い者の方が人生が有利になる理由の一つだと思う。
(コミュニケーション能力が高ければ、より多くのコミュニティと接する機会があり、必然集合知としてそうした『気づき』を自然と体感する機会も増えると思われるし、また、そうした原理を自然と理解できているレベルの高い集団に身を置ける可能性も、コミュニティに加わる試行回数が多い者ほど高まると思われるため。)
早い時期からの、このちょっとした『気づき』の差が、成長するにつれて周囲との大きな差になっていくという原理だと思われる。
それは裏を返せば、これらのバイアスに上手く対応できているかどうかが、勉強に大きな効率の差を生み出している理由であって、【勉強】が苦手な人=頭が悪い人という訳ではないと思う自分の理由です。