30歳でアルバイトから正社員になれるのか?

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苦しむマキシマイザー

2025-02-09 12:49:17 | 日記

どうにも自分は文字に起こすとやたらと掘り下げて熟考してしまいすぎるらしい。

あるポイントでは有用な可能性もあるが、基本的にはマキシマイゼーションの典型的な特性を発揮してしまっているのではないか?

つまりサティスファイザー(満足できれば良い)傾向を意識した方が日常生活では快適であると思われる。

 

マキシマイザー(完璧主義)傾向を発揮することがメリットになる場面は局所的と意識しておいた方が良い。

例えば、特定の専門技術など誤差が致命的な問題を引き起こすようなものはマキシマイザーで良いと思われる。逆に日常の常にリアルタイムで物事が進み移り変わっていく状況ではサティスファイザー傾向を発揮した方がマキシマイザーに比べてかなり有利であると思われる。

 

これはリソース配分の戦略にも絡んでくる。

 

究極の1点に自分の全エネルギーを注ぎ込むのではなく、日常的だけどそこそこ重要な自分の判断に各種適切にエネルギーを割り振って行った方が当然総合的な人生の満足度は高くなる。

 

マキシマイザー傾向が強い、あるいはそれが無意識に発揮されてしまう人はある1面では有利だが多くの事柄が関わってくる満足度などを満たす上では不利になると思われる。

 

逆にティスファイザー傾向がほどほどにあれば、ある程度は拘りつつも完璧ではなく、そこそこの結果で満足できあまった余力を別の関心に注ぎ込むことができる。

 

これは投資で例えると分散投資にあたり、当然極端な大当たりはないが、逆に奈落の底に落ちるようなハズレもなく総合的に良いスコアが狙える戦略だ。

 

(そう考えると、自分は投資では1社の会社の株ではなく投資信託で、しかもインデックスという期待値がほどほどのものを購入して満足しているのに、どうして普段の生活ではこうも1つ1つの事柄を突き詰めようとしているのだろうか?

 

それがまだ部分的であれば悪くはないが、ほぼ手当たり次第にそれをやっては時間がない・・・と苦しんでいるのは、「気がつけば」という感覚から考えてもわかる。やはり集中力や一点突破を目指すべき目標とそれ以外とをしっかり判断できていないことが問題になっている気がする。)

 

 

まず第一に、こうした自分の行動自体を俯瞰したメタ分析はともかく、日常の些細なこと(ある特定の行動はうまくいき、別の行動はうまくいかなかったなど)を一つ一つ仔細に分析することは、それを行う労力(コスト)にメリット(リターン)が釣り合っていないのではないか?(コスパが悪い)

 

自分の頭で考えることはもちろん人生を改善していく上で絶対に必要なことだが、しかし、こうした行動を分析し、熟考の末に答えを出すよりは、まず一段手前の基礎的な部分において科学的に証明されている知識を学んで、それをベースに方法を検討した方が圧倒的にコスパが良いのではないか?(本当に一番楽なのは人間が生まれながら持っている直感(ヒューリスティック)に頼る方法なのだが、それでは考える意味も能動的な改善のきっかけも無くなってしまうので直感だけに頼るのは悩みどころ。)

 

自分に足りないのは知識が有用(自分で熟考するより蓋然性がありコスパが良いもの)であることをもっと意識した方が良いという点かもしれない。

”学習”という知識を身につけるために努力できるのであればだが。



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