いや、~。
でも、~。
もう、うんざり。分かったわかった。そう言いたくなる人がいる。
人は完璧じゃない。間違えることは人間らしさなのかもしれない。
にもかかわらず、自分の意見が絶対に正しいと信じて疑わず、他人の意見に耳を傾けようとしない人が一定数いる。そして、そういう人ほど意見に偏りがあったりするのだ。
他人の意見を聞く、受け入れることはとても重要で難しい。まして、まったく異なる意見、正反対の意見ならなおさらだ。
なぜなら、人は自分の意見を否定されると、自分(の意見なのだが)が否定されたように感じてしまうからである。
今話題になっている誹謗中傷と批判の違いにもつながることだと思うが、自分の言動の批判なのか、自分自身の否定(誹謗中傷)なのか、しっかりと判断していかなければいけないことだ。
自分もこんなことを書いているからには、他人の意見を素直に受け入れよう、自分の意見を押し付けないようにしよう、と意識はしているつもりだ。しかしやはり、スッと受け入れるられるようになるにはまだ遠い。
気が付くと、自分の意見にこだわっている自分がいる。
自分の意見をころころ変えろ、相手に合わせろ、と言いたいわけではない。
相手の意見を踏まえ、多角的な視点で考えたうえで自分の正しいと思った意見を言おう、という話。
相手の意見をしっかりと受け入れる余裕のある人こそ、客観的に正しいことが言える人なのかもしれない。そして、周りもその人の言うことを受け入れるのかもしれない。
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