Rising斬 the侍銃士

音楽のこと、時代小説、映画を中心にしていくと思います。タイトルは自分のHNの由来になったゲームから

影山ヒロノブ 30周年記念LIVE

2007-09-27 00:40:13 | JAM Project

今年は、影山ヒロノブデビュー30周年。それを記念して30周年の2007年7月25日にアルバム「30years3ounce」をリリースし、それに伴うライブが2007年8月12日に行われました。
一身上の都合により、影山さんのイベントは3月からずっと我慢しておりましたが、このライブには参加することができました。


会場の渋谷O-EASTに到着すると、通路の階段には影山さんの若い頃からの写真がズラリ。
レイジー時代の写真もあり、昨年亡くなった田中宏幸さんもいるので、長年のファンの方には辛い方もいたようですね。


で、今回(も)到着は開演前ギリギリ。
入り口は2階席のほうになっていました。


しかし、そこで目撃したのはランティスのポッキー井上社長。
その井上さんが浴衣の女性に「ギリギリ間に合ってよかったね」と声をかけるところでした。
声をかけられた女性も知っているような気がする。が、とりあえずそんなことよりも場所の確保。
2階だと遠いので1階に下りましたが、この日はかなり満員。
かつてここがON AIR EASTだった頃は6割程度で、遅く行っても前に割り込めたものですが、隔世の感がありますね。
前に行きにくくなったのは寂しいが、人気が出てきた証拠なのだし、次回からもっと早く来ようと思う。
というかですね。何年に一度しかライブやらないので、人気が高まってるのかどうかわかりにくくて困ります。
いやいやいや愚痴なんか言うな。もし影山ヒロノブなら愚痴をネットにはあげないはずだろう。それを見習おうよ。


で、そんなことをやっているうちにいよいよ開演。
開演前、両サイドにあるスクリーンでは新譜のPVを流していました。
そして開演すると、まずは「卒業アルバムの中の無傷な夢~返信~」(インスト)でスクリーンで1977からところどころ10年おきの数字を挿入しながら影山さんの写真をスライド。


そして
1. 30years3ounce
2. シモキタ
3. Bang!Bang!Bicycle!
4. Welcome Toto…
5. Tomorrow


新譜から続けて5曲。本人も演奏があるからか緊張していたらしいです。
新譜は盛り上がりにかける気がしていたけど、実際生で聞くといいもんだな。「Welcome Toto...」とかは気に入っていたし。という感想を持っていたのも束の間。
「アニソン歌っちゃおっかな~」というMCでこっちは大興奮。
「最近はいろんな王子が流行っているけど、元祖王子は俺です」に皆で拍手。
しかも、「今回の選曲はマニアック」だそうでワクワクも最高潮。


6. 覚悟完了!
7. HEATS
8. GET THE WORLD
9. バ・ビ・ブ・ベ ビーストウォーズ


やっぱりアニソンは鳥肌立ちまくりでした。


そして岩田さんと2人でアコギコーナー
10. 毎日はEVERYDAY
11. ぼくらはね…


そういえばどっちかやりなおしてたね。
ここで呼ばれるゲストのテーマ曲ということで、レイジーの歌らしきものを。
それに合わせて登場したのはポッキーこと井上俊次さん!会場大盛り上がり。影山さんが歌っていたのはかつてポッキーが歌っていた「内気な夏」だったようです。
登場後、この歌の演奏と歌を井上さんに振りますが、打ち合わせにないため大慌て。プロらしからぬ姿を見せてくれましたよ。
そしてしばしトーク。お互いにデビュー30周年を祝い合い、ランティスの新曲がオリコン2位になったことに話が及ぶと会場では「JAMで1位とって!」との声。同調する人多数。俺も同調した。頑張ってくださいね。
そして次なる曲はこの3人で、影山さんが初めて作った歌でもある


12. 君はロンリーエンジェル


歌が終わると「会場の皆さんは赤頭巾が聞きたいんじゃないの?」と井上さん。特別にワンコーラスだけ「赤頭巾ちゃん御用心」を歌ってくれました。そしてレイジーファンには懐かしい、30年ぶりに歌われたという


14. Hey! I Love You!


周りの観客が歌に合わせて踊っていたのが印象的でした。


15. この世の果て~Eden~


唐突に歌われた前ソロアルバムの歌。
そして、ここからが本番。
まずは、ブラジルでこれを歌ったら大統領になれるという。


16. 電撃戦隊チェンジマン


さらに


17. 鬼神童子ZENKI


ZENKIは燃えます。
そして、影山さん曰く「こういう歌を歌える歌手になれて嬉しい」そうだった


18. エンブレム~名も無き英雄たちへ~


なんか、これを聞くともう終わりかと思ってしまうのですがまだあります。


19. TIME~2036の選択~


そして、影山さんのライブではもうお約束となった
20. Young&Innocent(Cold Rain ver.)
21. In my Heart(Cold Rain ver.)


で一部終了。


アンコールはまず、
22. メドレー
(CHA-LA HEAD-CHA-LA(1コーラス)
 SOLDIER DREAM~聖闘士神話
 CHA-LA HEAD-CHA-LA(2コーラス目)


この扱い、あまり嬉しくないのですけどねえ…
もう1曲歌おうというところで、今回見に来ていたお仲間が勢ぞろい。遠藤さん、ダニー、奥井さん、さらにはサイキックラバーやら。
そして、ポッキー社長に声をかけられていた浴衣の女性も!実は同じプロダクション(SOLIDBOX)の美郷あきさんでした。惜しかった。
上で見ていれば、サイキックラバー達とも一緒に見れたんだね。
まあでも1階は隅々まで盛り上がっててよかったですよ。
昔から行ってたけど、ずいぶんお客さん来るようになりましたね。前の方に紛れ込めなくなってしまいましたが。


そしてバンドメンバーから一言ずつというとき、ギターの松尾さんが「一緒に迎えることができて…」と声を詰まらせる。
こちらもヤバイ瞬間でしたよ。


22. 宇宙は僕らを待っている


そしてステージ上の人たちもいなくなり、
俺はもう完全に終わりだと思ってしまったのでサプライズだった再度のアンコール。
アコギ片手にMCをやる影山さんでしたが、影山さんもここで声が詰まる。
売れなかった時代を経てここまで登りつめた感慨か、30年やってきた中で、特に辛かっただろうここ1年を思ってか、
それはわかりませんが、影山さんにとってはこの日はとても重要だったのだと思うと、そこに居合わせることができて嬉しいです。


23. 夢光年
宇宙船サジタリウスのエンディングですね。
何年か前に作曲した方が亡くなったそうで、その方を偲びながら歌われました。


最後にスクリーンにスタッフロール。記念のライブは無事終了しました。
大事な大事な瞬間に立ち会えてよかったです。


1月のJAM Projectの時の反省で、どうせ解消できるならできるだけストレス溜める方が得だ、などと思ってはいましたが、協力的な人達のお陰で理想的な状態で行けました。
そして、計画通りスカッとできました。


人柄も感じれたし、その人柄がどれだけ愛されているかにも感動できましたよ。
歌を聴きながら、しばらくいい奴になろうと決意できた。
なんか、ストレスが解消できるだけでなく、待ち構えているストレスを何とかしたくなってくるライブでした。


そのお陰でしばらくは仕事も穏便に済ませることができましたよ。仕事場の人たちは命拾いしたね。


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