もうこのネタ気付いていたのは去年なのですが、なかなか書く暇もなかったのでようやく書けます。書いて見せますとも。
私めがこよなく愛する「ジョジョの奇妙な冒険」。その第7部「スティール・ボール・ラン」。
前作が女性主人公だった「ストーン・オーシャン」での反省?というか反動なのかこちらは男臭いキャラオンパレードで、世間的なブームは冬のナマズみたいに静かでしたがこの斬theザーンには関係ない世界でようこそ男の世界ですいませェん。
そんな「スティール・ボール・ラン」で、書きたいことがありました。
盛大なネタバレをしますのでまだラストを読んでいない方は、
Uターンシテクダサイ
Uターンシテクダサイ
Uターンシテクダサイ
この漫画でカギを握るのは正体不明の人物「聖人」の遺体。
この遺体を手に入れたものがテーブルでナプキンを取ったり色々できるようになり、自分に降りかかる不幸は全部他に回したりとかできてしまう。
ラストではその遺体がシェルターに収められ、当時の大統領曰く「80年間は破壊することはできないだろう」と言われていた。
「スティール・ボール・ラン」の舞台は1890年だったので第8部の舞台は80年後の1970年なのかな、と思いきや第8部はなんとなんとの震災で深く傷ついた2012年のM県S市杜王町。
2011年4月だったか5月だったか発売の雑誌で早くも震災を題材に使うところにしびれたり憧れたりするので忙しくてすっかり忘れてましたが、いったい第7部で大統領が言っていた「80年」ってなんだったの?と気になってきたもので。
現在の舞台の杜王町も第7部のアメリカもおそらく我々が住んでいるこの世界とは違う一巡した後の世界のはずですけど、でも同じ歴史を歩んでいるところもある。
で、こちらの世界でのアメリカの歴史と照らし合わせてみると、
シェルターがあるニューヨークは1960年代にロックフェラー主導で再開発が行われていたようですね。
さらに1960年代と言えば、1961年にケネディが大統領になっている。
ケネディは初のカトリック教徒の大統領で、アイリッシュ人としても最初らしいですね。特に宗教に関しては、遺体が誰なのかを考えると意味ありげ。
1970年代になると、ウォーターゲート事件で大統領が辞任したり、ベトナム戦争からの完全撤退がある。そしてアメリカはヒッピーが流行りだし、実はこのころからいわゆる精神疾患の患者も増えています。
1960年代に遺体の争奪戦が再び勃発し、その結果遺体を失ったアメリカは徐々に没落を開始していったんでしょうね。
ロックフェラーはどこで遺体の存在を知ったのか。ケネディが大統領になったのも遺体を探すためか?
何者かに遺体を奪われたせいでわけもわからず大統領辞任に追い込まれたニクソンが哀れだ。
なんていうようなシナリオが俺の中で出来上がってしまっています。火の鳥の世界ですねこれ。
70年代後半から遺体は日本の漫画家あたりが受け継ぎ、現在は、やっぱり中国にでもあるのかな。
なんだか「聖人の遺体」が本当にあるような言い方ができてしまう。
こういう描いていないけど、でもそうかもしれない情報や設定が隠されているところが、この漫画に登場するいろんなものにリアリティというか存在感や説得力を与えているんでしょうね。
荒木飛呂彦という漫画家の凄いところは独特のセンスや発想だけでもないのです。何度も読んで、色々調べてみて、それで何か発見してしまうようなところがあるがために俺は何度も読まさせられてしまうのです。
まあ実際遺体があったとしてもこの世界であるのではないですけどね。
1890年のアメリカ大統領がヴァレンタインでないのがその証拠で、おそらくこの世界ではヴァレンタインはアメリカ大統領ではない立場で存在していたはず。
だから遺体もここではない世界にあるんです。そしてその世界での歴史がこの世界の歴史も動かしていると。
でも正直上記のアメリカの歴史なんか見ると何かが世界を動かしたんじゃないかというような話がある方が面白そうだからそうであって欲しいくらいですね。
私めがこよなく愛する「ジョジョの奇妙な冒険」。その第7部「スティール・ボール・ラン」。
前作が女性主人公だった「ストーン・オーシャン」での反省?というか反動なのかこちらは男臭いキャラオンパレードで、世間的なブームは冬のナマズみたいに静かでしたがこの斬theザーンには関係ない世界でようこそ男の世界ですいませェん。
そんな「スティール・ボール・ラン」で、書きたいことがありました。
盛大なネタバレをしますのでまだラストを読んでいない方は、
Uターンシテクダサイ
Uターンシテクダサイ
Uターンシテクダサイ
この漫画でカギを握るのは正体不明の人物「聖人」の遺体。
この遺体を手に入れたものがテーブルでナプキンを取ったり色々できるようになり、自分に降りかかる不幸は全部他に回したりとかできてしまう。
ラストではその遺体がシェルターに収められ、当時の大統領曰く「80年間は破壊することはできないだろう」と言われていた。
「スティール・ボール・ラン」の舞台は1890年だったので第8部の舞台は80年後の1970年なのかな、と思いきや第8部はなんとなんとの震災で深く傷ついた2012年のM県S市杜王町。
2011年4月だったか5月だったか発売の雑誌で早くも震災を題材に使うところにしびれたり憧れたりするので忙しくてすっかり忘れてましたが、いったい第7部で大統領が言っていた「80年」ってなんだったの?と気になってきたもので。
現在の舞台の杜王町も第7部のアメリカもおそらく我々が住んでいるこの世界とは違う一巡した後の世界のはずですけど、でも同じ歴史を歩んでいるところもある。
で、こちらの世界でのアメリカの歴史と照らし合わせてみると、
シェルターがあるニューヨークは1960年代にロックフェラー主導で再開発が行われていたようですね。
さらに1960年代と言えば、1961年にケネディが大統領になっている。
ケネディは初のカトリック教徒の大統領で、アイリッシュ人としても最初らしいですね。特に宗教に関しては、遺体が誰なのかを考えると意味ありげ。
1970年代になると、ウォーターゲート事件で大統領が辞任したり、ベトナム戦争からの完全撤退がある。そしてアメリカはヒッピーが流行りだし、実はこのころからいわゆる精神疾患の患者も増えています。
1960年代に遺体の争奪戦が再び勃発し、その結果遺体を失ったアメリカは徐々に没落を開始していったんでしょうね。
ロックフェラーはどこで遺体の存在を知ったのか。ケネディが大統領になったのも遺体を探すためか?
何者かに遺体を奪われたせいでわけもわからず大統領辞任に追い込まれたニクソンが哀れだ。
なんていうようなシナリオが俺の中で出来上がってしまっています。火の鳥の世界ですねこれ。
70年代後半から遺体は日本の漫画家あたりが受け継ぎ、現在は、やっぱり中国にでもあるのかな。
なんだか「聖人の遺体」が本当にあるような言い方ができてしまう。
こういう描いていないけど、でもそうかもしれない情報や設定が隠されているところが、この漫画に登場するいろんなものにリアリティというか存在感や説得力を与えているんでしょうね。
荒木飛呂彦という漫画家の凄いところは独特のセンスや発想だけでもないのです。何度も読んで、色々調べてみて、それで何か発見してしまうようなところがあるがために俺は何度も読まさせられてしまうのです。
まあ実際遺体があったとしてもこの世界であるのではないですけどね。
1890年のアメリカ大統領がヴァレンタインでないのがその証拠で、おそらくこの世界ではヴァレンタインはアメリカ大統領ではない立場で存在していたはず。
だから遺体もここではない世界にあるんです。そしてその世界での歴史がこの世界の歴史も動かしていると。
でも正直上記のアメリカの歴史なんか見ると何かが世界を動かしたんじゃないかというような話がある方が面白そうだからそうであって欲しいくらいですね。
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