【特番】媚中メディアは報道しない!
今、日本は非常に危険な状況にあることを!
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【ニッポンジャーナル】「"経団連終わってる"所得税増に大批判」など江崎道朗(情報史学研究家)&岩田清文(元陸上幕僚長)&が最新ニュースを解説!
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1990年代に、大海軍の演習をやって以来の大きな数、100隻近い軍艦から海警の船が出てきたという事で、歴史的に大々的な訓練ということで、一つ大きな脅威になってるというふうに思います。
この番組でも紹介しましたように、去る10月の中国の訓練がありました。
演習が台湾島の周りをぐるっと囲んで、10月10日の台湾の建国記念日に頼清徳総統が、「北京に台湾を代表する権利はない」と言ったことに対して反発をし、習近平が強い意思を示すという事で、台湾の周りをぐるっと囲んで、大演習を空軍から海軍でやりました。
その前の5月23、24日間の2日間も、これまた強い演習を、統合利権という形で、5月が統合利権Aで、10月が統合利権Bという形で大演習をやってきたんですけども、中国の東部戦区という台湾の対岸にあるこの場所、中国の大陸の中に5つの軍艦区があるんですけども、東部戦区という台湾に面した戦区がやってたのが、今申し上げた5月と10月の演習なんです。
今回はですね、台湾の近くにある東部、その北の北部戦区、それから台湾の南の南部戦区、3つの軍戦区が合同して、それぞれ戦区が海軍を持っているんですね、3艦隊合同訓練ってのは、年に1回ぐらいやっているんです。
それの流れだと見てたんですけども、あまりにもおびただしい数で、ここまで100隻近い数やったことないんですね。
軍艦が大体60隻ぐらいで、海警(軍の指揮下にある)、日本でいうと海上保安庁のような公安の船も含めて30隻、トータルで約90隻が出たのはこれまでにない、おびただしい数なんですね。
それにもう一つ、空軍も加わってると、大々的な演習を、東シナ海から台湾周辺そして南シナ海まで、地図にあるように第一列島線、日本列島から沖縄、台湾、、フィリピンに繋がる、この第一列島線には米軍を入れないという領域拒否って線がある。
その更にこのブルーの線、小笠原諸島からグアム、パプアニューギニアに繋がる線、ここには米軍の接近を阻止するという、この戦略があるんです。
今回の100隻近い船の一部は第一列島線を越えた線まで入っているという報道もあるので、まさにこの領域拒否・接近拒否という戦略を実際見せつけようと。
元々のきっかけは、頼清徳総統が、ハワイとグアムに寄ったという事に対する反発というふうな報道もありますが、それは一つのきっかけであって、
そもそもトランプ政権がいよいよ来月から出てくると、トランプ政権に対して、そしてトランプ政権の同盟である日本・台湾・フィリピン等に対して、「ここは我々の重要な核心的利益だ、手を出すな」という意思表示として今回出したというふうに思ってます。
だから単なる中国が台湾に対して威嚇をしたというこれまでの流れではなくて、ここで申し上げたいのは、「日本も威嚇の対象になってるぞ」と、もう他人事じゃないぞと・・。
実は報道されてないんですけど、なぜ日本も威嚇の対象と言えるかというと、尖閣諸島に今回ちょうど12月6日辺りから、海警の船が尖閣諸島の周りに入ってきているんですけども、実は、それまでは常に4隻が必ず、ほぼほぼ毎日、尖閣の周りに中国の海警船がいるんです。
海上保安庁がその3倍の数で常に阻止してます。その4隻の船の構成というのが最近変わってきて、常に76ミリ機関砲を積んだ強い船準海警の船が入ってきているんですね。
特に今回は、4隻の内2隻は元々海軍の船であったものを白いペンキを塗って海警の船として入ってきている。防御力も含めて強い船が入ってきている。もう軍艦なんですよ。
それを同じ時期にここに入れてきているんですね。まさにこの接近拒否・領域拒否を、尖閣も含めて、この地域全体に対して中国の存在というものをアピールして、トランプ政権、そして石破政権、頼清徳政権で、フィリピンに対しても威嚇をしているんですね。
だから、他人事と思わずに、「中国がまた更に強圧的なことをやってきた」ということで、このニュースを見ていかないと、非常に誤ると私は思います。