
昨日の夜は、神さまにずっと感謝の祈りをささげていて、あることを祈っていた時に、ふとオランダのコリー・テン・ブームのことを思い出しました。
もう一度、インターネットで以前見た彼女の証を見てみようと思わされたのです。
するとそこにはこの聖書の御言葉が書かれていました。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。
すべての事について、感謝しなさい。
これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」
コリーと姉のベッツィーはこの御言葉を通して絶滅収容所の狭い部屋の中で神さまに祈ります。
「愛する主よ、この聖書を通して、この部屋の人たちがあなたに出会えることを覚えて感謝します。」
「この部屋がとても混んでいることを感謝します。たくさんの人があなたの言葉を聞くことができますから。」
「ぎゅうぎゅう詰めで、息のつまりそうなことを感謝します。」
そして姉のベッツィーは「ノミに感謝します。」と祈るのです。
さすがにコリーは、この祈りには抵抗したということですが、「すべての事について感謝しなさい。」という言葉を姉のベッツィーは引用し、この環境にも神さまは感謝するように言われていると言い、ノミに感謝するのです。
確かに神さまはすべてのことを感謝する中で、この不潔な環境さえも益として用いられたそうです。
そこは不潔のきわみで、その為、看守が宿舎には近寄らなかったので、1日に2回、聖書を用い、聖書勉強会を宿舎で開く事ができました。
その中で多くの方がイエス様のことを聞き、救われていったそうです。
ナチスによる迫害という困難な状況がゆるされる中で、すべてに感謝するという信仰に立ち、イエス様を伝える使命に立っておられた方がいらっしゃったのだなぁ、と深く感動しました。
私も神さまから与えられた、感謝と賛美の教えに立ち続け、神さまから与えられた使命を最後まで全うしたいと真に思わされます。