私は50歳でGBS※に罹患し1年後に職場復帰しましたが病み上がりとあって希望して部長から他部署のヒラ社員になったのに仕事に精出し55歳でまた部長に昇格し今度は過労で倒れました。
GBSの主治医からは「性格的に頑張ってしまうので無理は禁物!」と言われてました。
役員の芽が無くなり60歳以降は嘱託社員として給料は下がるし元部下の管理下に置かれる状況は想像するだけでストレスです。
それに20代から全国を飛び回り仕事は十分やり遂げたという自負もありました。
5年前から60歳現役引退を決意しそれに備えて別荘や賃貸してた所有マンションなど余計な不動産は処分しました。
私の場合、60歳定年で63歳から年金支給(現在は65歳)までの3年間を経済的にどう繋ぐかが課題でした。
これには失業保険など公的制度をフル活用しました。
同年代の友人知人を見渡すと事業主として現役バリバリも居れば60歳定年後は嘱託社員や契約社員のケースが多いです。
今までの部下が上司でも割り切っているようです。責任を負わない仕事で精神的には楽だと言います。
そして65歳以降はワークシェアリングで時短になったりシルバー人材センターに登録しているケースもあります。
嘱託や契約社員なのに仕事の内容も責任の重さも変わらず給料は下がるとなると理不尽です。
実際はこのケースが多いようで由々しき事態です。
65歳以降も働く理由として奥さんが年金支給されるまではとの事。
夫婦合わせ24万円/月の標準的ケースですね。これでもキツキツですが年金支給の視点だけなら夫婦の歳の差は短い方が良いかもしれません。
老後2000万円問題が一時話題になりましたが本当にそうです。
質をかなり落とさないと2000万円では足りないです。
今後はデフレ脱却で物価は政策的に上昇します。
現役引退後は悠々自適で海外旅行のつもりでしたが国内旅行が関の山でしょう。
※GBS(ギラン・バレー症候群)