信州気まま暮らし

定年退職後の信州で日々の暮らしと思いを綴る。

〔本を読んで〕  「おかえり」と言える、その日まで 山岳遭難捜索の現場から

2023-07-30 07:50:00 | 日記


信州も猛暑続きで外出は命に関わる危険なレベルです。
エアコン効かせた部屋で本を読んでます。
今回、取り上げるのは、「おかえり」と言える、その日まで 中村富士見 著
です。
看護師の著者が民間の山岳遭難チームLiSSを立ち上げ実際の捜索活動内容を6つのエピソードとして紹介しています。

警察や地元山岳関係者の遭難者の大がかりな捜索が打ち切られた後の家族からの捜索依頼とあって遭難者発見までの活動は困難を極めます。
しかし民間ならではの視点で遭難者を発見します。
遭難するのはプロでは無い一般の登山者です。当然ながらチームの隊員も率いる著者も山への知識も技量も備えています。
しかし「プロの目で見ない」「初心者の目線」の言葉が印象的でした。
そして帰りを待つ家族に寄り添うと共に遭難者のプロファイリングを捜索に役立てます。
民間ならではの視点と家族に接する姿勢に感嘆しました。

どんな山でも登山する時は絶対に山岳保険に入りましょう。
民間ですから依頼すると費用はかかります。
でも公的機関と違い一方的に捜索打ち切りは無いみたいです。
「ここヘリ」も参考になります。

余談ですが
私は50歳の時、GBS(ギラン・バレー症候群)に罹患してから登山はできませんが、それまでは毎年のように北アルプスや中央アルプスなど登頂しました。
遭難者の約4割は道迷いです。
私も本格シーズン前のトレーニングで低山に出かけ帰路に道を間違え大変な目遭いました。
低山で一般的なスポットだからと侮って臨んだのがいけませんでした。
近々に記事アップしますね。



大腸ポリープ切除で一泊入院

2023-07-27 08:00:00 | 日記


2年半前に胆嚢がんを摘出しましたがその時の入院前検査で大腸にポリープが3箇所見つかりました。
胆嚢がんの術後定期検査の方は胆嚢は取ってしまって無いですし転移もなく正常でした。
併せて大腸ポリープの検査でしたが希望して切除してもらうことにしました。
高校以来の親友が7年前大腸がんで亡くなっているのもあります。
便に血が混ざってからは手遅れ(親友の場合はそうでした)の可能性もあるので早め早めに疑わしきは取った方が良いと思いました。
この大腸ポリープのクリーンコロンは一般的で勿論保険適用です。

外科医から紹介された内科医も「切除しても経過観察で定期的な検査は必要ですよ」とこの病院はどうもクリーンコロンに消極的な印象です。
患者は医師の言われるがままでなく「自分の命は自分で守る」意気込みで知識武装が必要です。何かあっても誰も責任取ってくれませんから。

大腸ポリープ切除は前回の検査時と同様に鎮痛剤を点滴投与し痛みも無く自分もモニターを見ながら施術を受けました。
前回の検査は完全に寝ていて記憶が残ってません。
ポリープの大きさはいずれも5mm以下で今回はコールドスネアポリペクトミー(CSP)と呼ばれる処置です。
スネアに通電させる内視鏡的大腸粘膜切除術(EMR)と比べると出血はあるが組織へのダメージは少ないようです。
切除時は鎮痛剤の効果のせいか痛みは全くありませんでした。
そもそも大腸そのものには痛みを感じる神経が通ってないようですね。
切除したのは4箇所、2年半の間に1箇所増えたっていう事⁈
でも全部取ってしまって気分的にスッキリしました。

今回、日帰りでなく入院を選択したのは間違いでした。
入院前夜に下剤を飲んで入院当日に腸洗浄そして施術、ここまでは外来と同じですが入院の場合は点滴が翌日まで続きます。
調べたら止血剤が入ってる訳でもなくOS-1と同じ点滴です。
着替えは出来ないしトイレ行くにも点滴同行です。
前回の胆嚢がんの時は開腹手術で術後が大変なので個室にしました。
今回は軽い処置なので相部屋ながら良く眠れました。
今朝になってお腹が少しチクチクしますね。

昼食はお粥が出て午後退院します。
まっすぐ自宅に帰り今夜は素うどんでも食べます。

向こう一週間は禁酒!
刺激物は避け消化の良い食事を摂るように言われてます。
土用の丑の鰻はお預けです。
夏バテしないか心配です。


〔男の料理〕 親子丼とキュウリとハムのマヨサラダ

2023-07-20 08:16:00 | 料理


家庭菜園でキュウリが毎日採れるようになりました。
親子丼とキュウリのサラダを作りました。
親子丼も菜園で採れた玉ねぎを使います。
みりんより砂糖の方が甘味がまろやかです。
今回サラダはキュウリとハムだけでしたが春雨を入れてもマヨネーズとマッチして美味しいですね。

料理して料理酒もみりんも在庫が無いのに気がつきました。

ランキング情報に惑わされるな!

2023-07-19 09:00:00 | 日記


自戒の意味を込めてのタイトルです。
暑くてキャンプも旅行も出かける予定がないので自宅でネットサーフィンする時間が増えてしまいました。
そこで目にするランキング情報の多いこと!
・移住したい都道府県ランキング
・道の駅ランキング
・人気のレストランランキング
・行ってみたい温泉ランキング
・乗って疲れないバイクランキング
などなどキリがありません。

ついついタイトルに釣られて読んでしまったり….。
だいたいガッカリする内容です。

何を根拠にランキングしているのか詳しい分析データーは掲載されてませんし一種のPRですかね⁈

これだけランキング情報が氾濫するとタイトルかぶりでもう何だかかわからないカオス状態です。

ランキング情報に惑わされず自分で確かめれば良いだけの事ですね。


涼を求めて信州は過去の話し⁈

2023-07-17 09:55:00 | 日記


信州も命の危険を感じる猛暑が続いています。

暑さで外出を控えているので散歩に行けないワンコもストレスがたまっています。
それでもこの辺は早朝は涼しいのでワンコを庭に出してあげます。

来月(8月)は愛知県へ高校の同窓会に出かける予定ですが信州に移住し35年、すっかり信州人の私にとって愛知県の暑さは厳しいでしょう。 
信州もここ20年で年間を通して急激に気温が上がった気がします。

私が暮らしている地点の標高は700mです。
標高100m上がるごとに気温は0.6度下がり海岸で30ならここは26℃弱のはずですが実際にはそうなりません。
フェーン現象で山を越えた風が吹きおろし気温が上がります。
受け売りですが特に西風は白山連峰、飛騨山脈、木曽山脈と山を越える度に温度が上がるそうです。
信州で涼を求めるなら標高1500m以上は行かないと。
そこが高原なら陽射しを遮るタープなど必要ですね。

まだ見頃の庭の紫陽花でも眺めながらエアコン入れて涼みます。