信州気まま暮らし

定年退職後の信州で日々の暮らしと思いを綴る。

〔バイクDIYメンテ忘備録〕スクーターGD125 速度上がらない!

2023-07-05 10:06:00 | バイク・クルマ整備


台湾スクーターGD125(グランドディンク)で今日も買い物に出かける。
キャブ車なので暖気運転しセンタースタンド立てて10000pmまで空吹かしてみる。
エンジンは調子いい。
いざスタートし幹線道路に出てアクセルを回すが加速が鈍い!
これはマズイと脇道に入るが40km/hまでしか出ない(汗)
メンテして昨日は調子良かったのに…。

これでは志摩リンみたいにスクーターで高ボッチにキャンプ行けないではないか⁈
かなり焦るがトラブルが遠方でキャンプの行き帰りでなくて良かったと前向きに考える。

買い物中止してガレージに戻りケースを外す。
ドリブン側はメンテしたばかりなのでベルトとドライブ側を疑う。

ベルトは以前から少し伸びていたがアイドリング時にケースに当たってカタコト音がしている。
出かける時の空吹かしで完全に伸びきったか⁈ そんなアホな⁈

そしてドライブプーリーを外そうとするがプーリーフェイスが外れないしビクともしない。
反対側から押せないのでプーリーの間に角材を挟みハンマーで叩いて押し広げる。
するとプーリーフェイスが少しガタついたので手で引っ張るが外れない。

覚悟決めて最終手段に移る!
ドライブシャフトの遠心力でプーリーを外すことにした。
外れたパーツが勢いよく飛び出すのでベニヤ板でガードしてエンジンを回す。
少し回してカランコロンと音がしてようやく目的のプーリーフェイスどころかウェイトローラーまで全部外れた。
(危険なので真似しないでください!)

規定値以上のトルクでプーリー側のナットを締めたのが要因だろう。
以前、プーリーフェイスが外れたので思っきり締めてしまったのがいけない。

プーリーはアルミでシャフトは鉄製だからプーリー側のネジ山が削れて金属粉がネジに詰まってしまうのだ。
まだ何とかプーリーフェイスのネジ山は大丈夫そうだ。

ウェイトローラーも磨耗していたので今度は10gから標準に近い12g(アドレスv125用を流用)に変更する。

注文部品が届くまでパーツクリーナーでケース内やパーツ類の洗浄だ。
プーリーフェイスにシャフト側のネジ山と細いピンを使って金属粉を取り除く地道な作業が続く。

※DIYメンテは自己責任です。

=メモ=
・ドライブベルト型番: 23100-KKC2-900
・ドライブ側締め付けトルク:58Nm




〔バイクDIYメンテ忘備録〕GD125 トルクカム分解

2023-06-30 09:46:00 | バイク・クルマ整備


キムコグランドディンク125Xを整備したが加速が悪くしばらく50ccと一緒に走る(汗)
125ccながら250ccクラスの大柄なスクーターがこの状態では後続車に迷惑がかかるので走行中止して原因を探る。
きっと駆動系の問題だがドライブ側は以前ウェイトローラーやプーリーなど一式交換して500kmも走ってない。ベルトも交換した。
したがってクラッチ側のプーリーを疑う。それとリア側は分解整備した記憶がない。
たぶんクラッチとかトルクカムだろうと見当をつけ雨で出かける予定もないので整備することにした。
トルクカムを分解してみるとスプリングやフェイスなどススだらけで真っ黒だ。
グリスが殆ど飛んで焦げた状態でこれではトルクカムの動きが悪いわけだ。
ついでにクラッチも分解してみるがシューもスプリングも大丈夫のようだ。
パーツクリーナーで洗浄してグリスアップ、使用されていたのはモリブデングリスのようだが今回はより耐熱のグリスを使用した。
あとは外した順番の逆に戻していくだけだ。
そしてアクシデント発生!
ナットを締めるとタイヤが手で回らなくなってしまった。
クラッチ問題なかったしそれにまだエンジンもかけてない。

余ったパーツは無いはずと付近を見渡すとワッシャー1枚(画像赤マル)を発見した。
だが今度はこれをどこに組み込のか分からない。
ナットを緩めると手でタイヤが回るからワッシャー1枚分のオフセット数mmがずれているがワッシャーの位置はカムトルクカバーよりも内側のトルクカムの方だと推測、それでまさかと思いながらパーツリストで確認すると順番はスプリング→カバー→ワッシャー→ロックナットだった。
径もピッタリでここにワッシャーを使うとはつゆ知らず(流石に台湾メーカー!)、スクーターのトルクカムはどれも同じ構造と思ったら大間違いだ。

分解する時にスプリングでロックナットが飛び出したがワッシャーの存在に全く気付かなかった。

整備する前にマニュアルやパーツリストでの予習は大切だと実感。

最後は無事作業は完了しセンタースタンド立てた状態だがアイドリング時のガタゴト音も無くなりエンジンの吹き上がりも良い感じだ。

雨が止んだらテスト走行に行くとしよう。

※あくまでもDIYメンテは自己責任です。

=メモ=
・総走行距離:21000km
・2wayレンチ39mm/32mm 
・次回点検時マーカー確認

〔バイクメンテ忘備録〕GD125 整備

2023-06-15 12:31:00 | バイク・クルマ整備


スクーターでキャンプに行くので久しぶりにキムコGD125を整備した。

〔整備内容〕
①ドライブシャフトの増し締め
②エンジンオイル交換
③左アンダーカウル交換

①ウェイトローラーを交換した時の増し締めが不十分でナットが外れた苦い経験があるので念のため再度増し締めをした。
また外れるようならドライブシャフトは交換せず廃車する。
②このバイクもオイルを食う。継ぎ足ししていたが今回はオイル交換した。
③アンダーカウルがひび割れしていたので新品と交換。2点のボルトで止めてるだけなので完全に割れると脱落しかねない。
いつだったか獣道に突っ込んで行って左ミラーを壊してその時のダメージだと思う。

=メモ=
エンジンオイル 交換
前ディスクブレーキ OK
後ディスクブレーキ OK
ライト、ウィンカー、ホーン OK
タイヤ前後 OK
前ホイールシャフト OK
後ホイールシャフト OK
ブレーキフルード量 OK
エンジン OK
バッテリー比重 OK
ドライブベルト張り OK





〔ジェベルDIYメンテ忘備録〕プラグ交換

2023-03-29 12:45:00 | バイク・クルマ整備


中古で購入したジェベルのプラグを初めて交換した。

焼け具合は問題なかったので予備として携行工具ケースに入れる。

今まで暖気後にアイドリング(回転数)が上昇していたが落ち着いている。
プラグをレンチで外す時に妙に軽く回ったのでここから2次エアーを吸っていたのかもしれない。

消耗品交換作業はひと通り終了した。
・エアーフィルター
・Fブレーキパッド
・ブレーキフルード
・Rブレーキシュー
・前後タイヤ
・エンジンオイル
・オイルエレメント
・スパークプラグ

=メモ=
プラグ:NGK 7162 DR8E
交換時メーター:27700km
次回交換時メーター:30700km



ジェベル125 タイヤインプレッション

2023-03-28 17:25:00 | バイク・クルマ整備


ジェベル125のタイヤを交換してテスト走行したので新調したタイヤのインプレッションをレポートします。

新:IRC GP21(フロント)GP22(リア)
旧:DUNLOP TRAIL MAX

どちらもデュアルパーパスですがTRAIL MAXはオン寄りに対しGP21/22はオフ寄りの配分でオフロードを走行するとその差は歴然でした。

今までダートの段差や荒れ具合を判断し少しシートから体重を浮かせないと滑りそうで速度を落としハンドリングにとても気を使いました。
新調したGP21/22では荒れた道もシートに座ったままで安心にアクセルを開け加速できます。
20代後半に私のSX200と友達のXL250で林道ツーリングに良く出かけた頃の感覚が戻ってきて嬉しいです。

舗装路はブロックパターンの割にゴツゴツせずグリップ感はあります。
濡れた路面はテストしてませんが出来ればバイクで雨の中は走りたくないですね。

装着していたタイヤが経年劣化で正確な比較は無理でしょうが見た目もジェベルに合うしとても満足です。

荷物をおろしてキャンプ場を拠点にしての林道ツーリングが今から楽しみです。