信州気まま暮らし

篤姫紀行一人旅 ② 鹿児島市内観光

→篤姫紀行一人旅①の続き


夕方ホテルに着いて今日は朝から移動で疲れたし明日からの観光に備え外出せずくつろぐ。
綺麗なホテルで天然温泉源泉掛け流しで疲れを取る。スパも用意されている。
夕食は自然遺産記念と題した「奄美の鶏飯御膳」だ。
スタッフさんにお茶漬けの説明をしてもらう。
量も質も十分で生ビールも旨い!🍺

早めに就寝して翌朝またお風呂へ♨️
朝食はバイキングでメニューが豊富で大満足!
とても清潔でサービスも行き届き高評価★

ホテルをチェックアウトし九州新幹線を見に鹿児島中央駅へと向かう。
飛行機に電車と乗り物大好きシニアはまだ見ぬ電車に興味津々なのだ。

入場券購入して新幹線ホームに出ると「さくら」が停車中だった。
新大阪まで行くんだとびっくりしたら他にもっと停車駅の少ない「みずほ」もあるんだと自分の何と予備知識の足りないことか。
それにしてもロングノーズだねぇ。

コンコースの観光案内所でカゴシマシティービュー1日券(市電・市バスも乗り放題)を購入し乗り場へ。

観光循環バスは30分毎に運行だがまだ20分もあるから腰掛けて並んで待つ。
お隣の男性が話しかけてきて東京から高速バスを乗り継いで昨日は福岡から鹿児島に着いたとの事。
個室付きバスの話しで盛り上がる。こういうバスの旅もあるんだなぁ。
そしてカゴシマシティービュー(観光循環バス)に乗り込んで鹿児島城(鶴丸城)を散策したいので西郷隆盛像前で降りる。

しばらく堀沿いを歩き2020年に再建された御楼門から城内に入る。
お殿様はこの正門から篤姫は裏門から入城したようだ。

石垣には西南戦争の無数の弾痕が残り激しい戦闘が繰り広げられたんだと実感する。
風化も進んでるかもしれないけど意外と弾痕は大きく玉に当たったら痛いでは済まない。

城内は美術館などの建物が占め石垣と再建された御楼門しか当時を偲ばせるものは残ってない。
なんて思いながら美術館を見学し当時の官軍の制服の小さいのにびっくりする。ほんと子供服サイズだ。
これでは黒船と同じく異人と戦さにならない。
ちなみに島津斉彬は身長170cmで当時としては高身長だったようだ。

次に「薩摩義士碑」バス停に向かう。
時は270年前の宝暦年間、幕府の命で木曽三川の治水事業を薩摩藩が担当したが難工事による事故や疫病そして工期の遅れの責を負い自刀したりと多くの薩摩藩士が亡くなった。
5月25日は平田公園で慰霊祭が執り行われるそうだ。

ここでバスに乗って次は篤姫が生まれた島津今和泉家の跡地を訪ねる。

個人の私有地なので敷地内は入れない。通りから当時の石垣だけが残る。
とてもマイナーな場所でバスを降りたのは私とご婦人お二人だけでご一緒に次のバスが来るまで歓談しながら周辺を散策する。
色々と面白いお話しありがとうございました。

次は鹿児島なら誰もがきっと行くであろう島津家別邸「仙巌園」。


お腹が空いたので早めに昼食タイムにする。
レストランの窓越しに桜島を見ながら美味しい料理に舌鼓をうつ。

御殿に移動し腰掛けて中庭の池の金魚に目をやる。
庭園そして桜島といま正にお殿様と同じ景色を見ていると思うと感無量だ。
ほんと絵になるなぁ。


敷地内に島津斉彬は反射炉や機械工場(集成館)など建設し藩の近代化を推し進めた。
知ってはいたけど尚古集成館は今年9月末まで耐震工事のため休館中でとても残念。

良い天気で蒸し暑い中、次のバスをベンチに座って待つ。

この後は時間に余裕あるから小松帯刀別邸に行く事にする。
鹿児島中央駅前から路線バスに乗り換える。
今度は市バスでなくて南国バスだから1日乗車券は使えない。小銭を用意する。
かけごしバス停の降車は自分だけで超マイナーなスポットだ。

案内板を頼りに緩やかな坂を登っていくと古い石垣が現れた。
ここ小松帯刀別邸は坂本龍馬も訪ねたと云われる。ここで帯刀と龍馬は日本の夜明けを共に語ったのだろうか。
小松帯刀は肝付家から小松家の婿養子となった
NHK大河ドラマ「篤姫」で描かれたように尚五郎(後の帯刀)と於一(おかつ:篤姫の幼名)との触れ合いはあったのだろうか。
身分的には肝付家は島津分家の今和泉家より格下だが領地を持つ諸侯だから問題ない。
今和泉家と肝付家が地理的に近ければその可能性はあったかもしれないが本邸の位置が調査不足で分からなかった。(肝付家仮屋敷は現在の喜入小学校)
などと考えながらバス停に着いて帰りの時刻表を見るとまだ時間があったので向かいのパン屋さんでホイップ入りあんぱんとコーヒー(無料)で休憩する。パン美味しいしエアコン効いて涼しい。

鹿児島中央駅から今日の宿泊先の指宿へと向かう。
篤姫紀行一人旅③ 呑み鉄本線で指宿のはずが.. - 信州その日暮らし

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鹿児島中央駅から枕崎指宿線で快速なのはなに乗る。全線非電化単線だから電車でなくキハ200系気動車の2両編成だ。ちなみに沿線の菜の花は今年は1月に咲いたとの事。早すぎる...

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コメント一覧

その日暮らし
こんばんは
コメントありがとうございます。
以前から訪ねたかったのですが私もNHK再放送で後押しされました。
篤姫と尚五郎ゆかりの地を訪ね当時に思いを馳せ良い旅でした。
sora_kai
おはようございます、
大河ドラマで篤姫楽しんで観ていました、今再放送で楽しんでいます、
篤姫の足跡を訪ねる旅いいですね、
私も出かけて見たくなりました。

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