


30年前に一度訪れました。勤務地だった大阪から同僚とバイクで彼はXL250Sで私はSX200Rでツーリングし宿泊したしらびそ高原も近くです。
下栗の里は日本のチロルまた最近は日本のマチュピチュと呼ばれています。
なぜこんな標高1000m近くの急斜面に集落があるのか不思議ですが、どうも南斜面で畑作には陽当たりが良いのと河川域での自然災害を避けてここに落ち着いたようですが諸説あります。
信州では小川村や旧大岡村など高地の集落が往々にして存在します。
でもこんな急斜面の集落にはびっくりです。
畑も収穫した芋が転がるような斜面です。
ここで一泊しましたが南アルプスの眺望と満天の星空は最高でした。
コロナも落ち着いてきたし「全国旅行支援」使って今度はバイクで出かけます。
ロンドンで開催中の「ABBA Voyage」 コンサートが話題ですね。
メイキング映像を観ましたが40年前当時のままのメンバーが3Dアバターでステージに登場し華やかに歌いプレイしとてもリアルです。着替えの時間まである凝りようです。
今日の一曲はアバのメンバーであるアグネタ・フォルツコッグにスポットをあて彼女のアルバム『A』から
「戻れない二人 (I Should've Followed YouHome)」です。
正直なところソロで活動していたとは全然知りませんでした。
イギリスの国民的ボーカルグループのテイク・ザットのメンバーであるゲイリー・バーロウとのデュエット曲です。
原題を直訳すると「(あの時)家まで連れて行けばよかった」 なのに日本語タイトル「戻れない二人」のギャップは何だろうって思いましたが歌詞を読むとしっくりきます。
恋人だった二人が再会し挨拶みたいに始まるトークが何か切ないです。
この曲はリスナーとしても若かりし絶頂期にアバが解散し時が過ぎてアグネッタに出会えた感動と重なります。
アバを聴いて彼女の高周波で共振するようなヴォイスがとても不思議に感じました。アナログ時代なのでデジタル処理はしてませんね。
この曲でもゲイリーとのデュエットでその響きは健在です。
なお、この貴重なデュエット映像はYouTubeのBBCチャネルで鑑賞できます。
日本でも「ABBA Voyage」コンサートを実現してほしいけど無理ですかね。もしカーテンコールで本人達(本物)が登場したらびっくりです。
当時はビージーズやピーター、ポール&マリーなどコーラスグループが流行っていましたね。
私より一回り上の団塊の世代の方は詳しいかと思います。
「とても寒くて暖かいカリフォルニアはいいなぁ」みたいな他愛のない歌詞ですが畳みかけるようなコーラスが今でも新鮮で印象的です。
ミッシェル、キャス、デニー、ジョンの女性2人男性2人からなるグループですがミッシャルとジョンが夫婦だったとは最近まで知りませんでした。
不倫したりくっついたり離れたりたと色々あったみたいです。
『ホールド・オン』がヒットした”ウィルソン・フィリップス”のフィリップはミッシェルの娘チャイナさんなんですね。二度びっくりです。
1998年ロック殿堂入りのレセプションでキャス亡き後の3人が久しぶりに歌っているのをYouTube で観ましたがこれが公では最後ですかね。
ご存命なのはミッシャルだけのようです。
時の流れは容赦なくて寂しい限りです。
次回は同じく男女2名づつ4人組メンバーのアバを取り上げます。