小沢問題をどのように見るか。
[2011年02月09日(水)]こぶな将人氏ブログ転載
2http://blog.canpan.info/kobuna/archive/98
最近の報道では、一番を「八百長問題」に譲った観はあるものの、
依然として国民的な関心事となっているのが、小沢氏の強制起訴に
伴う国会での証言を求める動きでありそれに伴い、小沢氏が民主党
を離党するか否かの判断であります。
元々、現在の民主党代表の菅直人氏は、脱小沢路線を突き進むこと
で、国民の支持を拡大してきた経緯があり、言葉を選んで言うと、
同様のパターンを踏むという非常に単純な発想から行くと、この
まま小沢いじめを続けることで、国民からのこれ以上の支持率の
低下を食い止め、自民党の理解を得ることを考えていると思われ
ます。
ただ、私どもから見ると、国民の支持を失った最大の原因は、昨年
9月の尖閣問題でのあまりにも、国家ということが分かっていない
対応にあり、今回内閣改造により、一つ「戦犯」としてマスコミ
から相当なバッシングを受けてきた仙谷氏をはずしたことで、
ミソギは済んだものと思っているのかもしれません。
しかしながら、こうした国家のもっとも大切な問題に全くかかわって
いないということは決してあってはならない事でありますし、
おそらく、菅総理の判断の元で、那覇地検の発表という事態に
至ったものと思われますので、国民はそうした事実を認識して上で、
国家を託することは出来ないと、直感的に理解されているものと
思います。
従いまして、小沢問題がいかになろうと、菅直人氏の総理としての
支持が長期的に観て上がるということは決してないと思うのですが、
おそらく彼は全く理解せず、小沢切りに熱中していることと思います。
さて、話がそれてしまいました。実は、今回お伝えしたい事は、
ジャーナリストの上杉隆氏がこの問題のポイントを理解している
ようですので、転載いたしますが、まず大切な論点として小沢氏の
疑惑そのものは、現時点ではほぼ解消されているということです。
私も、ニュースを聞いてショックだったのですが、小沢氏と言えば
「陸山会」「西松建設」という二つの固有名詞が出てくるのですが、
実は、現時点ではこの二つの事件そのものが、ほぼ立件されることが
なくなった、ということでありました。
かく言う、私自身も陸山会事件に関して街宣活動で小沢氏を徹底的
に追及したものの一人でありました。ところが、評論家の上杉隆氏
のツイッターで知ったのですが、現時点において、あの事件
そのものの証拠が不十分になっているとのことであります。
【以下、ネット記事より転載いたします】
「週刊上杉隆 2月3日号より」
2http://diamond.jp/articles/-/11000?page=
(1)水谷建設事件、(2)西松建設事件、(3)陸山会事件――。
この二年間、記者クラブメディアが散々大騒ぎし、小沢氏の
「政治とカネ」の問題だとして紙面や放送時間を費やしてきたのが、
この三つの事件だ。
ところが、今回もあるはずのこの三つの事件は跡形もなく消えている。
代わりに登場した「罪状」が、はるか以前から指摘されてきた、
政治資金収支報告書の「期ズレ」の問題である。
【以上、転載終了いたします】
この実態を確認されたい方は、上記ネット記事をご覧頂きたいと
思いますが、驚くべき事に、法的に小沢氏の罪とされるものの根拠
がきわめて薄弱なものになってしまっています。私は、法律の専門家
ではないので、断言できるだけの知識はないのですが、最も説得力の
あったこととして、政治的な対局に位置する社民党の福嶋党首の言葉
として「この裁判は明らかにシロ」といっていたことが象徴的でした。
現在、国会で追及している自民党の石破氏などは、こうした事実を
ご存じの上で、国会で厳しい追及をしていたのでしょうか。
いずれにしても、自民党も「野党化」してしまったように見えますが、
国民にはこうした事実は全く理解されていないと思います。
これは、大手マスコミは、一応報道してはいるものの、明確に国民に
伝える努力をしているかというと全くそうしたことはなく、
ほとんどの人は、依然として小沢氏は悪い事をした政治とカネの問題に
ついて、裁かれなければいけない、と思われているのです。
これは、非常に恐ろしいことだと思いました。
こうした小沢氏の状況を民主党幹部も知っていながら、国民に対して
説明することもなく、単純な発想で支持率回復のためという事で、
党内の意見を脱小沢へ向かっているように見えます。これは、非常に
危険なことだと思います。現在の民主主義の根本をなすところでは
ないでしょうか。もちろん、小沢氏周辺を含む一定の勢力は
こうした判断に対して大きな反発をするものと思われ、
国会での波乱の要因になることは間違いありません。
( ・`ω・´)
。