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NHK中国語講座テキストの内容は、危険だ。

2011年10月23日 00時00分00秒 | リバティ、幸福・ 関連記事 

NHK中国語講座テキストの内容は、危険だ。
 

[2011年10月20日(木)]

こぶな将人氏、ブログ転載

私は、以前、中国に出張したことがありその縁で、
中国語を勉強することがありました。

最初は、同じ漢字を使用している事から、相当
甘く考えていたのですが、実際は全く異なる言語であり、
結局、学習がほとんど進まない中で、現在に至っています。

とは言いつつも、思い出したように半年に一度は語学を
勉強するモチベーションが突如上がり、また下がると
言う繰り返しになって居るのですが、実は、
一度勉強してみようか、と思いたち
『NHK中国語講座テキスト5月号』を購入しました。

そして、初級編と応用編について、学習を進めて
いたのですが、応用編の内容について、大きな
違和感があり、本当にこの内容は日本人が学習すると、
悪い影響をもってしまうのではないか、と
危機感をもちましたので、今回ブログに
アップさせていただきました。

この5月度テキストは、もしかしたら書店で
手にとってご覧いただけるかもしれません。
ぜひパラパラッとご覧いただきたいと思います。

このNHK中国語講座の講師は甲南大学経営学部教授の
杉田俊明氏と言います。
この方がどの様な思想背景をお持ちの方か、
よく分かりませんが、結果として、
首を傾げざるをえない内容になっています。

さて、肝心な内容についてお伝えしたいと思います。

元々、NHK語学講座は、4月開講で半年間の期間で
一通りのカリキュラムが終了することになっています。

したがいまして5月度は、開講後一ヶ月後であり、
4月の内容は全く知らない中でありましたが、
中国語の勉強としては非常よかったことは
言うまでもありません。

ところが、苦労して、日本語に訳した後の内容が、
大きな疑問が残るものでありました。

さて、舞台は、中国に所在している日中合弁企業
での出来事であります。ある日、社員の王課長と
佐藤さんが、田中部長に呼び出され、
岡田総経理(社長)が、労働者代表から給料の
昇給の要求が出され、もし聞き入れられないと、
ストを行う意思がある事を告げられます。

日本側の管理者たちは、かなり慌てるのですが、
中国側管理者の楊董事長(代表取締役会長)が、
この問題をうまく解決することになりました。

あたかも日本人には問題解決能力がないかの
ような印象を与えます。実際は反対のケースが
多いとおもうのですが。

このケースに関連して、テキストでは、
中国人のある中堅社員の言葉として、
日本人管理者たちの管理能力について大きく
疑問を提示しています。

例えば、中国に長期間滞在しているが、
常に日本人だけで固まっている、中国の情報を
入手する努力をしていない、中国人労働者と
距離がありすぎ、ほとんどコミュニケーションが
とれていないなどと

よく、ここまで言えるなあ、と思えるくらい
一方的な言い方になっていました。

特に、情報入手については、以前に触れましたが、
ネットでは新たな動きがある中、ある新聞紙の
名前をあげて、その新聞が中国の労働者の声を
代表しているかの言葉がありました。

ちなみに、私も、一人の『日本人管理者』と
して中国に赴任していましたが、指摘されて
いることについて、否定はいたしませんが、
逆にどれだけ中国での経営が難しいか、
実体験してきました。

例えば、まず中国人労働者同士で、調和をとる事が難しい。

すぐ喧嘩が起きる。無断欠勤が多い。すぐ、
手抜きをする。また元々、流動性が極めて高い地域
でありますので、簡単にライバル会社に移動して、
前の会社の機密事項をバラす、などなど。

また、日本では今年停電で、大変な騒ぎになって
いましたが、中国では停電はしょっちゅうです。

ただし、ほとんどの方が、慣れているので
日本のような社会的な混乱にはならないのです。

また、このテキストに挙げられていた中国の新聞紙
ですが、人民日報とまではいかないものの、

実態としては共産党政府の意図をくんで編集されて
いる可能性が高く、個人的にはほとんど
『労働者の声』を伺うことは難しいのでないか
と思います。

ようするに、中国全体としてGDPでみると
世界第二位なっているのかもしれませんが、
実態としては近代資本主義社会になっていない
という事がいえると思います。

そうした実態を知らない日本の経営者が、
人件費の安さで工場を移す事がいままで多かった
と思います。

表面的には、一つの価格を下げる事につながって
おり、売り手にとっては好ましい現象にも
見えますが、現場は大変な苦労をしている事
ご理解いただきたいと思います。

その一つの例として、例の毒入り餃子事件があった
と言えます。

あの事件について、中国側の反応は鈍かったのは、
ある意味、中国国内ではよくある事件であったから
ではないかと思ってしまいます。

そうした実態について、あたかも
『日本人の管理が悪かった』というイメージを
植え付けかねない発信をしていることで、
このNHKの中国語講座担当講師の杉田氏および、
それを許容しているNHKにたいしては、大きな
違和感を持つと共に、今後このような発信が
つづくのであれば、受信料払っている立場として、
国益を踏まえた放送をしていただくよう、
国民運動を展開することも必要ではないか、
と感じるこの頃です。


今回は、たまたま勉強しようとしていた
中国語のテキストの内容について疑問を
感じましたのでアップいたしました。
 
http://blog.canpan.info/kobuna/

 


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